先日、京大法学部卒の知り合いから、連絡がありました。

「8/31飲み会があります。参加しませんか?」

何の飲み会や?
彼のセンスはなかなかなものなので、ちょっと興味があるなー
でも、翌日、会社の講演やしなー
前日遅くまで飲んる余裕がないんで、今回は、断わりました。
そしたら、

「知り合いの阪大の医学部教授の、
おもしろいお話を聞きながらのお食事会です。
テーマは『再生医学〜クローン人間はできるのか〜』」
食事と飲み放題で、会費は4000円。

おもしろそう〜
先日、深夜にNHKで、韓国のファン教授のクローン偽装事件の真相をやっていたばっかり。
やっぱり、彼の企画はいいねー

参加者は、いろんな有名大学の教授や歯医者さん。
みんなすごい肩書きやのに、
私の肩書きは、「旅行ライター」
私だけむっちゃ浮いてるやん〜

翌日の講演の練習を、お店でしようと思い、
予定より30分早めに行きました。
私が一番乗りだと思ってたら、もう男性がいました。
男性は、素早く名刺を出し、名刺交換。
名刺を見ると、『大阪大学 医学部 教授』と書いている!!
えー!
この人が今日の講師!?

教授は、私の名刺を見るなり、
「あー!ライターさん?
 僕、本が好きなんです。
 どんな本なんですか?」
本を見せると
「へー、イスラムの国に行った時の旅行記かぁ〜
 おもしろそうだな〜 じゃー、1冊買わしてもらうよ。
 生徒たちにも宣伝しておくよ」
「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!!」
本の話をしていると、徐々に人が集まってきて、
今日のテーマに関する資料が配られ、教授の話が始まりました。

『幹細胞とクローン、再生医学』

まずは、再生能力のある小動物の話から始まりました。
ふむ、ふむ、この話はおもしろいぞ!
皮膚の再生医療は、もう現実に行われてるけど、
人工皮膚を作っていた会社は倒産したんですって〜。
えー!そうなんやー
知らんかった!
今は注文受注でしか受け付けていないって。
人工皮膚は、やけどの患者の手術に用いられるけど、傷口を覆うぐらいの大きさが必要で、
その大きさまで培養するのも大変で、お金がかかりすぎるんですって。

教授の専門分野のES細胞の話に進むと、
一気に話についていけなくなりました・・・
みんな理解しているのか、用紙にメモを取りながら聞いている・・・
分からないのは私だけ!?
資料を見てもさっぱり分からん
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資料は全部こんな感じの内容。
教授は、噛み砕いて丁寧に話してくれてたけど、
う〜ん。。。分からん〜

結論から言うと、クローンマウス実験では、
異常なものが多く肥満や奇形がほとんどなんですって。
人間はマウスの細胞の何千倍あるんで、それを全部正常なものでないとクローン人間はできないんですって。
結論:クローン人間はできない!
以上!

でも、臓器ならいずれできるでしょうって。
今でもクローン膀胱はもう一般的に使用されてて、一つ30万ぐらいで作れるんですって。
膀胱は安いけど、他の臓器は1つ500万ほどなんですって。
なんせ、お金がかかりすぎるって。

教授の難しいお話は30分で終わり、後は食事を食べ飲みながら、お喋りタイム。
でも、話のレベルが高すぎる…
私なんて、クローンの元となる細胞はどれなのか分かっていなかったんです。
お恥ずかしい…

その他にも、胎児はいつから人と扱うのか?
これは、国、宗教によって、ずい分違うそうです。
カトリックは、中絶反対。
イスラム教は3ヶ月までなら中絶OK。
仏教は、決まってないんですって。
ほら、日本でも決まりはないでしょ?
どこの国か宗教か忘れたけど、胎児に神経が通うまでは中絶OKっていう考えもあるんですって。
神経は3週間ほどって言うてたかなぁ〜?
なんせ、すごい話がバンバン出てくるんで、全部覚えられませんでした・・・
ブログでみんなに報告しようと思ってたけど、私の席のまん前が阪大の教授で、すごい話に圧倒されっぱなしでした。

女性も参加されてて、みんなバリバリのキャリアウーマン風。
質問もテキパキと的を得た内容で、私はびびってしまいました。
私なんて、レベルの低い質問ばかり…。
でも、私が質問すると、教授は
「おっ!いい質問だね〜」
と、フォローしてくれているようでした。

立命館大大学院経済の教授も参加されてたので、
今の日本、これからの日本のあり方の話でも盛り上がりました。
この話は、興味津々!
これは、ついていけましたよ。

内容の濃い飲み会で、刺激的なお話をいっぱい聞けて、
とっても楽しかったです。

それにしても、そんなすごい教授達と一緒に飲んでるなんて、
私いったいどうなってるんやろう?
2006.08.31