【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/8 Day-5-5 《夢ト村》


旧夢ト村は廃墟になっていたが土壁で美しかった。

今は死んだ村のようになっているが、

地震前の村人が生活しているときに行きたかった・・・


旧村を見終え新村に向かっていると、急にお腹が痛くなってきた。

だんだん傷みが増してきて、もうダメ・・・

村の公衆トイレに駆け込んだ・・・

下痢・・・

腹痛がもっとひどくなり、トイレから出れなくなった・・・


あまりにも長くトイレから出てこないから、JJちゃんが心配するほど。


もともと体調が悪いのに、無理して旧村を回ったから下痢になったのかな・・・?


下山し汶川まで戻ったが、足は傷でズキズキと傷み、頭もガンガンする。

体のだるさも酷く、今度は腹痛・・・


今までは内臓は大丈夫だったが、今度は腹痛も・・・


私の体は悪いとだらけ・・・


悪い菌が体内でどんどん増殖しているような感覚だった。

私、どうなってるんだろう・・・


狂犬病にしては潜伏期間が早すぎる。

しかし、ここまで体調が悪くなると、抵抗力がなくなり、いろんな悪いウィルスが増殖してしまいそう・・・

それが一番こわかった。



JJちゃんもお腹の調子が悪く、私たちは夕食は食べに行かず、果物を買って宿に戻って食べることにした。



宿に戻ると、前日からいる男性一人と、ダブルルームにカップルが泊まっていた。


JJちゃんは、リビングで中国人客たちと雑談していた。


私は部屋に戻り、ベットでぐったりしながらもバナナや葡萄を食べる。


少しすると下痢が酷くなりトイレと部屋を行き来していた。


私は下痢などめったにない。

数年に一回程度。

腸が強い私が下痢になるなんて・・・

下痢ってこんなに辛いんか・・・って初めて思った。







【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/8 Day-5-4 《夢ト村》


新・夢ト村から旧・夢ト村へは、たまたまインタビューしていた前の葡萄棚の横の小路から行けると言う。

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この写真の右側に細い小路が下に伸びていた。


=旧・夢ト村=

・標高1950m

・村の移転が終了した2016年現在でも旧村には8世帯が残り住んでいる。

・四川大地震で、この村で48名が死亡した。

・2010年にこの村の上に新しい村ができた。移転後この村は廃墟になった。

この村はもともとチャン族の伝統様式建築の民家が残っていたため、地震で崩壊したがそのまま村ごと野外博物館になった。


●汶川から夢ト村 行き方

 夢ト村へは、汶川からバスなど出ていない。車をチャーターして行く。





新村から下に伸びる階段を下っていると、村人が上がってきた。


この女性にもインタビュー

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今は新村に住んでいるが、下に畑が残っているため、畑仕事の帰りだった。


旧村の周辺には畑が広がっている。

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旧村へと降りて行く。


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昔の村は、壁だけが残っていた。


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残っている民家の門

(もしかして地震後に復元した物かもしれない。)


塀や家の壁、門は残っていて、だいたいドアには鍵がかけられてあった。


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だれもいない…ゴーストタウン。


そう思っていると、畑帰りの村人が歩いてきた!

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夕方遅くになると、畑仕事を終え家に戻る村人たちとちらほら出会えた。


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家の門の横の塀の上に、白い尖った石があった。

これは家を守る神聖なる石。


その家も門のドアの横には、郵便ポストのような穴がある。

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これは、門の鍵。

この穴に手を突っ込み、奥に木で細工をしているカギがあり開ける。

木の細工の鍵は、それぞれの家で違う。


今は、観光客が来るし、住民は新村に移転しているため、上の写真のように南京錠などで施錠をしていた。



門の上には、住所の番地まであった。

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運転手兼ガイドが門の鍵を開けてくれ、2軒の家の内部を見せてくれた。

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家の内部は、玄関上の小さな窓1つ。

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その上の屋根と壁部分にも換気用の広い隙間があった。

けっこう寒いと思う。


玄関入って正面

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二階もあった。

階段が無いがどうやって上がるのか聞いたら、当時ははしごがあったらしい。

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1つの部屋は4畳半ほど広さ

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村の中央部の一部にこんな立派な謎の建物があった。

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震災後に造られ、管理人の男性がいたが見るのもは何もない。

建物内には何もない。誰もいない。

震災の助成金だか援助金だかで作られた。

めっちゃ無駄…


建物の前には看板があった。

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英語、日本語、韓国語での表示があった。


この他にももう一か所、村の端っこ、景色が一望できる場所に、震災後に造られた立派だが無意味で謎の建物があった。

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地震後、政府の援助でこの施設が造られたが、一年後にはこのように廃墟になった。


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窓は破壊されていた


政府としては、震災の教訓を忘れない為に崩壊した村をそのまま保存し、観光客の為にこのような施設を造ったみたい。

しかし、それほど観光客など来ることなく、あっという間に無駄な建築物になってしまった。


村の端っこにあり、そこからの景色は素晴らしかった。


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正面に見える山々は3000m、4000m級の山。(もしかするともっと高い山かも?)

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旧夢ト村から山側を見ると、少し上に新夢ト村がある。


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【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/8 Day-5-3 《夢ト村》


夢ト村で、前日インタビューをしていた老人たちを探していたが、見つからなかった。

村には人がいない。


やっといた人たち。

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チャン族の刺繍は、毛糸で縫い色がはっきりしている。



さらに村を散策していると、家の前で老人たち男女5人ほどがいた。

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JJちゃんが声をかけ、インタビューを開始すると、体調が悪そうな私に座れと椅子を貸してくれた。


私は絶不調・・・

JJちゃんのインタビュー中、私は頭が割れそうに痛く、全身もだるく、睡魔も酷く、しんどくて目を閉じていた。


老人たちが、私の顔色が悪い、唇が紫だけど、この人は大丈夫なのか?と心配してくれてたらしい。


JJちゃんのインタビューが終わり、私の疑問を質問した。


この家の前に、葡萄が実っていた。


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私;「この葡萄はいつ植えたのですか?」

村人;「8年前に植えた。 地震後この村に来てから植えた。

    今はやっと収穫できるようになった。」


新・夢ト村は、地震で民家がほぼ全滅し、村がそのまま上に移転した。


新・夢ト村の標高は、2000m

旧・夢ト村の標高は、1950m


村人は全員新しい村に移転したわけではなく、今も8世帯が旧村に住んでいるという。


インタビューしていた老人の一人が今も旧村に住んでいるという。

その老人は住み慣れた家の方がいいらしい。


移転した人に今の家はどうか聞くと、「新しい家もいい」と言っていた。


この村は、旧村のすぐ上に新しい村が造られたため、畑もそのまま使われている。

その為、村人は今も自由に旧村へ行き来している。


崩壊した村は、そのまま保管され、野外博物館になっている。





【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/8 Day-5-3 《汶川》


朝昼兼用の食事(湯豆腐)を食べ終わったのは3時頃だった。

もう夕方前だし、体調も悪いから宿に帰ってもよかったが、

いろんな事情があって昨日の続きで同じ村に行くことにした。


前日は私が犬に噛まれてしまうハプニングがあり、まともにインタビューできなかった。

スケジュールが押している。


3時過ぎからチャーターしてる車で2000mまで登り「村夢ト村」に行った。

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赤い看板の手前の道を上がっていく。


JJちゃんは、昨日インタビューしていた人たちにもっと詳しく聞きたいらしい。

村に到着し車を降り、昨日インタビューをしていた人たちを探しに、村の一番上の道まで歩いて行く。

足の傷は疼き、相変わらず頭が割れそうに痛く、首、肩が重く痛い。
昨日より体調が悪い・・・

思い出すだけでも恐ろしい自分の事件現場へと近くなってきた。
昨日の犬がいないか気になる。
いたら今日は逃げないと!

キョロキョロしながら村を歩き、事故現場近くまでの行ったとき、
家の敷地内にいたーーー!!!

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昨日もこのように寝ていた!
(近づくと危険なので、この写真は望遠MAXで撮ってます)

狂犬病ウィルスを持っている犬って、昼はおとなしく寝ているが
夜になると狂暴になるとか。

この犬は、狂犬病ウィルスを持っているんだろうか?

たぶん大丈夫と思うねんけどなー?

もし、この犬が狂犬病ウィルス保持してたら、今は生きていない。
狂犬病ウィルスを持ってれば、2週間以内に死ぬ。

その後の犬の様子を聞きたくて、

村人にあの犬の飼い主を聞いたけど、みんな「知らない」という返事だった。


あの犬はやっぱ野良犬か???



【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/8 Day-5-2 《汶川》


海外旅行保険会社に問合せると、私が加入している保険は治療費は出る。

病院までの交通費も出る。

(それは知っていた)


一番知りたかったのは、ワクチン接種の為に滞在が伸び、予定帰国日に帰国できなくなったため飛行機を新たに購入しないといけなくなった。

その分を保険で補ってもらえるのかが知りたかった。


結論。


私の加入している保険(保険会社)では「出ない」と言われた・・・


中国は医療費が安いから、治療費はそんなに負担にならない。


帰りの飛行機を新たに購入しなくならなくなったのは痛い・・・


私が購入していた飛行機は安かったため変更不可。

キャンセルも不可だろうな・・・


新たに飛行機を予約しないと。。。


乗れない飛行機代、新たに乗る飛行機代。

Wの出費になってしまう・・・


帰りの飛行機安く買えたと喜んでたけど、安いチケットだからどうにもできない・・・

安いチケットというのは、こういう事なのか・・・


体調も悪く、傷も疼き、飛行機代の出費もかさみ、ため息しか出ない・・・


隣のベットでJJちゃんも、内定先の企業への返事で頭を抱えていた。





昼の2時過ぎお互いやることがひと段落し、ご飯を食べに行くことにした。


JJちゃんは下痢が続き、私も体調が悪い為、宿のオーナーに教えてもらった湯豆腐を食べに行った。


汶川の豆腐は全部手作りで新鮮で有名らしい。

(中国って豆腐がおいしいと思う)

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この豆腐、店のおっちゃんが毎朝作ってるらしい。

本当にめちゃくちゃおいしかった。

タレなどつけずそのまま食べるほうが豆腐の風味が味わえてすごくおいしかった。

口にすると、すごくなめらかで、今までに食べたことがないくらい豆腐の風味が広がり、ふわふわ~と豆腐が溶けていく。

私が今まで食べた豆腐の中で、ダントツにこの豆腐はおいしかった。


回鍋肉を頼んだが、すごく油っぽく、これはウッときた・・・

チャン族の豚肉料理は、すごく油っぽい・・・


この豆腐を食べさせてくれるお店は、私たちの宿がある高層マンションの側面にある1階の店舗。

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この高層マンションの、手前側面にある店舗。

この日は、体調が悪く店の写真を撮るのを忘れてしまった・・・

名前もわからない・・・



プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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新・夢ト村
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私を襲った犬だ!!
2017年03月10日 (金)
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