先日「NHK・BS世界のドキュメンタリー」で、最近のイエメンを画いたドキュメンタリー番組をしていた。

深夜24時からの放送ということもあって、私は録画していた。
一昨日、その番組を見て、びっくり!!!

な、な、なんと!!
私の知り合いのイエメン人が番組の最初から出ずっぱりで、
名前まで字幕で紹介されているではないか!!!

そのドキュメンタリーの内容は、
私の知り合いイエメン人の「ケイズ」の目を通したイエメンでの革命運動の様子だった。
ケイズは、ジャーナリストのガイドをし、ジャーナリストが滞在中、ずっと一緒に行動をともにしていた。
ジャーナリストはケイズに今のイエメン、昔のイエメンがどうだったのかインタビューをする。

ケイズのお父さんの写真まで写っていた!
「あーーーー!!!
おとうさんーーーー!!!」
思わずテレビ画面に向かって叫んでしまった。
写真が遺影のように家に飾られていたってことは・・・
お父さん亡くなったんやろか…?

彼の弟も何度か登場した。
私が出会った時、弟はまだ小学生だった。
ケイズに似て男前だった。
すごくかわいくて、1日一緒に他の村に行ったこともある。
私は弟にいらなくなった服をあげると、翌日その服をきてくれていた。
あのかわいい弟がこんなに大きくなってるなんてー
それを画面を通じて知るなんてーーー
信じられへん~

このドキュメンタリー番組は、イギリス制作だったと思う。
この番組は日本だけでなく、世界各国に配信されている。
ケイズがドキュメント番組で世界に配信されてるなんてー
彼は知っているのだろうか・・・きっと知らないだろう・・・
まさか遠く離れた日本でも流れているとは思っていないだろうな。


私がイエメンに行ったのは2000年の8月。
当時、ケイズは超男前だった。

2008年の夏、ちーちゃんがイエメンに行くことになり、
私はケイズの旅行会社を紹介し、ちーちゃんにケイズへのお土産を託した。

ちーちゃんは無事ケイズと会うことができ、写真もしっかり撮ってきてくれた。
「ケイズ、元気やった?」
「かおりさんの写真では超男前でしたけど、今のケイズは全然違いましたよ」
ちーちゃんが撮ってくれたケイズの写真を見てびっくり。
まるで別人、おっさん。
「これ、ほんまにケイズ?」
「そうみたいですよ。かおりさんのこと覚えてたし」
ちーちゃんは、ケイズから私へのお土産も預かってくれていた。

ちーちゃんのあの写真を見てなかったら、私は今回の番組を見ても
あのケイズだとは絶対気付かなかったと思う。

ちーちゃんがイエメンに行った時、ケイズは旧市街でホテルを経営していて順調なようで安心していた。
しかし、アラブの春以降、イエメンにも飛び火し、今のイエメンは危険で観光客が以前のように入れる状態ではない。
首都サナアに入ったとしても、郊外には行けない。
番組内で言うてたが、そんなことから観光客が激減し、ケイズの経営していたホテルも倒産してしまったらしい。
ケイズは借金を抱え、生活が厳しくなているようだった・・・

NHK・BS世界のドキュメンタリーのHPにもケイズが紹介されている。
「平穏か改革か~イエメン 市民の選択~」

番組では「ケイズ」と字幕が出ていたが、NHKのHPにはビミョーな発音の関係でか、ケイズを「カイス」として紹介されている。


イエメンでは、私は2人の日本人男性と1週間ほど一緒に行動していた。

1人はかづを君。
彼とは帰国後も何度か会ったり、連絡を取り合っている。
すぐにかづを君にケイズの事でメールした。

しかし、もう1人のじろちゃんとは、この10年間ほど全然連絡を取っていない。
彼はイエメン帰国後、欧州に赴任し仕事で欧米諸国あちこちを飛び回っていた。
そんなことから連絡が途絶えていた。

今回のケイズのことで彼にも教えてあげたい・・・
あ、、、そういえば・・・
ずいぶん前、会社のアドレスで連絡があったのを思い出し、今でも使われているのかわからないが、そこにメールした。
すると、じろちゃんから返事が来た!

しかも、今は日本に帰っていて東京勤務だという。

「かおりドン、今東京って!?
じゃ、ご飯ご馳走するよ!
会おう!」
ってことで、急きょ、今晩会うことになった。

じろちゃんは、今まで旅先で出会った人物の中でも1.2を争うほどの強烈キャラで超おもろい。
彼の話しに引き込まれっぱなしになる。




今朝、ナミビアで知り合ったサトシからメールがあった。
サトシはじろちゃんとは全く面識がないが、
最後に「今晩都内で超面白キャラのじろちゃんと会うねん♪」と書いた。
すると「俺も会いたい」と返事が。
ってことで、今晩、12.3年ぶりにじろちゃんとの再会となる場面にサトシも加わることになった。

7/2の昨日、イエメンで自爆テロがあって
スペイン観光客6人とイエメン人のガイド2名が死亡

場所は、サナアから車で2~3時間のマーリブ。
ここは、シバの女王の王国があった場所で、当時の遺跡が出てきて
観光コースとしてイエメンに行く人のほとんどが訪れる場所です。

と、言いながら、私はマーリブには行けてないんですよねー
ここへ行くには車をチャーターしなくちゃ個人では行けないんです。
ツアーオフィスに行って料金など聞いてたら、
今日、マーリブに行って戻ってきたという日本人男性2人と知り合ったんです。
話を聞くと、当時はまだ今のように遺跡が発掘されてなくて、
「砂の山を見に行ったようなものだった」と不評だったんです。

彼らは、翌日から5日間車をチャーターしてイエメンの各地に行くというので、
私も便乗させてもらったんですよ。
5日後、彼らと別れて気が向けばマーリブに行こうかとも考えたんですが、
車をチャーターして砂山を見るより、サナアの街をブラブラしてる方が楽しくて、
結局行かなかったんですわ。

で、今回のテロの話ですが、13人のスペイン人観光客の団体やったみたいですね。
そら、目立つわ・・・

イエメンはまだまだ昔のアラブ色が濃い国です。

街では女性はほとんど見かけません。

男性はジャンビアという半月刀をお腹に刺して歩いています。


アラビアンナイトの世界に迷い込んだかに感じる国が

イエメンなんです。


日本ではイエメンと聞くと、「怖い」とイメージする人が多く、
こうしてテロのニュースが流れると、「やっぱり危険な国だ」
という認識をしてしまいます。

私が行った二〇〇〇年は、団体客は見かけませんでした。
たぶん私が泊まるような安宿は街の中心にあり、
団体客が泊まるような高級ホテルは郊外にあるので、接点がないのかもね。

私が利用していた現地ツアーオフィスには、
ヨーロッパ人のバックパッカー(個人旅行者)が、何人か訪れていました。
ヨーロッパ人というか、白人はなぜ肌を露出したがるんでしょう?
いくら夏だからといって、女性が街では見かけないくらいイスラーム色が強い国で、
短パンにタンクトップはあかんやろう~
男性だけじゃなく、女性もTシャツなんか着てるしぃ~
胸の形丸見えやん!
イエメン男性がそれを見てどう思うやろう?
普段イエメン女性は黒いアーバヤ(マント)で覆って、
肌どころか顔もベールで隠し全身黒尽くめ。
それなのに、体のラインが出る服を着るのはどうかと思います。

現地の人々に不愉快な思いをさせてはダメだと思うんですよねー

イスラーム色が強い国に行く時は、男性でも半袖、半パンは着ないようにしましょう!
そして、女性はスカーフで髪を隠し、肌の露出は禁物。
体のラインが出ないお尻が隠れるような長袖のダボダボのシャツに
ダボダボのズボンが良いでしょう。
スカートだと足首まで。

で、私はというと、
イランで買った黒いロングコートに黒いスカーフに
黒いベールをかぶってイエメン人になりきってました。
でも、ここまでする必要はないかも?
2007.7.3.jpg

それだけしててもテロの標的になることだってありえます。
ハッキリ言って、これは「運」だと思います。

日本にいてても、事件に巻き込まれて人に刺されて亡くなるかもしれへんし、
普通に歩いてて、交通事故に巻き込まれるかもしれへん。
どこに行こうが、事件に巻き込まれるときは、巻き込まれるねん。
って私は思うんですよねー。

でも、勘違いしないでくださいね!
私、危険だと思う国や場所には絶対行かないですよ。
けっこう用心深いんです。

プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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