2/25(月)の朝9:10から、大阪高槻市にある今村学園という幼稚園で
長倉洋海さんの特別講演がありました。

この幼稚園での講演は14回目だそうです。

幼稚園で講演!? なんで?
と驚く人がいるんちゃいます?

幼稚園では、園児に長倉さんが世界のお話をするんです。

えー、幼稚園児に世界の紛争地の話ししても分からへんのちゃうのぉ〜!?
って思うでしょ?
私も半信半疑でした。
でも、ここの園児は長倉さんが来る前に事前に勉強をしていて、長倉さんのスライドを見ながら真剣に話を聞いていました。
きっと園児の親や先生が世界の話をちゃんとしてるんでしょうね。

今村学園という幼稚園は、前園長さんが世界に目を向け常にアンテナをはりめぐらせていて、1990年に長倉さんの講演を聞きに行ったそうです。
この話を園児にして欲しいと申し込んだけど、長倉さんは園児には無理と判断し断ったそうです。
園長先生と長倉さんの交流が始まり、長倉さんの世界の紛争地の写真集を園児に見せた時の反応など手紙で送ったそうです。
その手紙を読んで、園児が自分が思っていて以上に世界の事を受け止めていることに気づいたそうです。
それから、1994年から園児に世界で見たことを分かりやすく話しをしているんですって。
園児に話す前に、園児の親にだけ特別講演をしていて、そこに私も特別に参加させてもらいました。

園児の親のための講演なので、普通は入れないんですが、
長倉さんの「山の学校」の講演で知り合った人が特別に私に声をかけてくれて、
去年と今年も講演を聞くことができました。

今回の講演の数日前に、長倉さんは足を負傷してしまい、肉離れを起こしてしまっていて、
むっちゃ辛そうでした。
東京では松葉杖の生活をしていたけど脇を傷めてしまって、大阪には他にも講演があって泊まりだったので、荷物もあるから杖をついて来たそうです。

3/23にも富田林で長倉さんの講演があったそうです。
知ってたら行きたかった・・・

今回の講演は、最近ニュースでもまた出てきた「コソボ」
コソボのザビット一家の話しを中心にしてくれました。


長倉さんは何度かコソボの紛争地に足を踏み入れ写真を撮っています。
貧しいながらも家族が助け合って自分たちで家を作っている姿は、
ほんとうは大変苦しい生活を送っているんやろうけど、
長倉さんの写真からは悲惨さはなく人々は生き生きしてるんです。

私も日本では貧しい国と言われていたり、思われている国や地域に行くけど、
そういう所の方が、人々は親切で裕福な生活じゃないのに、通りすがりの私にご馳走してくれたり
(ご馳走言うても、豪華な料理じゃないですよ)
家に招いてくれたりすごい親切にしてくれるんですよ。
そして笑顔で迎えてくれるんです。
日本で、ここまで笑顔の人たちを集めるのは難しいちゃうかーって思うほど、
みんな和気あいあいとしていて、その空間にいるだけで私まで幸せに感じるんですよねー


講演終了前に、1人の母親からこんな質問がありました。
「今のご時世、暗いニュースばかりで、どのように子供を育てたらいいのか分からなくなってしまいます・・・どうしたら世界の紛争地の子供たちのように素直に育つんでしょう?」
(たぶん、こんな内容の質問だったと思う)
「僕も日本にいるとしんどくなる。
日本は情報があふれすぎていて嫌なことまで耳に入ってしまう。
今までだったら、自分の身の回りのことだけしか耳に入らなかったけど、
テレビやインターネットなどの情報が多すぎて、自分の器以上のことが耳に入ってしまう。
だから僕はニュースや新聞はあまり見ないようにしてます」

ニュースや新聞を見ないっていうのは驚いたけど、
私も日本にいると息苦しい。
日本のメディアは、すぐに答えを出そうとして、何もかもにスピード感を追求し、
すごい急かされているようにも感じてしまう。

学生の友人や若い友達も、自分の生きる道、したい仕事を探し続けてさ迷ってる。
私は自分の生きる道なんてどれだけ探してもその時の心理状態や、
自分に置かれてる環境、年齢によって考え方も違ってくると思う。
自分のしたい仕事をしている人など少数と思う。
そら、中には若いときから目標を見つけてそれに向かってる人もいるけど、全員がそうじゃなくてもいいと思う。
紆余曲折、挫折しながら、生きていくのはしんどいけど、学ぶことも多い思う。

長倉さんの話は、私の考えや感じてることと共通する。
長倉さんの本を読みたいけど、今の執筆に影響しそうで・・・
だからまだ読めないんですよね・・・

本はもう手元にあるねんけどなぁ〜


2008.02.27