四川省成都に住む友人も心配ですが、
日に日に今回の地震が桁外れに巨大な地震だということが分かってきました。
阪神大震災の30倍だとか・・・
断層も300キロだとか・・・
何もかも桁がすごすぎます・・・

あちこちで生き埋めになっているにもかかわらず、
地震の翌日は強い風と雨で救出作業ができなかったんだとか・・・
「早く助け出してあげて!」と、もどかしさも感じながら、
「生き埋めになっている人がこの雨を飲んでしのげるかも?」と、いい方に考えたり・・・
地震発生から、生存のタイムリミットといわれている72時間は過ぎてしまったけど、
あの雨によって、もしかしたらまだ多くの人が生きているかもしれません。

日本人なら変わり果てた瓦礫の山を見て、重機がないと何もできないと諦めることでも、
中国人なら人海戦術でテキパキと自分たちの手で瓦礫を動かしているでしょう。
中国人は、日本人に比べると、行動がむっちゃ早いんです。
現地の人もみんな一生懸命助けようとしてくれているはずです。

今回の震源地は、四川省のチベット自治区の山の中。
いたるところで道が寸断されていて、震源地付近に近づけないとか・・・
昨日のニュースの映像の中で、エンジン付きのゴムボートで川を遡って震源地に行く手段をとっていました。
陸路より川を利用すると早いですもんね!
ボートもいいけど、私は
「中国は軍にすごいお金をかけてるねんから、こういうときこそすぐに
軍のヘリコプターや飛行機をバンバン出して、落下傘とかで山奥に入って
救出しに行ってあげてよ!!」
って思います。(素人の考えですが・・・)


テレビで地震の映像が流れ、重機はなくノミのようなもので瓦礫を砕いて
救出作業をしている姿を見たコメンテーターは、
「ノミなんかでやってたら助かる人も助からない。早く重機を入れて救出しないと」
と、中国政府の遅い対応を非難してました。
でも、地震って街が破壊したようになるから瓦礫は道にも散乱し、重機が到着するもの時間がかります。
地震での倒壊は、瓦礫をくだいて隙間を作って救出しないといけないから、
重機だけに頼るものどうかと思うんですが・・・

温家宝首相が、被災地に即現地に入りしたことを何度もテレビで流し、
報道をコントロールしているともいわれていますね。
でも、数日経ってから現地入りし、しかも数分間の滞在だけですぐ帰るどこかの国の大臣とは大違いだと思います。
パフォーマンスともいわれているけど、温家宝さんは、生き埋めになっている人の手を握り締め
励ましていました。
今もいろんな被災地を回って被災状況を自分の目で見て人道指揮に当っているそうです。
震災直後は、「人民たちよ一丸となろう」的なことを言っていましたが、
現場に足を運んでいるうちに、コメントも変わってきましたね。

それなのに、国内で聖火リレーをやってる場合ちゃいまっせ!


2008.05.15 
5/12(月)、中国の内陸に位置する四川省で大きな地震がありました。
日が経つにつれ現地の情報が入ってきて、今回の地震のすさまじさにただただ驚くばかりです。

HPの掲示板にも書いたんですが、10年前に南アフリカを旅したときに仲良くなった中国人がいるんです。
その彼や家族が住んでる街が成都なんです。

10年前、南アフリカに留学に来ていたヘンチーとは、プレトリアの安宿で知り合いました。
私が行った時、南アフリカはちょうどクリスマス休暇に入り、町がゴーストタウン化していて、
ヘンチーのホームステイ先の家庭は数週間海外旅行にいってしまい、彼は家を出ないといけなくなって、
私より1日早く安宿で泊まってました。
私はその宿で3日間いたんですが、たまたま安宿には私と彼だけしかいなかったんです。
(深夜寝静まってからギリシャ人女性が来たなぁ〜)
私とヘンチーは同じ東洋人で彼がすごい気さくだったこともあり、
私たちは一気に仲良くなり翌日の現地ツアーも一緒に行くことになりました。
夜には、宿のキッチンで2人で自炊をし、さあ、食べよう!って時に、
彼は「ちょっと待ってて!」と自分のベット(ドミトリーなので)に行き、
彼が持っていたCDを大音量でかけました。
お互いの声が聞こえないくらいの大音量・・・
まぁ〜、宿には私たちだけだったんで、こんなこともできたんでしょうね。
その曲は、タイタニックのテーマソング。
なんでタイタニックやねん〜???
2人でタイタニックの曲を聴きながら、笑ころげながら食べ、今でもタイタニックの曲を聞くと、
ヘンチーを思い出します。
ヘンチーと晩御飯


翌日も2人で現地ツアーに入り、南アフリカの観光地を楽しみました。
彼の行動は見てるだけでなんかおもしろいんですよ。
私のことを常に気にかけてくれ、いろんな事を話しかけてくれました。

夕食後には、「カオリ、散歩に出かけよう!」と私を誘います。
「え!?もう外は暗いよ。夜は危険だよ。」
「大丈夫だって!!何かあったら僕が助けてあげるよ!」
「でも、なんで散歩なの?」
「中国では夕食後は家族で散歩をするんだよ」
「なんで?」
「食べた後、散歩をすると胃にいいんだよ。だから夕食後は散歩に出かけるんだ。
さぁ!行こう!」
南アフリカといっても、その宿は世界でも一番危険な街、ヨハネスブルクのすぐ近く(車で30分)のプレトリア。
プレトリアはヨハネスブルクに比べると安全だけど、でも夜は出歩くのは危険です。
私の心配をよそに、彼は私の腕を引っ張って安宿を飛び出しました。
「ほら、大丈夫だろ。夜の散歩は気持ちがいいんだよ!ほら、星もいっぱいでるよ!」
ビクビクしながら周囲を気にしながら歩く私をよそに、
彼は危険という言葉を知らないのか、中国のようにどこも安全と思ってるのか、いつものん気。
「こうして夕食後の散歩をしながら家族といろんな話をするんだ」
彼は、自分の家族の話し、自分の故郷の話しをいっぱいしてくれました。
途中、公園を見つけると「カオリ!行くぞ!」と言って、公園の中へ走って行き、
ブランコに乗って「どっちが高く漕ぐことができるか競争だ!」と私をブランコに誘い、
私も彼の挑戦を受けて2人して子供のようにはしゃぎながらブランコを漕ぎました。
ブランコが飽きたのか、彼は滑り台を見つけて「カオリ!次はあっちだ!」と走り出し、
私も彼の後を追いました。
彼の行動は予測不可能・・・
彼が見つけた滑り台は傾斜70度ほどの急降下!高さは20m!!
こんな恐怖の滑り台見たことがない!!
それなのに、ヘンチーは怖がることもなく滑り台に登り一気に急降下!
「次はカオリだ!」
エッーーー!?私も滑るの!?
上に登ったけど、こんなん滑り台ちゃうで!
怖気づく私に、下からヘンチーが「大丈夫!僕が受け止めてあげるよ!」
両手を広げてくれるが、怖いものは怖い!
でも、滑らないと帰れそうもないし・・・
えぇーーーーーーーいっっ!
私は落下するように滑り落ち、ヘンチー大爆笑。
私はどうやって宿に戻ったか覚えていないほど恐怖の滑り台でした。

帰国後も何度か手紙のやりとりをしていて、「成都に来たら、我家で泊まって」といつも言ってくれていました。
彼は、私が初めて親しくなった中国人です。

成都でも950人以上の死者が出ていると聞き、彼や彼の家族が心配です・・・。

昨日の夜、京都留学生援護会の副会長の中国人英明君から今回の地震のことでメールがありました。
成都に友達がいることを話すと、
「僕なら中国語ができるし国際電話をして連絡をとってみます!」
とっても嬉ことを言ってくれました。
無事連絡が取れたらいいんですが・・・


2008.05.15