読者からのメール 1

ありがたいことに読者からメールをいただくときがある。

そういう時は、どんな感想でもほんとうにうれしい。

だって、自分が本を読んで、本の後ろに「本の感想はこちら」とかメールアドレスが書かれてても、
私は今まで著者にメールをしたことがない。
ほとんどの人がそうだと思う。

だからこそ、私にメールをしてくださるなんて、とってもありがたく
何度もメールの文章を読み、一言一句かみ締めている。


イスラム編を出して1年半ほど過ぎたある日、女の子からメールがあった。

「本を読ませてもらいました。
旅行記が好きでいろんな旅行記を読みましたが、
おくだかおりさんの本だけが無性に親しみを感じ、初めて作家さんにメールささせてもらいました。」

私もうれしくって、すぐ返事を返した。

「まさか作家さん本人からメールの返事がくるなんて、びっくりしました」

文面を読むと、そうとう相手をびっくりさせてしまったみたい・・・

短いながらもメールのやり取りがあり、私がメールではすごい大阪弁なので、質問があった。

「もしかして関西の方ですか? でも今はお仕事で東京とかで住まわれてるんですか?」

「いえいえ、私はずーーーっと大阪ですよー」

まさかの答えだったらしく、また相手をびっくりさせてしまった。
ついでに、住んでいる場所を言った。

「え!? 
私、最近まで隣の市で働いててて、その沿線を利用していました。私は○○に住んでいます」

「私、以前に、その市の○○駅っていう小さな駅に職場があって、3年間通ってたよ」

その駅は、ものすごくマイナーな駅で、駅周辺はどのかな住宅地。
そんな中に、ひっそり事務所があって通っていた。

「えーー!! 私、その駅ですよ!! この駅なんて、どんな人に言うても知らないのに!!」

彼女とは、ほんと縁があったみたい。
さらに彼女は、私に好意を持ってくれ、
私の本を本好きの友人や、旅行好きの友人に宣伝してくれたという。


「おくだかおりさんっていう人の本、むっちゃ面白いねん~ いっかい読んでみてー」

「私、とっくの前に読んだで!」

と返事が返ってきたという。

「かおりさんの本ってずいぶん前に出版されてたんですね。
それに、かおりさんは有名な方だったんですね。
友達の方が私より詳しかったです」



それを聞いた私がびっくり!!
知り合いでもない彼女の友人は、どうして私の本を知って読んでくれたんやろう???

その疑問を伝えると

「彼女は職場の人に、かおりさんの本を薦められたっていうてましたよ」

えーーーーー!!
そんなうれしい夢のような活動が、
私の知らないところで行われてるのぉーーーーー!??


最初にメールをくれた女の子と同じ大阪だということで、早速会うことになった。

その後も講演にも来てくれ、講演後には一緒にお茶したり、読者というより、もうすっかりお友達。
今年に入り、職場の人から薦められて本を読んでくれていた友達も誘って、私の講演に一緒に来てくれた。

「この子が、本の作家さんにメールしたって聞いたときは、びっくりしましたよー
でも、彼女がメールしてくれたおかげで、こうして私もかおりさんと会えてうれしいです」

ほんと、ちょっとした勇気、行動で、
一気に世界が広がることってありますよねー
躊躇せず、臆さず、まずはほんの少しの行動からですよね。



私の読者だった2人は、イスラム編を読んで、チュニジアに行きたいってずっと言うていた。
そして、9月に2人でチュニジアを旅してきた。



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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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