恐怖の鍋

中国貴州省からの留学生だったチンカンが帰国する前、私にいろんな物をくれた。
しかも、すごい量。

「持って帰っていらいいのに」
「荷物になるからいいの」

その中に、中国の弦楽器の二胡までも。
しかもチンカンの手作りだという。

「こんな貴重な物、もらっていいの?」
「うん。荷物になるから」
「チンカン帰国して弾いたらいいねん」
「私、二胡なんて弾けないよー」

彼女の友人に二胡の先生がいて、その友人に「二胡を作るからおいで」と
誘われて作っただけだという。



その他にも、中国らしい物をいっぱいくれた。


火鍋の素までも。
火鍋の素

「かおりならこの辛さでも食べれると思って。
これは貴州省の鍋じゃなくて重慶の鍋だから、ちょっと味が違うんだけど」

「どう違うの?」

「ん~ 食べたらわかる。でも違いが分かるかなー?」


ロックガーデンに登って疲れ切った体を、火鍋を食べて疲れをいやすことにした。

火鍋とは、中国の四川省が有名だが、貴州省、重慶も辛い火鍋を食べる。
その辛さはハンパじゃーない!

(以前、チンカンの家で火鍋をご馳走になった時の写真↓)
火鍋
なんせ、真っ赤。

今回の重慶火鍋の素もこんな真っ赤。

「量が多くて2回分だから、一気に全部入れないでね」
と、チンカンから聞いていた。

少しずつ火鍋の素を入れていく。

ちょっと味見。
すると、ものすごく辛くて、おもわずむせこんでしまう。

火鍋が完成し、さあ、試食!!

と、口に運ぼうとすると、唐辛子や香辛料で、湯気だけでむせこむ。
まだ食べてないのに・・・

せき込みながら具を口に入れると、今度は思いっきりむせこんでしまい、
思わず口に入れたものが飛び出してしまう。

一緒に食べていたA氏も同じ。

「な、なんちゅー鍋や・・・ こんなん食べられへん・・・
辛いにもほどがあるで・・・」

2人して必死に食べるが、辛くて何度もむせこむ。

鍋は赤いだけでなく、真っ赤な唐辛子や山椒がいっぱい入ってる。
それをよけて食べるのは無理。

食べていると、だんだん舌がしびれてくる。

涙は出るわ、
鼻が出てくるわ、
口の周りがヒリヒリしてきて、
額には汗が吹き出し、
もう何が何だかわけがわからない!!

無意識に右手が握りこぶしになっていた。

2人とも辛さを必死に耐えつづけ、もう無言。
会話などできない。

辛さが慣れることはなく、何度もむせる。

「こんなん、辛いだけで、味なんてわからんわー
まるで罰ゲームか、拷問や~」

鍋好きのA氏だが、弱音を吐く。

舌がしびれ、胃もしびれてきている。



貴州省の食べ物は全てにトウガラシが入っていて、マジで辛い。
その辛さは、韓国料理どころじゃーない!
貴州省の辛さを知ったら、韓国の辛さなんて、甘く感じてしまう。


「チンカンは、ほんとうにこんな辛い物を好き好んで食べるの?」

「貴州省の人はみんな辛い物が平気やねん」

どうもA氏はこの辛い鍋を食べ物とは思いたくないようだ。

食べ終わってからも胃の熱さは収まらない。
翌日は内臓全体が、熱くなっていた。

あぁ・・・ 恐ろしや火鍋。



前回、貴州省に行った時、チンカンに教えてもらった鍋の素を買ってきて帰国後食べた。
貴州省 鍋の素
これは、貴州省産だけあって、私も食べ慣れた味で、めっちゃ辛いけどおいしく食べれた。

しかし、今回の重慶の火鍋は、微妙な味の違いがあり、私は貴州省の火鍋の方がいいかなー

重慶火鍋、あと一回分残ってるねんな・・・
重慶火鍋素

あの辛さを思い出すと、恐怖が襲ってくる・・・
次回の火鍋はいつになるのだろう・・・


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Re: タイトルなし

★ マイちゃん

火鍋好き?
マジで辛いでーー
辛いけど、また食べたくなるね。

きこりちゃんも残りの火鍋を食べたいって。
今度、火鍋パーティーでもする?

ちなみに、あと半分残ってるのは重慶火鍋やで。
重慶火鍋でもいい?

いいなー、火鍋!
私、辛いの食べるとお腹壊すくせに
火鍋とか水煮魚とか辛いのが大好きなんですよー。

GWも友達とエスニック料理ばっか食べに行ってました。
貴州省の火鍋、食べたことないから食べてみたいなー。


Re: タイトルなし

★ wakabunちゃん

火鍋の素買ってきたんや~ 
しかも貴州物もだなんて!!
味は微妙に違うけど、激辛すぎてもうわけがわからんかったけどね。

7月貴州に行くねんね。
羨ましいわ~

私も火鍋の素中国でいろいろ買ってきました。ひとつはかおりさんとおなじ貴州のもの。まだ一種類しか食べていないけど、確かに激しい辛さ(痺れ)だった。でも場所によってそんなに味に違いがあるとはしらなかった。今度買うときは気をつけてどこ産か見てみよう~。

そうそう、私も弾丸だけど、7月に貴州に行くことにしました。

Re: タイトルなし

★ 浜さん

でしょ~
舌はしびれるし、ほんと辛いですよー
食べると内臓から熱を発っするんですよー

辛そう~

見てるだけで汗が出そうです。

プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 恐怖の鍋
  • 2010年05月02日 (日)
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