【2011.12.29 2Day-6】

午前中、麗江旧市街を軽く散策した。

正直言って、麗江はテーマパーク化されてて、もう人が住んでいる街ではない。
路地沿いは全てお土産屋。
裏路地に行っても、民家に見えるのは全て旅館。
麗江は、もう旧市街ではない、作られた一大テーマパークだと思う。

噂では聞いてたけど、ここまで酷いとは思わなかった。
私は、そんな麗江にがっかりした。

作られた街、麗江に少々嫌気がさし、少し離れた「白沙」に行くことにした。
白沙は、麗江古城の前の村。
白沙村に住んでいた人が、麗江を作り貿易の拠点にした。

白沙は、本来の古い町並みが残っているらしい。

歩き方に載っている白沙行きのバス乗り場は、もうない。

(※ 2012年帰国後、新しい雲南省の歩き方が発売されたが、
もう使用されていない白沙行きのバス乗り場がまだ明記されていた)


歩き方に記入されているバス乗り場はもうないが、違う場所からバスは出ているようだった。

新しいバス乗り場を探したが、高山病で頭が割れるように痛く、
私は頭痛と歩き疲れで、タクシーで行った。

基本観光客が白沙へ行くには、車をチャーターするか、タクシーで行くかになる。
タクシー代 麗江→白沙 25元(350円)

白沙 1

白沙は、さびれたお土産屋が数軒並んでいるが、観光客がいないから店員も暇そう。
門をくぐると、ナシ族の老人たちがおしゃべりしていた。

白沙 2

白沙 3

白沙 4


町並みはこんな感じ
白沙 5

白沙 6


白沙 7
家の2階や路地にはトウモロコシが干されてある。
薪もある。
これが人が住む村だと思う。
白沙 8

それにしても、この村には人がいない。
出会っても老人ばかり。
過疎化が進んでいるのだろうか…

やっと若者発見!
トサツした牛か豚の腸を丁寧に洗っていた。
白沙 9

余談だが、
日本では、肉はパック詰めされているからか肉を洗わない人が多い。
でも、他国では、肉を洗っている姿をよく見る。
イスラムの国では、肉を料理するとき、肉に着いた血を必ず洗い流す。
中国も絞めた後、温かいお湯で肉をきれいに洗う。


白沙も玉龍雪山からの雪解け水が村を流れている。
白沙 10
家の前の水路では、夕食の野菜を洗っていた。


白沙は1時間ほどで見終わってしまった。
それほど小さい村。
それに人もいないし、これといってみる物もない。
民家は塀に囲まれ、壁しか見る物がない。


白沙の入り口付近に2台ほどタクシーが停まっていた。
しかし、そのタクシーには乗せてもらえない。
理由は、観光客が往復で交渉しているタクシーだから。

トボトボ歩きながら、ヒッチハイクするしかないかーと思った時、
バスが来た!
麗江で白沙行きのバスはないと聞いていたが、どうやらあるみたい。
バス 1元(14円)

麗江新市街に近づいたころ、てきとうなバス停で降りた。

麗江⇔白沙 片道 20分ほど。


麗江の夜は、宿の部屋も寒い。
宿には、暖房設備はない。

シャワーは広すぎ寒々しく、服を脱ぐのが恐ろしい。
水が豊富な麗江ということもあり、シャワーのお湯をひねり
湯気でバスルームを温め、気合を入れて服を脱ぎシャワーを浴びた。
シャワーを止めると、あっという間に寒さが襲ってくる。

ベットには式毛布がないが。掛け毛布はある。
ベットには入ってみると、下からの冷え込みがあった。

寝袋を持参していたため、寝袋に入って眠ることにした。
が、寝袋の布が冷たく眠れなかった。
ためしに、途中寝袋を出ると、毛布に触れている方が暖かった。
しかし、下のシーツが冷たく背中が寒い。

夜中、あまりの寒さに目が覚めた。
体が冷え、トイレにも行きたい。
でも、部屋は真っ暗。
しかも寒く、ベットから出るのが恐ろしい。
トイレと寒さをひたすら我慢し、7時半までウトウトしていたが
もう我慢できず、トイレに起きる。
麗江の7時半はまだ真っ暗。
またベットにんに潜り込んだ。

1日目の夜は、寒くてほとんど眠れなかった…


2日目の夜は、前日の夜中の冷え込みを考え、
毛布を『コ』の字にし、下からの冷気を防ぐことにした。
毛布に挟まれ、2日目以降からは、少しは暖かく眠ることができた。

寝る時の服も、下着を着込み眠ることにしたら
ずいぶん寒さが防げるようになった。

麗江の夜、特に夜中はすごく冷え込む。
正月に行かれる人は、寝る時の寒さ対策をした方がいいと思う。


持って行ったカイロも使用したが、あまり効果はなかった・・・

雲南省は暖かいと言われてるが、
標高2400mの麗江は昼と夜の温度差があり、夜中は冷え込み寒い。



麗江旧市街の入り口となる北側に、大水車がある。

麗江 大水車

なぜか南米に生息するリャマが!
リャマ
このリャマと一緒に写真を撮るにはお金がかかる。

大水車前には柳の木がある。
女性たちは、この木で写真を撮るために、一人が撮り終わると、待っていた女性が一斉に場所取りをする。
そして、この柳の木でポーズをとる。
ポーズをとる女性

1枚撮っては男性が写真の出来栄えをチェック。
カップル

彼女はまるでモデル。
彼氏は彼女のカバンを持ちながら、彼女の一番いいショットを撮る。

中国の観光地では、このような光景はしょっちゅう見かける。

彼氏は女性のカバンを持ち、彼女のベストショットを撮る。
彼女はまるで女王様。
彼氏はカメラマンに徹しているように見えてしまう。

中国人カップルを見ていつも思うことがある。

彼女はけっこうかわいい。
スタイルもよくてきれい。
しかし、彼氏はというと、おっさんだったり、太っていてダサダサだったり。
彼女の容姿に比べて、彼とはまったく釣り合っていない。

あまりにも2人のバランスとれていないため、
女性はお金目当てで男性を選んでいるのか?と思ってしまう。


ある時、中国人のかわいい女の子と知り合い、彼氏の写真を見せてくれた。

彼氏と見せてくれた写真には、
どう見てもお父さんのような太ったおっさんくさい男性がいた。

「お父さんじゃないの!?」と本当は言いたかったがグッとこらえ、
「これ、、、彼氏!?」と聞いた。
彼女は、嬉しそうに
「そう♪」と答えた。

まるで美女と野獣だった。



そんなことや麗江で見たカップルのことをカンちゃんに話しをした。

「確かにそうねー
日本人カップルは、女性がかわいかったら、男性もかっこいいと思う。
バランスがとれてるね」

「中国人女性は、容姿を重視しないってことかなぁ~?」

「ん~ 人によって違うけど、中身が大切よね。
ま、日本人男性に比べて、中国人男性はかっこいい人がまだ少ないなー」

それは私も思う。
女性はオシャレに目覚めたけど、男性はまだオシャレに目覚めていない感じ。

そのうち中国人男性もおしゃれに目覚めカッコイイ人が増えるかもね。


私は中国には何度も(12回)行ってるが、チベット自治区には行ったことがない。

以前から、本物のバター茶とやらを飲んでみたいと思っていた。
四川省に行った時バター茶を飲めるところを探したが、見つからなかった。

麗江は雲南省だが、昔チベットとお茶での交易をしてたこともあり、
今度こそ、本物のバター茶を飲もう!と思って麗江に入った。

カフェではメニューにバター茶があった!
しかも、ヤクのバター茶と書いてある。

いろいろ店を吟味し、塩味と甘味と二種類ある店に入ることにした。
もちろん、2種類を注文し、飲み比べをしてみることにした。


バター茶

ずっとずっと飲みたかった本物のバター茶♪

まずは、塩味から。

グラスに口を近づけた時、
「むわっ」となんとも表現しにくい、気持ち悪い臭いが!

な、なんじゃこれ・・・

一旦、口からグラスをはずしてしまった。

臭いはウっとくるけど、味は大丈夫だろうと、
一気に飲んでみた。

オエ――――!!

私はあまりにも気持ち悪くなり、口を押さえてむせ込んだ。
勝手に涙があふれてくる。

味はというと、獣の味。

獣の味と言って「あー 獣の味ね」と、
すぐ理解できるわけないっすよねー
私も獣など食べたことないけど、

なんかねー
野獣のような味。
(野獣って、よけいわからんかぁ~)


私が飲んだのは、塩味だからか?
甘味のバター茶なら、まだ飲めるかも!?

甘味を飲んでみる。

少しは飲めた。

あ、これなら飲めるかも!?

少しして、
むわぁ~~ と、獣の味が襲ってきた。

オエ――――!!

涙があふれむせ込み嘔吐しかける。


もっと砂糖を入れたら、飲めるかも?

砂糖をいっぱい入れてみる

しかし、何度挑戦しても何度もえずき、

グラスを見るだけでオエ―――となり涙が出てくる…


私は、注文した食べ物や飲み物を残すのは嫌い。
しかし、バター茶だけは、どうがんばっても飲めない。

もうアカン・・・
マジでギブアップ・・・

もう、今後は、バター茶を飲みたいなんて言いません。




私は海外旅行保険は、行くたびにかけない。
クレジットカードに海外旅行保険が付いているから、それで十分。

クレジットカードは2枚持っている。
1枚はずいぶん昔、海外旅行保険付きクレジットカードが出だしたときに入った。

最近気づいたが、普段マイルを貯めるために使用しているクレジットカードも
海外旅行保険がついていた。

今まで海外旅行をしていて、トラブルに巻き込まれることもしょっちゅうあった。
(最近はやっと回避できてるかな?)
精神的に辛いことや、騙されて高いものを買わされたことはあったが、
保険適用できるようなものではなかった。

海外旅行保険に入ってても使用することなど2年前までなかった。
初めて海外旅行保険を使用したのは、2009年南部アフリカを旅した時、
帰国前日、常に持ち歩く小さなリュックを盗まれた。

貴重品は入っておらず、小さいリュックには、
・お昼食べるために朝から作ったサンドイッチ
・水
・日焼け止め
・帽子
・ビーチサンダル
・安物の薄手のブルゾン
・パレオ
くらい。
この中で一番高額だったのは、インドネシアで購入したパレオ。(3000円)

日記や貴重品も入ってないし、被害額は少ない。
帰国前に荷物が減ってよかったかな?と思うことにした。

ただ、ショックだったことは、
作ったばかりのサンドイッチと
めっちゃお気に入りだったパレオ、
私の頭にフィットし海外へ行く時いつもかぶっていた帽子がなくなったこと。

こういう時、海外旅行保険を使う時かも?
でも、現地で警察に時間がなく届けていない。

被害総額も少ないし、あきらめようか…
そう思いながらも、ダメもとでも言うてみようと、初めて保険会社に電話した。
すると、保険が適用され、それなりの金額が戻ってきた。
(購入してから半年以上や使用年数によって、買った金額の半額や、それ以下の支給になる)

ダメもとでも言うてみるもんやなーって思った。


で、今回中国で、後半の1週間、私は熱と嘔吐、酷い下痢が続き、まともに食べることができなかった。
貴陽に着いてから、ほとんど食べてない私をカンちゃんや両親、カンちゃんの親族まで私を心配してくれ、
5日目の朝、私が寝ている間、親族会議が行われていた。
その結果、私を病院に連れて行った方がいいということに決まっていた。

最初は「大丈夫やってー」と言っていたが、
私も5日間食べてないし、食べても胃が受け付けず、すぐ吐き出してしまう。
夜も酷い腹痛でほとんど眠れずだった。
ほんと、苦しかった…

少しでも良くなって、お母さんの手料理を食べたい。
カンちゃんと一緒に貴陽のおいしいものを食べに行きたい。
このままほとんど食べずに帰っては、何しに貴陽にきたんだか…

せっかくやし、中国の病院見学でもしてみるか!

考えを切り替え、カンちゃんに貴州省で一番大きく施設が整っている病院に連れて行ってもらった。
(詳し話しは、また次回)

私の症状からして、ウィルスが疑われ、いろいろと検査をすることになった。
検査って・・・ めっちゃお金かかるんちゃうの!?
私は旅行者。
国民健康保険もない。
(中国でそんな保険があるんだか? 
ま、そのために海外旅行保険に入ってるねんけど)
高額な医療費を請求されたらどうしよう・・・と思いつつ、
ま、そうなれば、持っている日本円を両替して払えばいっかー

先生の診察、血液検査、検便検査、わけわからん注射を打たれた。

で、支払金額はというと…

日本円で900円ちょっと。

薬代はというと…
25円。

全部合わせても1000円もしなかった。

中国って医療費安いねんね。



海外での医療費は海外旅行保険適用だし、ちゃんと診断書、領収書ももらった。

帰国後、保険会社に請求しようとしたら、A氏から
「保険って1年に1度しか請求できないんじゃないの?
今回は1000円もかかってないし、年内中にまた海外に行く予定なら、
今後のことを考え、今回は請求しない方がいいのでは?」
と、言われた。

そんな規定あったんかなー?
私はあまり疑いもせず、
確かに1000円もかかってないしなー
わざわざ請求しなくてもいいかなー?

A氏の一言で、請求する気持ちがおまってしまった。

でも昨日、何気にやっぱ念のため保険会社に聞いてみようと電話した。
今回の保険請求ではなく、1年に1度しか使用できないルールがあるのかを聞きたかった。

で、聞いてみると、
「そんな決まりはありませんよ」
だった。

私は、その答えを知って満足していると、次々に質問された。

「今回はどちらに行かれましたか?」

「中国です」

「出発日と帰国日を教えてください」

「12/28出発で、帰国は1/9です」

「どちらで体調を壊されたんですか?」

「1/3貴州省に入ってその日の夜には38度の熱がありました。
翌日も熱があり、食欲もなく夜に少し食べたら、それから何度も嘔吐し、
翌日から酷い下痢になり、その症状が5日間続いたので、1/7に病院に行きました」

「領収書はお持ちですか?」

「はい、診断書もあります」

「医療費はいくらでしたか?」

「900円ちょっとです…」

これには、担当者もちょっとびっくりしていた。

「病院まで交通機関を利用しましたか?」

「はい! バスに乗って行きました」

心の中で思わず弾んだ!
「病院までの交通費ももしかしてもらえるの!?」
予期しなかった手厚いサービス(?)に天にも昇る気持ちになった。

「バス代はいくらですか?」

ふと、我にかえった。

「14円です…」

担当者はあまりの安さに耳を疑ったのか「え!?」ともう一度聞かれた。

「1元なので14円です… 両替手数料を入れたら15円になるかな…?」

私の中での精一杯の値上げだった。

「他には?」と聞かれたが、何時も思いつかない。

もともと請求するつもりで電話しわけじゃーないので、
心の準備もなく次々に質問されることに答えるだけだった。

1000円もしない医療費を海外旅行保険で戻ってくることになった。


後日、記入用紙が届くらしい。
領収書や診断書、パスポートのコピーなど添付して送ることになる。

「たった1000円のためにめんどくさいことを」
と思う人もいるかもしれない。

ま、何でも経験や。

私にとっては1000円も戻ってくるなんてありがたい。




ちなみに、もう1つのクレジットカード会社にも海外旅行保険が付いている。
両方に請求は可能か聞いてみた。
すると、両社で話しあって請求額の支払いを折半するらしい。
私の場合、金額も少ないし、1社で全額支給してくれるから、
もう1つのクレジット会社に請求しなくてもいいと言われた。


プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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