2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-6

リンちゃんは、赤い大きなろうそくやお供えなどたくさん置かれた祭壇の正面の椅子に座り、まるで神様のよう。
リンちゃんのそばには親戚の女性で固められていた。
私も近くには行けないくらい。
新郎はさらに少し離れたところで、ただ突っ立っているだけ。
新郎は影が薄すぎて、存在がない。

常に家の前で爆竹が鳴り響いていて、何が何だか意味わからん。

男性たちが、祭壇の前に置いてあった荷物を運び出した。
私は生きたつがいの鶏が気になって仕方がない。

DSCF9563.jpg

鶏はその場で殺されることなく、荷物と一緒に荷台に積み込まれた。
とりあえずはホッとした。

飾りつけをした車が家の前に横付けされ、リンちゃんが動き出した!
リンちゃんは、親戚のおばさんのような女性達に付き添われている。
新郎は、おばさん達を挟んで、とりあえず横にいるって感じ。
DSCF9567.jpg
リンちゃんは家を出るとき、おばさんたちに赤い傘をさしてもらっていた。

そして、家を一歩出る前、さらに激しく爆竹が鳴り、男性たちは紙吹雪のロッケット弾みたいなものを空に向けて発射し、天高くキラキラとした紙吹雪が降り注いだ。
まるでクライマックスのような感覚になった。
紙吹雪が舞い終わると、リンちゃんたちは車に乗り込んだ。

私は、リンちゃんと一緒に日本に留学していたという日本語がめっちゃ流ちょうな友達2人と行動するよう、リンちゃんから言われていた。

1人は既婚者、もう1人の子はまだ未婚だけど”いいなずけ”がいるらしい。
この2人の結婚もリンちゃんと同様、親が決めた相手らしい。
この2人の結婚話も後々・・・


新郎新婦が車に乗ると、リンちゃんの家の周辺には、さっきより高級車の数が増えていた。
日本ではあまり見かけない大きなベンツやBMW10台ほど停まっていた。

友達が「私たちも車に乗りましょう」と言う。
どの車に乗ってもいいらしい。
私たちはBMWの中でも一番大きな車に乗った。
後部座席のスペースめっちゃ広い。

私「この高級車って誰の車? 親戚の車かなー?」

友達2人「こういう場合はレンタルもある。 でもリンの家は金持ちだから親戚の車かなー?」

私「リンちゃんってやっぱ金持ちなん?」

友達「見てたらわかるでしょ?」

やっぱりそうかー
リンちゃんは日本にいると聞い、私には今まで「お金持ちじゃない。普通」っていうてたから、私は鵜呑みしていた。

ただ、今回の結婚式出席するのに、お祝いを日本円で渡したほうがいいのか、中国元で渡したほうがいいのか悩んでいたので、本人に聞いたことがあった。
「お祝い? そんなのいらない! 我が家はお金持ちだからいらない。 
結婚式は全部お父さんが出してくれる。お父さんがみんなを招待するからいらない」と頑なに拒んだ。

「私はお金持ち」って・・・
冗談か本気かわからなかった。

既婚者の友達は、「私のときは、車じゃーなくて赤い籠に乗ったよ」と驚くことを言った。


車に乗ったはいいが、今からどこに行くんだろう??

私「今、どこに移動してるの?」

友達「私たちもわからない」

リンちゃんも友達も、何も把握してないみたい・・・

20分近く走っただろうか?
ちょっと郊外を走っていると、リンちゃんの家の前のように、赤い風船の門があった。

私「あれも結婚式?」
友達「たぶんね。今日は結婚式がいっぱいね」

そんな話をしていると、先頭を走るリンちゃんの車がUターンし、その門の前で停まった。

後をついて走っていた私たちの車も、その門の近くで停まった。

私「ここはどこ?」
友達「さー?もしかしたら彼の家かな? でも彼の家はマンションって言うてたし、どこだろうね?」

半年前に結婚したという友達もさっぱりわからないみたい。

赤い籠に乗ったという既婚者は、籠に乗って彼の家まで運んでもらったらしい。
友達「私の場合は彼の実家がすぐ近所だったしね。でも、リンの彼の家は遠いから車だったのかもね」

リンちゃんが車から降りる時も、爆竹を鳴らし、紙吹雪のロケット弾を噴射してから歩き出す。
DSCF9573.jpg

赤い門には、地面に赤いじゅうたんが敷かれてあった。
まるで、レットカーペットやん~
DSCF9577.jpg

このレットカーペットが結構長い。
どこまで続いてるんや??

DSCF9578.jpg
隣の女性は常にリンちゃんに赤い傘を差し、寄り添ってあげて世話役みたい。

新郎は鈍感で気が利かないから、ドレスの裾を気にしたり、赤い傘をさすのも全部世話役の女性だった。
まぁ~ 男ってそんなもんかもねー

それにしても、リンちゃん、ドレスに赤いハンドバックって・・・
この赤いハンドバックは有名なブランドで、香港に行って購入したらしい。

レットカーペットは、ある一軒の家の中に続いてた。
DSCF9580.jpg

どうやらここに行くみたい。
家の敷地に入る前、立ち止まる。

そして、爆竹鳴らす人と、紙吹雪のロケット弾を持った男性たちが、急いでリンちゃんの前に行き、敷地の中に入り、爆竹に引火し激しく鳴らす。
そして、新郎新婦が並んで敷地に入る前に、紙吹雪を発射させる。
DSCF9582.jpg

このとき、ふと思った。
あれ??
リンちゃんのお母さん、お父さんがいない・・・
お姉さんもいない・・・
まで来てないのかな??

友達に聞くと、リンちゃん家族は来ないらしい。
花嫁を家で見送って終わりらしい。


新郎新婦は、家の中に入る。
DSCF9585.jpg
玄関には、風船のアーチが施されてあり、家の中までレットカーペットが続いてた。

私たちも入っていいらしく、家の中に入らせてもらった。
DSCF9586.jpg

家の中は、真っ赤な装飾で飾りつけされてあった。
そして、さっきリンちゃんの家の祭壇前に置いてあった、食料の花嫁道具の木箱がもう運ばれてあった。

DSCF9589.jpg

この家は、新郎のおじいちゃんおばあちゃんが住む田舎らしい。

家の正面の祭壇前に行くと、祭壇に向かってリンちゃんたちは儀式的なお辞儀をした。

それが終わると、身内らしい女性たちから次々に金のネックレスをしてもらっていた。
気が付くと、リンちゃんの首や指は金だらけになっていた。

DSCF9591.jpg


2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-5

彼から指輪とブーケを受け取ると、リンちゃんは1階に降りた。
DSCF9547.jpg
来客女性たちはリンちゃんの後をゾロゾロと付いていく。

赤いテーブルの周囲にはいろんな物が置かれていた。

DSCF9551.jpg
リンちゃんの足元には、昨日の夜、シャワー後にお湯をためていた赤いタライがあった。

このとき、その水を使って儀式をしてたのかもそれないが、リンちゃんの周りには常に人がいっぱいでめちゃめちゃごった返していたので、この水使う瞬間を見ることができなかった・・・


朝からカメラマンも登場し、常にリンちゃんたちを撮影している。
DSCF9554.jpg
テーブルには赤い毛布。
テーブル正面には、赤い大きなろうそく。

赤いプラスチックの椅子の手前には、赤い網に入れられて鶏が二羽。
IMG_4107.jpg
オスとメスのつがいだった。

どの国でも儀式では鶏の首を切り血を神にささげることがよくある。
もしかして、これからこの鶏の首を切るのだろうか・・・

「リンちゃん、鶏がいるよ。もしかしてこの鶏はこれから殺されるの?」
「たぶんね・・・ 見なくていいよ」

それから鶏のことが気になって仕方がない・・・


その他の嫁入り道具
DSCF9525.jpg

50cmはある大きな魚
DSCF9526.jpg

上海蟹も!
DSCF9527.jpg

乾物類がいっぱい
DSCF9528.jpg

これは全部そうめん
DSCF9529.jpg

豚の足2本もあった。
DSCF9549.jpg

2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-4

9時ごろになると、徐々に子連れで来る人たちが増えてきた。
DSCF9538.jpg
この写真の頃はまだ、静かだった。
だんだん増え、この写真の倍以上の女性たちが2階のリビングにごった返していた。


家の真ん前で常に爆竹が激しく鳴り響き、家の中では子供たちが大騒ぎ。

2階のリビングでは、女性たちが大勢詰めかけ、親族の女性たちは嫁入り道具のチェックや準備であーでもないこーでもないと大声で言い合っている。

爆竹の音がうるさいから、みんな大声で叫ぶように喋る。

子供たちもキンキン声でキャーキャーわめき、家中を走り回る。

10人ほどの子供がはしゃぎながら「メェ~~ メェ~~」とヤギの鳴き声をマネて大声で連呼する。

マジでうるさくて、私は爆発寸前!

おばちゃんたちが子供たちに「うるさい!静かにしろ!」と大声で注意する。
子供たちもうるさいが、注意する大人も数人で怒鳴るため、家の中では怒鳴り声だらけ。

外に出ても、けたたましい爆竹の音。
家の中でも、子供のキンキン声。
子供に注意する大人の怒号。

もうめちゃくちゃ!

ほんとにうるさくて気が狂いそうだった。

私は騒音から逃れたくて、リンちゃんの準備室に逃げ込んだ。

リンちゃんはメイクとヘアーを整えてもらいながら、大声で電話で通話中。
今日はどこも大声で騒がしい・・・
DSCF9517.jpg

余談だが、
中国人女性は携帯で通話するとき、このように音声を出しマイクに向かって話す。
もしくはマイク付きイヤホンで会話する。
日本人のように耳に携帯を直接あてない。
今回中国に行って、このようにして会話する女性を何度も目撃した。

リンちゃんが持つ2つの携帯には次々に連絡が入り、常に誰かと話していた。
結婚の悩みではなく、今日の来客に家までの道を教えていた。

りん:「今日はたくさんの人が来てくれるね」

昨日まで「結婚したくない...」と言っていたが、今日は朝からたくさんの友人知人が来てくれうれしそうだった。

リン:「これから私は金の指輪をいっぱいする。 全部の指に金の指輪をするね。ネックレスも金。」

金の指輪? 結婚指輪が金なんかな??
全部の指に金の指輪をする??
金のネックレス??
私は意味がさっぱり分からなかった。

リンちゃんの準備が終わったみたい。
DSCF9536.jpg
胸には「新婦」と書かれた生花の胸章をしていた。

部屋の前で待っていた新郎が花束と結婚指輪を持って入ってきた。
DSCF9533.jpg
彼の胸には「新郎」と書かれた胸章をしていた。

わー!今までとちがって今日の彼はなかなかいいやん!

きれいなブーケと指輪を持ってる。
DSCF9534.jpg
わー!素敵~~~

今日の彼はいいやん~と私は思ったが、リンちゃんは彼を見るなりめっちゃ文句言うてる。

後で聞いた話では、リンちゃんが希望してた花の色とは全然違っていたから、彼にめっちゃ怒ってたらしい。
そりゃー怒るかも~

リンちゃんは友人たちになだめられてた。

リンちゃんの怒りが収まり、彼はリンちゃんの前でひざまずき、ブーケを渡した。
DSCF9540.jpg

まるでプロポーズしてるみたい~

リンちゃんもちょっと嬉しそう。

嬉しそうな姿を見て私はホッとした。
なんやかんや言いながら実はそんなに嫌ではなかったんかな?と思った。

次に、彼は指輪を取り出した。

え!? ここで指輪の交換!?

彼はリンちゃんの指に指輪をはめようとしていたが、リンちゃんは差し出された指輪を普通に受け取り、
自分で自分の指にはめた。

あれれ???

彼もあれれ??と言う感じ。

リンちゃんは彼に指輪をはめることなく、祝福に来た友人たちと談笑。

彼は自分の指輪を自分ではめ終えると、リンちゃんにハグをした。

私は見てしまった・・・・

ハグをされたリンちゃんの顔はめっちゃ嫌がってた・・・・

2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-3

今日は朝か早くから、爆竹がけたたましく鳴っている。

花嫁道具の準備をしていると、一段とはげしくく爆竹が鳴り響き、耳をつんざき思わず耳をふさいだ。
周囲の人たちも、みんな耳をふさいでいる。
まるで家の前で銃撃戦でも始まったのか!?と思うほど。
私は怖くなりリンちゃんの着替え&メイクしている部屋に逃げ込んだ。

DSCF9519.jpg

怖がる私をよそにリンちゃんやメイクの人たちは普通。
私:「ちょっと爆竹激しすぎひん?! ヤバいで!」
リン:「今日は結婚式だから。 見に行ってきていいよ」

激しい爆竹とともに人が急に増えだした。
部屋を出ると、旦那が花束を持って立っていた。

今の最大級爆音の爆竹は、彼が来たからだった。
彼は若い独身男性風4-5人を引き連れやってきた。

リンちゃんの部屋の前の2階のリビングには、人であふれかえっていた。

爆竹はどこで鳴らしているのだろう??
私は、嫁入り道具に切り紙を貼る作業もひと段落したし、下に降りてみることにした。

一階は男性ばかりだった。
一階の正面には赤い大きなテーブルが置かれ、周囲には竹籠に赤いビニール袋に入れた豚の足、穀物、そうめんなどと、
二羽の生きた鶏も赤い網に入れられていた。
DSCF9520.jpg

この赤いテーブルは、昨日の夜、近所にある家具屋の工房まで取りに行った。
彼がリンちゃんの新車のBMWを運転し、お母さんとお4人で工房へ取りに行った。
夜だったため工房が閉まっていて、工房がある通りが全部シャッター通りになっていた。
シャッターで昼の様子と様変わりしていたようで、お母さんが工房がどこかわからなくなったみたい。
お母さんしか店の場所がわからず、電話をしても工房がどこかわからない。
運転が不慣れな彼もどんくさく、路地に入れなかったりと、リンちゃんのいらだちは頂点に達してしまった。
実際は怒ってないのかもしれないが、口調が激しいから怒ってるように聞こえてしまう。
結婚式前日の夜は、この机の工房を探し回りけっこう大変だった。

私:「この机って何に使うの? 今日取りにこなあかん物なん?」
りん:「これは明日の結婚式の儀式のときに使う祭壇の机」

リンちゃんにはお姉さんが2人いる。
2人とも嫁入りしている。
その時にも、机を使ってるはず。
でも、新しい机を注文し、結婚前に出来上がり取り行った。
結婚式のたびに祭壇の机も新品を用意するのかな?



爆竹は、常に地面で火花を散らし、けたたましく鳴っている。
いったい誰が爆竹に火をつけてるのかわからない。
どこで火をつけ、爆竹を地面に投げているの?!
こんな危険な場所はない!
私は外に出たくても出れない。
私は一人ビビっているが、周囲の人たちは、まったく気にしない様子で、普通に家を出入りしてる。

いったい誰が引火してるのか目をこらし、人の動きを観察してた。

すると、すぐ家の前の端っこにいる中年男性が、たすき掛けした黒い鞄に手を突っ込み、何かを地面に投げ捨てた。
少しして、爆竹がけたたましく鳴り響いた!
この人が爆竹を鳴らしてるのか!!
数人で爆竹を鳴らしているのではなく、1人が爆竹が早業のようにライターで火をつけ、地面にに投げつけていた。

その男性は、爆竹引火専門の人だった。


家を出ると、いつの間にか家の前には赤い門ができていた。

DSCF9521.jpg

家の前には、お父さんのベンツとは違う黒塗りのベンツが停まってた。
バンパー上には花飾りやぬいぐるみやリボンが施されてあった。
DSCF9522.jpg

彼はこれに乗って登場したみたい。

2016年1月 中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-2



結婚式当日の朝、1階に降りると、部屋の様子が一転していた。
(いつの間に模様替えしたんや??)
ソファや中国式茶テーブルなどが全部部屋の端っこに移動していた。
1階は広々としたスペースになっていた。

私:「一階が様変わりしてるよ。何があるの?」

りん:「家で結婚式をする」

私:「え? 結婚式場でするって言うてなかった??」

リン:「儀式は家でする。披露宴は別の会場でする」

そういうことか~


食事を済ますと、リンちゃんから「メイクの人が来るから部屋を片付けるをの手伝って」と言われる。
私の荷物はバックパックのままだが、ちょっとした小物(化粧水など)は棚に置いていた。
棚に置いている小物も全部片付けて、自分の私物はすべてバックパックにまとめた。

メイクも着替えも部屋でするという。

そんなことなら、少しでもスペースを確保したほうがいい。
私のバックパックは、お母さんの部屋に移動した。

次に、2階の階段横に無造作に置いてあった荷物をかばんに詰めてとお願いされた。

DSCF9495.jpg

紙袋に無造作に入れられてある物は服。
コート4着、ズボン、セーター、スカート、ワンピース、下着などいっぱい!
外出用の服だけでなく、部屋着も何着も用意してあった。
スリッパも全部タグ付きの新品。
(スリッパだけは、旦那用もあった。)

これは嫁入り道具らしい。
だからすべて新品なんだとか。

ここまで生活用品すべてを新品で持っていくとは思いもしなかった。

それにしても、今も十分服を持ってるのに、またさらに新しい服!?
暖かい福建省で、こんなにコートが必要か??と思ってしまう。

ってか、なんで結婚式当日に嫁入り道具の準備をするんや??
せめて前日までにしとかなあかんやろう~と少々あきれてしまうが、嫌々結婚するのだから仕方がないか・・・


嫁入り道具を婚礼用かばんに詰め替え終わると、次は婚礼用のマークを目立つところにすべて貼ってとお願いされた。
これもお母さんの指示で、リンちゃんはそんな作業があることなど知れなかったみたい。

お母さんが慌てて、キラキラする赤いビニール素材の切り紙を持ってきた。
DSCF9509.jpg

この切紙はシールなどない。
どうやって貼るんや??

てれてれで薄っぺらく細かい切り紙のため、ノリは使えない。

リンちゃんが「なんでシール付きを買ってこない!どうやって貼るの!」とお母さんに怒る。

結婚式当日の朝、リンちゃんとお母さんが大喧嘩。

お母さんが、ガムテープと同じ太さがある赤く太いビニールテープを持ってきた。
お母さんもバタバタ。
お母さんは赤いビニールテープを長く切り取り、切り紙の上から縦に貼ろうとする。

赤のテープで貼ると、切り紙の柄が見えなくなり、見た目もみすぼらしい。

婚礼のマークだというのに、お母さん何をするんや~
いくらなんでも私でもそれはあかんやろう~とわかる。

リンちゃんがまた怒る。

リンちゃんが透明の太いビニールテープを持ってきた。

するとお母さんが「それは白だから絶対だめ!」と言う。

中国の結婚式では白ダメだとは知っていたが、透明のビニールテープでもダメなんだ・・・と驚いた。

婚礼のマークを維持しながら切り紙を貼るとなると、テープを輪にし両面テープのようにして貼るしかない。

リンちゃんもお母さんも他の準備で忙しいため、私がその作業をすることになった。

見えないテープでさえ、白(透明)テープは使ってはいけないらしく、赤いビニールテープを輪にして貼ることになった。
切り紙の最大幅は7mmほど。

マークが離れ落ちないよう、1つのマークに4つ~5つ両面テープを貼る。
みすぼらしくないよう、赤いテープが出ないようにきれいに貼ってと言われる。
5mm以内でテープを輪にし、両面テープをひたすら作る。

すべての荷物に両面、どこから見ても婚礼マークが見えるように貼らないといけない。
けっこう時間がかかる。

DSCF9507.jpg

結婚式当日の朝7時頃から、私は寝巻のまま、ひたすら荷物を詰め、婚礼マークの切り紙を張り付けていた。
ちなみに、その頃リンちゃんのお姉さんはというと、髪の毛をセットしたり、超念入りにメイクをしていた。

でもまー 
お姉さんが何もしないおかげで、私は嫁入り道具の中身を見ることができ、どのように準備するのかわかってラッキーだった。

DSCF9510.jpg

私がせっせと荷物に切紙を貼っていっていると、いつの間にか親族らしき女性たちが数人いて、次々に赤いバケツやタライなど準備し、物が増えていた。

親族の女性が「龍眼」という南国の果実を袋いっぱいに持ってきた。
DSCF9512.jpg

それも嫁入り道具の中に入れていた。

赤いタライの中には、新品のエプロンなど家事用の物が何枚も入れられた。
全て赤色かピンク。
リンちゃんの好みの色など関係ない。

いったん入れたエプロンなど取り出し、1枚入れ、次に穀物をちりばめ、2枚目を入れ、また穀物をちりばめる。
それを全ての物の間に穀物をちりばめた。

DSCF9511.jpg

いつの間にか、ほかにも新しい服が笊の上に置かれ、その上には、穀物と造花がちりばめられていた。
DSCF9539.jpg
なんでザルの上に服を置くのかなー?
意味があるのかなー?

親族の女性たちが来てから、次々にいろんな小物や生活用品がバケツやザルの上に置き、穀物をちりばめていた。
こんなものまで新品の嫁入り道具として準備して持っていくの!?と思うような細かい物まで全て新品。

例えば、バスタオル、タオルはもちろんだが、、キッチン用の布巾、キッチン用のゴム手袋、ウェットティッシュ、歯ブラシ、綿棒などなど。
ほんとに細かい生活用品まで、すべて新品。


リンちゃんの嫁入り道具の準備は、親族の女性たち5-6名が仕切ってやっていた。

お母さんは家じゅう大忙しに動いている。
リンちゃんはというと、いつの間にかメイクの人が来て、部屋でメイクが始まっていた。


プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

あなたは何人目かな?
現在訪問者数
現在の閲覧者数:
無料カウンター
カレンダー(Ajax)
01 | 2016/02 | 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 - - - - -
日記タイトル一覧
  • 2016年02月
2016年02月29日 (月)
福建省の結婚式-6
2016年02月26日 (金)
福建省の結婚式-5
2016年02月24日 (水)
福建省の結婚式-4
2016年02月23日 (火)
福建省の結婚式-3
次 >>
by AlphaWolfy
コメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
FC2ブックマークに追加する
FC2ブックマークに追加
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる