仕事で大阪に来ていた空間デザイナーのはなちゃんが、
11/1(木)の夜、仕事を終わらせ我家に泊まりに来ました。
はなちゃんとは今からかれこれ13年前、カナダを旅したときに知り合いました。
ここ数年、大阪での仕事があり会える回数が多くてうれしいです。

2日は、はなちゃん念願の民族博物館へ。
私は先月行ったばかりなので、今回は展示物は見学せずに、
ビデオルームで少数民族の映像ばかり見てました。
民博は何度行っても飽きることなくとっても楽しいです。

実はその日(2日)は、ケンゴ君の研究発表の日なんです。
会場は、民博近くの阪大吹田キャンパス。
万博外周から自転車で15分もあれば行ける距離。
ケンゴ君の発表は3:30〜4:30。
今回の発表はスピーチではなく、ポスターセッション。
ポスター前で個々の質問に答えるスタイルだという。
お邪魔にならないよう、最後の方に少し会えればと3時半過ぎに民博を後にし
阪大へ向かいました。

時間に余裕があると思ってたけど、万博が広いことを忘れてました…
自転車置き場まで行くのに時間がかかり、阪大の門に到着したのは4時10分頃。
阪大吹田キャンパスもこれまたむちゃくちゃ広いんです。
ケンゴ君が発表するのは銀杏会館。
ネットで調べたら「コンベンションセンター」とも書いてたように思ったんです。
(これは私の勘違いでした・・・)
外観は見覚えあるから、なんとなく場所はわかるような?

私の適当な勘でその場所へ行くと、あるはずの建物が無い!
道行く人に「コンベンションセンターってどこですか?」
「あー、ずーーーっとあっちです」
ひえぇ〜〜 道を間違えてしまった〜
阪大は広くて道もいっぱいあるから途中何度も学生に尋ね、やっと会場に到着。
のはずが・・・、ネットで見た建物とはずいぶん違う。
近くを歩いていた学生2人に「コンベンションセンターってこれですか?」
「そうですよ」
「銀杏会館ってコンベンションセンターですよね?」
「銀杏会館とコンベンションセンターはまた別で、銀杏会館はもっとあっちですよ」
と、最初に行った方向を指差す。
「今あっち行ったんですけど、それらしき建物がなかったんです」
「僕たちも今からあっち方面に行くんで、よかったら一緒に行きましょうか?」
「ありがとうございます」
歩いていると、1人の男性が足痛いようで少し引きずっている。
「足痛そうやけど、どうしたん?」
「今、僕たちドッチボールしてたんです。
裸足でしてたら、足の裏の皮が破れてしまって・・・」
「じゃ、私の自転車に乗り。 私が歩くわ。 で、今何時ですか?」
「4:20過ぎです」
「えーーー!あと10分で銀杏会館まで行けますか?」
「自転車でもギリギリですねー。徒歩なら難しいです」
「じゃ、私走るわ」
「じゃ、僕も走ります」
最初は軽いジョギング程度と思ってたけど
「あと8分しかないです!急ぎましょう」
と、全速力で案内してくれる。
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私は今までこんなに早く長距離など走ったことがないから息が続かない。
「あーーー、しんどいぃーーー」
「普段、運動は?」
「そんなんしてるわけないやん〜。たまーにビリーしてるだけやぁ〜
それも一番楽な腹筋コースだけやぁ〜」
「それはダメですねー」
「自分ら運動してるん?」
「僕は運動部なんでこれくらい平気です」
なんとも足取りが軽やか。
「あっ!あと3分です。早く!!」
そう言うと彼は私のとの距離をどんどん離してゆく。
さすが若者。
体力の違いを見せ付けられました・・・
2007.11.2-2.jpg

息が苦しい・・・
肺機能の限界を感じる。
今までこんなに足を回転させたことがないってくらい足をフル回転。
「うぅ〜〜〜、しんどいぃ〜〜 もうアカン〜〜 あとどれくらいぃ〜?」
隣で私のコーチのように自転車に乗っている足を怪我した学生が
「あともう少しです。がんばって!」
「かおりちゃ〜ん大丈夫ぅ〜? 代わろうか〜?」
はなちゃんが心配そうに声をかけてくれる。
ここまで走ったのだから最後まで完走したい。
それに、はなちゃんはヘルニアで腰を痛めているから、
そんな彼女に走らせるわけにはいかない。

銀杏会館らしき建物がまだ見えない。
「銀杏会館どれやねんっ〜!」
「ほら、もう見えてきましたよ!あともう少し!」
隣で私のコーチ(?)が励ましてくれる。

8分間猛ダッシュで走りぬき、4時半やっと銀杏会館に到着。
私は息が乱れ足がフラフラになり、もう倒れそう・・・
「ありがとうぉ〜、ほんまありがとぉ〜」
そう言うのが精一杯。
「早く行かないと発表が終わっちゃいますよ。
僕たちは今から実験があるのでここで失礼します」
そういうと2人は去って行きました。

私が走った距離は1キロを軽く越えていました。
私は1キロ以上スピードを落とすことなく猛ダッシュしたようです・・・
一緒に走りぬいた同士、喜びを分かち合いせめて握手したかったけど、手を振るのがやっと。
私たちは急いでケンゴ君がいる会場へ!

後々考えると彼たちの名前も聞いてない・・・
阪大工学部の親切な学生さん、あなたたちのおかげでケンゴ君の発表を見ることができました。
一緒に走ってくれて、本当にありがとうございました。



2007.11.04