近頃の記事が、旅行記からずいぶんかけ離れた裁判傍聴の話しばかりになってしまってすいません。
裁判傍聴がえらい気に入りまして・・・

また、7/29(火)に、午前中から裁判傍聴に行ってきました。
朝から終わりまで見てたので、29日は数え切れないほど傍聴しました・・・
ちょっと疲れました・・・
傍聴は、全神経を耳に集中させるので、座ってるだけだけど、法廷の緊迫した空気もあって、
むちゃくちゃ疲れます・・・

梅田から走って地裁に到着したものの、その日は裁判の数が少ない・・・
大阪高裁の裁判もない・・・
それに事件内容のバラエティが少ない・・・ 
裁判所はもう夏休みモードか??
一回目の傍聴が良すぎただけ??
がっかりしながら、目的の裁判傍聴へ。

以前にも書きましたが、裁判傍聴は、当日入口横に置かれたファイルで調べ事件と法廷番号、
時間をメモって、聞いてみたい裁判を傍聴します。
法廷がある部屋の前の壁に、その部屋の今日一日の裁判予定表が貼られている。

法廷(傍聴席)に入るのは、ドアが左右2つあり、そのドアはちょうど目線の位置のところに
10×20センチほどの小窓が付いてるんです。
その小窓から内部を見て、被告人はどんな感じか、傍聴人が多いか少ないか、
裁判予定表の内容と確認しながら、入るか入らないか各自の判断。

法廷中なら、そーっと静かにドアを開け、一礼をして傍聴席に着きましょう。
法廷内では、私語、雑談、録音、撮影は一切禁止。
とても静かなので、少しの物音でもひんしゅくです。

「裁判が始まる前と後に全員起立をし、一礼をしなくてはならない」って聞いていたんですわ。
でも、始まる時、裁判長の「それでは、裁判を行います」って言うものの、誰も立つことも無く、
淡々と裁判が始まります。
ほら、ドラマや映画のように、木槌で叩いて「みなさん静粛に!!」なんて、あのようなことはしません。
ちゅーか、木槌はありません。

終わりは裁判長が「では、これで裁判を終わります」と言うと、全員起立をし、礼をします。
傍聴席でいる被告人家族、被害者家族は知らない人が多く、起立をしない人も中にはいますが、
もしあなたが裁判傍聴する機会があればちゃんとしましょう!

それと、途中退席の時は静かに席を立ち、ドアの所で立ち止まり、裁判長に一礼をします。
まぁ~誰も見てないですけど、裁判傍聴のマナーだそうです。


大阪地裁の法廷は、ワンフロアには20以上の部屋(法廷)があって、それが10階まであるから、
毎日たくさんの裁判があるんですわ。
でも、案外ニュースで流れているような裁判ってまだお目にかかってないんですよねー
ま、まだ2回目ですけどね。
それに、裁判表には「詐欺」、「覚せい剤取締法違反」、「窃盗」、「殺人」とか、
むっちゃおおまかなことしか書いていないので、どの事件なのか、法廷に入って聞いてみないとわからないんですわ。
これはどこの裁判所でも同じようです。


私が傍聴に行った翌日(7/30)、31歳の独身女性が出会い系で知り合った学生の彼とグルになって、
地下鉄で痴漢被害を装い男性からお金を脅し取ったっていう裁判が行われていたんようです。
近頃は、裁判のニュースが流れると、「うわー!この裁判今日やったんかーーー。行きたかった~」
っと悔やみ、この事件は見覚えある裁判長なのか、ニュースで流れる法廷内の一瞬の映像をじっくり見て、何階のどこの法廷なのか・・・など見るようになりました。


最初ビックリしたのが、傍聴席では、被告人関係者(家族)と、被害者家族が同じ席に座るんですわ。
詐欺事件でも、被害者は腹わたが煮え返るほどなのに、殺人となれば傍聴席は被害者と被告人関係者と同じじゃーないようがいいのでは・・・と思ってしまいます。
ヘタしたら乱闘騒ぎになってもおかしくないですよね?

席だけでなく、出入り口も同じ。
以前書いた主婦による6700万円の詐欺事件では、法廷後、被害者たちが被告人の旦那に詰め寄る騒ぎになってました。

29日に見た裁判でも、みるからにイカツイヤクザ集団たちが通路でイザコザがあり、緊迫した空気が流れてマジでビビッてしまいました。
私以外、みんな一旦出た法廷に逃げ込み、通路には映画に出てくるようなイカツイヤクザ10人以上と、取り残された私だけで、マジで怖かったです。

法の裁きをうける人って悪い事をしてる人じゃーないですか。
傍聴席にはけっこうガラが悪い身内か親族や、その筋っぽい人がいたりするんですよねー
それなのに傍聴席や法廷では、警察もガードマンも誰もいないんです。
何ででしょうねー?
各フロアに1人は警備員がいたほうがいいと思うんですがねぇ~

この記事を読んで、「私、僕も裁判傍聴行ってみようかなー?」って思った人いるかな?
8月に入ると裁判は長い間夏休みに入ります。
裁判官、検事や裁判所が夏休に入るわけではなく、裁判事態がお休みの期間に入ります。
「お盆休みにちょっと行ってみよう!!」って張り切って行っても、残念ながら裁判は1つもやってないですよ~

大阪地裁は、8/9~27まで裁判はお休みです。


裁判は開かれたものなので、裁判傍聴するのは決して悪いことでも特別なことではありません。
いよいよ来年から始まる裁判院制度。
裁判院に選ばれてもうっとーしがらず、犯人の心境をじっくり考えてみましょう!!


【裁判傍聴記】 『主婦による6800万円架空投資詐欺』

3人による不動産詐欺は、話がややこしく、途中から入廷した私には事件内容が理解しにくく、
30分ほどして退散。

次はどこの裁判にいこうかなー?と、何気に隣の部屋を見たら被告人が40代女性。
頬にはシミがあり、やつれていて、むっちゃ痩せてる。
見るからに、覚せい剤で捕まったんちゃうか!って思わせるような風貌。

ここの法廷は、傍聴人が今までで一番多い。
被告人と同年代の女性が多く、被告人の姉妹か身内かな?
後で知ったけど、傍聴席に座っていた8人ほどの女性たちは被害者だった。
もしかして私も被害者の1人と思われていたかも?

事件内容は、被告人は、11%の配当があるととウソの架空投資話をもちかけ、約1億ものお金を集めた。
今だ返金されていない金額は6800万円!!

1億ものお金を集められるって、いったいどれだけの人に話を持ちかけたんやろう~?
それに、このやつれた女性は、どれだけの人脈があるんやろう~?
見た目、オーラも派手さもなく、どちらかというと、ひん蘇な女性やのになぁ~・・・
彼女の人脈の広さに驚いた。
そんな女性が、どのような手段で1億円ものお金を集めたのか興味がそそられた。

証人に犯人(被告人)の旦那が登場。
旦那は40代後半か50歳代の白髪頭でよれよれのスーツを着て、やつれた様子。
見るからに、この夫婦は貧乏神が付いているような感じで、お金とは縁がなさそう。

まずは弁護士による証人質問。

弁護士:「あなたが奥さんがこのような詐欺をしていたことはいつ知りましたか?」

旦那:「捕まってから知りました」

弁護士:「でも、一緒に住んでいて、奥さんが急に収入が増えてんだから、家での様子が少し変ってくるでしょう」

旦那:「私は毎日仕事で、帰宅も遅く食べないことも多く、夕食も今までと変らない物だったので、全く気づきませんでした」

次に検事からの質問。
この検事、まだ若くて背も高くかっこいい。
そんな検事が、ズバズバと証人の旦那に質問をする。

検事:「あなたねー 被害者はまだまだいるんですよ! お金を作って被害者に返したって言うけど、たった200万でしょ!何百万と奥さんに渡したのに、たった200万じゃー1人1万円も戻らないってことでしょ!どうするんですか!!」

旦那:「僕も一生懸命集めたいんです。でも集まったお金は200万しか用意できないんです。私も生活がありますし・・・これ以上は返済できないんです」

検事:「あなたの奥さんはまだ6800万円返さないといけないんですよ!
もっとお金を工面する方法を考えないといけないでしょ!
家を売るとか、それが出来なのなら、あなたがたの親族や親にお金を工面してもらわないとダメでしょ!
そういうことをしましたか!」

旦那:「・・・・・・・・」

沈黙がえらい長く続く。
検事が、もう一度同じことを言うと、
弁護士が、「意義あり!!」と大声で阻止。
うわっ!ドラマの世界や~
なぜ意義ありなのか、検事と弁護士が法廷でやりあってる。
検事は、ふとした拍子に「証人には黙秘権という権利がありますが、この質問は答える義務があります」
と言ったとたん、旦那は、「黙秘します」とアホの一つ覚えのように、黙秘権を使った!!!

うわぁっ!!! 奥さんも奥さんなら、旦那も旦那やのーーー
「黙秘します」の言葉で、隣にいた被害者たちが、怒りと呆れた様子で
言葉にならないため息のようなものがもれた。

この被告人は、どのような人たちからお金を騙し取ったのかといいと、被告人家族には小学校に通う娘がいて、その学校の親たちを騙したという。

この裁判は、一般主婦が起こした事件とは思えな内容でとにかくドロドロで、私は開いた口が開きっぱなし。
裁判長も「いろんな事件を見てきましたが、あなたのような一般主婦1人が起こした事件とは思えない内容だし、金額もすごいし・・・ それに、この状況なら、途中でヤバイって気づくもんでしょう。
でも、あなたはヤミ金からも借金をして自転車操業になっている・・・
このような詐欺事件は普通犯人が姿をくらますけど、あなたは追い詰められた状態になっても、
いつものように家で生活をしていた・・・
ちょっと理解しがたいですね・・・」

細かいやりとりはいっぱいあるけど、むっちゃ長編ブログになるのでおさまりきれないっす。

その日の裁判は1時間。
本当は被害者の証人質問があったんけど、調書を読むだけで時間かかり、
旦那の質問、本人の質問をしていると、もう時間がなくなり、被害者証人は一週間後の7/27(火)になり裁判は終わった。

私は、法廷のドアの前にこの裁判の内容が書かれている用紙をメモっていた。
すると、傍聴席に座っていた被害者たちが、文句を言いながら出てきた。
その後に、旦那と弁護士が続いて出てきた。
法廷で争ってるのに同じドアで出るって、これってすごいなーと思いつつ、出口ドア付近にいた私は場所を譲った。
すると、被害者たちが、私のすぐ横を通過していた旦那の腕をつかんで、
「ちょっとさっきの証言はどういうことですかっ!私たちに言うてた事と全然違うじゃーないですか! あの時は、全額返しますっていいましたよね!!
でも今日の裁判では、200万以上工面することはできないって、どういうことですか!!
なんとか言ったらどうよ!!!」
ものすごい怒っている。 そら、激怒するわなー

すかさず弁護士が、その中を割って入る。
旦那をかばうように自分の体でガードしただけではなく、黙っているだんなに代わって代弁した。

「その時は皆さんの前ではそう言ったかもしれないですが、被害者も家庭があって、生活をしていかないといけないので、貯金の全額被害者に出すことは不可能なんです」

理屈ではそうかもしれないけど、被害者の気持ちを考えると、
生活するお金があるのなら、少しでも返してよ!!
なんで悪いことをしてる人がここまで守られて、人から騙し取ったお金で悠々自適に暮らしてるの!?
って思いますよねー

被害者の中には、親の癌の治療費がかかるからって、11%の利率で少しでも治療費に当てようと、全治療代を被告人に預けて、今は親の治療費が出せなくなった人や、家庭崩壊して離婚した人、心労で倒れてそのまま亡くなったって人もいる。
被告人は、お金を集め400万以上もする車を買い替えたのに、その車を今も旦那が乗っている。
その車は処分し現金に変えて被害者に返すこともなく、今も高級車を乗り続け一軒屋で贅沢な暮らしをしてる。
被害者たちは、旦那にも怒りが爆発していた。

そら、怒るわぁ~

被害者は学校の父母たちだけど、犯人の子供がまだ学校に通っているので、
学校としても子供たちに影響があるといけないので、事件をおおやけにしていない。
だから、被告人が捕まっていることを知らない人もいれば、まさか自分が詐欺の被害にあっているなど知らない親も大勢いるのだとか。
この事件でやっかいなのは、同じ学校の親同士、最初に預けた人の中には11%の金利で、お金で儲けてる人もいる。
同じ学校で儲かった人と、騙された人がいて、親たちはみんなで腹の探りあい状態なんだとか・・・

架空投資詐欺を思いついたのは、去年の年末。
実際に集め出したのも、今年に入ってからのこと。
捕まったのが6月。
たった6ヶ月間で、約1億のお金を集め、被害総額6700万円って・・・

徳島では、2半々ほどで6億円を横領した60歳の女性がこないだ捕まった。
あの事件は息子に全部渡していたと言うけど、この主婦はそうではない。

そんな短期間で、一般主婦が使い切ることもないだろう。
6700万ものお金も戻ってないお金はどこかに隠しているって被害者たちは最後まで怒っていた。


この事件は、この裁判では終わらないでしょう。
この裁判は刑事事件。
被告人を裁く裁判であって、被害者たちはいくら激怒してもお金は戻ってこない。
お金を返してほしいのなら、今度は民事で争わなくてはなりません。
そうなると、被害者たちは弁護士を雇わないといけない。
お金を奪われ、奪いかいすには、またお金が必要・・・
こんな理不尽な事はないです・・・

学校の父母たちに事情を伝えて、儲かった人から少しでも返してほしいと訴えたくても学校側はそれを拒否。

詐欺事件を傍聴していると、やったもの勝ちと思えるようなことがいっぱい。
とっても矛盾を感じた。

一般主婦が後先を考えずに、なぜこのようなことをしてしまったのか、この事件を追ってみようと思います。
明日の被害者証人の法廷を傍聴してきます。



【裁判傍聴記】 『人口密度が高すぎる法廷』
~ 60歳代 男2人、女1人 不動産詐欺 ~

さっきまで10階の高裁の法廷だったけど、一旦その部屋での裁判が行われない為、
私は部屋を移動することにした。
どこに行こう~?
10階の他の法廷も、裁判が終わってしまっている。

一度、一階まで下りて、今日の裁判表を見直して、興味ありそうな裁判をチェック!

4階では詐欺事件がいくつかやっているみたいなので、4階へ行くことに。
被告人が3人の裁判を見ることに。
4階は高裁とちがって、法廷の部屋が狭い。
被告人が3人だから、関係者も多く、傍聴席も人が多い。
それに、3人には1人つづの弁護士がついていて、弁護士席には3人並んでいる。
大きな弁護士事務所なのか、後ろにもう1人の弁護士ももそれぞれいるから、合計6人もの弁護士。
正面の裁判官席と、弁護士席との間の角に、名札に「研修生」と書かれた若者が3人もいる。
ちなみに、みなさん知ってました?
裁判官は3人座っているんです。
中央には裁判長、両サイドは裁判官。
裁判は、この3人が話し合って判決を下すのです。
最高裁になれば、裁判官が増えます。

検事も3人いて、狭い法廷内は人口密度が高すぎ~

弁護士は、雇われ弁護士のようで、若くて意欲満々!
強気の口調で、被告人の悪事をフォロー
さっきの論点ズレズレのヨボヨボ弁護士とは、全然違う。

この事件は、被告人3人による不動産詐欺。
内容がややこしいのか、弁護士席、検事席、裁判官席には、調書の種類が山済み。
書類を作るだけで相当時間がかかってるやろう。
それに、30cmもあるような調書を最後まで読むんやろうか??

裁判の内容もややこしかったんで、私は途中退散。

裁判は、途中入廷、退散もいいのです。
でも、法廷中に出入りする時は、一礼するのがマナーなようです。



【裁判傍聴記】 『あっという間の裁判』
~50代男性 覚せい剤~

次に現れたのは、ガッシリ体型の白髪交じりの男性。
男性の罪は「覚せい剤取締り法違反」
被告人は、見た目、極々普通の男性。
この人、何で覚せい剤に手を出してしまったんやろう・・・?

こういう人、会社によくいてそう。
会社では、ユーモアたっぷりに話をして、社内の空気を和らげてくれそうなタイプ。
こんな人も覚せい剤を使用してたんやぁ・・・と、妙な感覚になる。

今日は判決の日みたい。
証人席に立ち、裁判長が読み上げる判決文を淡々と聞いている。

「判決主文、控訴を棄却し、懲役1年4ヶ月!!」

被告人は、表情一つ変えることなかった。

言い渡しが終わると、裁判が終わり、全員起立し一礼をする。
被告人は、また手錠をはめられ、腰縄もされ、警備員とともに退廷。
判決だけなので、5分もかかってない。




【裁判傍聴記】  『論点がずれまくり、突っ込みどころ満載の裁判』

2500万窃盗男の次ぎに法廷に入ってきたのは、若い女性。
まだ20代後半か、30代前半くらいだろうか。

被告人が女性だからか、警備も男性と女性。

証人は、口ひげを生やした50歳代の作業服を着た男性。
証人は、足が悪いのか杖をついていて、両手には汚れきった包帯を巻いている。

彼女のお父さんだろうか?
それほど年が離れてる。
でも、彼はお父さんではなく、被告人の旦那だった。

証人の宣誓が終わると、旦那である証人に弁護士からの質問。

このときの弁護士は、ヨボヨボのおじいちゃん。
事件の全容を言うのに、「え~」 「あの~」という言葉がやたら多くて、話の本題になかなか入らない。
要点を得て無いから、聞いてても意味がわからんし、この弁護士は証人に何を質問しようとしているのか
さっぱりわからない。
業を煮やした裁判長が、「時間もないから、早く要点だけ言って、ちゃんと質問して!」と言う。
が、弁護士は、裁判長に「まーまー、落ち着いて。わかった、わかった」と言うように
両手で静めるように裁判長に向かってなだめる。
おいおい、裁判長に向かってそのジャスチャーはないやろう~

弁護士は、証人に質問せず、ほとんど誘導尋問的な言い方をして、証人は、「はぁ~」としか言えない。
なんのための証人や??
裁判長:「早く証人に質問してください!!」
弁護士:「えー、じゃー職業を教えてください」
証人:「古物商です」

証人、歯がないのか、酔っ払ってるような口調で、なんかろれつが回ってない。

弁護士:「被告人は家で覚せい剤をしていた罪に問われていますが、
     証人であるあなたも以前覚せい剤を使用して捕まっていますね」

えーーーー! 証人の過去を暴露かい!!

弁護士:「あなたはもう覚せい剤をしていないといいますが、いつやめたんですか?」
証 人:「もうやってません」
裁判長:「いつやめたんですか?」
証 人:「ん・・・ ずいぶん前です」
弁護士:「だから、やめたのは何年前だと聞いてるんです!」

いつの間にか、証人が覚せい剤に問われているみたい・・・
それに、証人に口調が厳しくなってきてるし~

弁護士:「被告人の子供を認知したのは、つい最近ですよね?それはなぜですか?
     認知を拒んでいたと被告人の証言の調書ではそう書かれていますが、
     なぜあなたは認知しなかったのですか?」
証 人:「ゆうこが言うことを聞かなかったから」

全員:「・・・・・・・??」

答えになってないやん~

弁護士:「では、質問を終わります」

えーーーー!! 何が聞きたかってん~~
こんなズッコケ裁判ってあり??

今度は検事さんの出番。
検事:「あなたは子供を認知したもの最近だけど、結婚したのも最近ですよね?なぜですか?」
証人:「ゆうこが今までワシの言うこを聞かなかったから。
    でも、これからはワシの言うことを聞くって言うたから、認知もして籍も入れました」
検事:「あなたは仕事もしてないのに、子供を養っていけるのですか!」

エライ強い口調で説教しだした。
でも、証人は無職なんて一言も言うてないのに・・・ 

ずいぶん、証人が説教されっぱなしでいると、裁判長が口を開いた。

裁判長:「被告人は、なぜあなたの言うことを聞かなかったんでしょう?」
証人:「・・・・・・」考え込む。
裁判長:「では、被告人はあなたの言うことを聞かずに何をしていたのですか?」
証人:「酒を飲むと暴れるんです」

被告人は酒乱だった。

裁判長:「どこで暴れるんですか?」
証人:「立ち飲みやに行って飲んでは暴れ、道でも暴れるんです」

被告人はそんな風には見えへんけど・・・
どっちかというと、証人が大酒のみで暴れそう・・・

証人への質問は終わり、次は被告人質問。

弁護士:「なぜあなたは暴れたのですか?」
被告人:「お酒を飲むと暴れているようです。でも覚えていません」
弁護士:「なぜ、お酒を飲むのですか?」
被告人:「わからない・・・たぶん寂しかったから」

裁判長:「あなたは引越していますね。なぜ証人と住まなくなったのですか?
    普通、一緒に住んでいたら引っ越してもそのまま一緒に住むでしょう?」

それは強引な理屈では・・・?
裁判長には意図があって何か聞き出そうとしてるのかな?

裁判長:「引っ越してから、会ったりしていたのですか?」
被告人:「彼がたまに子供に会いに来てました」
裁判長:「あなたから会いにはいかなかったんですか?」
被告人:「遠いから・・・」
裁判長:「どれくらい?」
被告人:「自転車で・・・・15分」

それは遠いとは言わんやろう~~~

思わず突っ込みたくなるようなことばかり。

被告人はあくまで覚せい剤で捕まっているんですよ。
覚せい剤をどのように、なぜ使用したのか、まったく論点にならず、
突っ込みどころ満載の裁判は終わってしまいました。
いやぁ~ 不思議な裁判でした。


プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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