【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 26日間

9/7 Day-4-8 《汶川》


「余命16時間」と、めっちゃストレートに言われ、私は先生の指示に従うしかなかった。


余命16時間と言われたが、私はけっこう冷静に受け止めていた。

たぶん、中国語であまりピンときてなかったのかも??

ジュジュちゃんが私の横で顔をこわばらせていた。


16時間以内にワクチンを接種しないといけない。


「早くワクチンを打ってくれ――」


この時、私はまだ狂犬病ワクチンの大変さを認識していなかった。


素人の私はワクチンを1回打って終わりだと思っていた。


しかし、そんな簡単なものではなかった・・・


狂犬病のワクチンは、4回コース、5回コース、6回コースと数種類ある。

国によっても全然違う。

中国では、一般的なのは5回コースらしいが、それだと半年間かかて5回打たないといけない。

最短で4回コース。

噛まれたその日に2本打ち、3本目は一週間後。

4本目はその二週間後(噛まれた日から3週間後)に打たなければならない。


私の場合、9/7に噛まれたので、一週間後の9/14、次は9/28。

必ず決められた日に打たないといけない。

当日打てないからといって、前後の日に打つことは絶対いけないらしい。

この日程は何が何でも必ず守らないといけないという。

全て打ち終えるのは、3週間後。


計算すると、3本目は成都から貴陽に飛行機で移動する日。

そして4本目は9/28。


私は9/26に帰国する。

最終ワクチンは日本で打てばいいかな?と思っていた。


しかし、狂犬病ワクチンは一度打てば、最後まで同じメーカーで同じ4回コースのワクチンを打たなければならないという。

9/26に帰国するなら、9/28に中国に戻って必ずワクチンを打たなければならないという。


「ワクチンは世界共通ではない。

国、製薬会社によって成分が違うため、必ず同じワクチンを打たないといけない。

中国国内なら多分どこでもあると思うが、全ての病院にあるわけではない。

数も限られている為、患者が多ければ切れている場合がある。」


めっちゃギャンブルやん・・・


ギャンブルだが選択の余地はない。
帰国日を遅らせることにし、とりあえず4回コースを打つことにした。

先生は奥の部屋からワクチンを取り出し、注射器に移した。

狂犬病のワクチンはお尻ではなく腕に注射。
めっちゃ痛い・・・
あまりの痛さに顔が歪む。
片腕が終われば、次にもう片腕を出し、2本打った。
両腕がめっちゃ痛い・・・

とりあえず、
余命16時間という命のタイムリミットは回避できた・・・

しかし、この後もワクチンの事で次々に問題が起こるのだった・・・





プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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