2000年生きてるの?

【南部アフリカ旅行記】 =ナミビア= 

ムーンランド・スケープを過ぎ、そのまま南へ車を走らせる。

私たちは、1000年も生きると言われている植物「ヴェルヴィッチア」を探している。
しかし、それは木のように目立つものではなく、地面にはいつくばっている。
行けばなんとか分かるだろうと楽観的に考えていたけど、
看板など立っている様子はない。

3人で、目を凝らし辺りをきょろきょろするが、一面乾いた大地。

「こんなん見つかるんかなぁ~?」

「ちょっと厳しいかも・・・」

地図にも載ってないし、ヴェルヴィッチアは、そんなにたくさん生えているとは思えない。
広大な大地にポツンとあるみたい。

「これはちょっと探すのは無理かな・・・」

そうあきらめていた時、サトルが反応した。

「あれ・・・? さっき・・・のじゃーないかな・・・?」

「えっ!? どれ? そんなんあった?」

「いや、わからない・・・ なんか石があったから」

「石?」

「うん、ヴェルヴィッチアがあるところには、ストーンサークルになってるらしいんだ」

「じゃ、行ってみよう!」

車をバックさせ、石があったという場所まで戻る。

「ほら、あそこ・・・」

目を凝らしても、さっぱりわからない。

「どこ~?」

「ほら、小さな石がいくつかあるだろ?」

言われてみて、よーーーく見ると、道から少し外れたところに、小さな石がいくつかある。
100キロ以上で走行してる車からあんな小さな物をよくも見つけたものだ。

車を降り、半信半疑で近寄ってみた。

ナミブ砂漠 ヴェルヴィッチア 1

あーーーー!
小さいけど、これやーーー

ナミブ砂漠 ヴェルビェッチア 2

大きいものだと1000年、2000年も生きているという。
これはまだ数百年??(私は植物のことなど詳しくわかりませんよ~)

こんな乾燥した砂漠で、お前は頑張って生きてるんやな・・・
枯れずに頑張って生きてや・・・
無性に哀愁を感じ、いとおしく思ってしまう。
ナミブ砂漠 ヴェルヴェッチア 3

小さいながらもヴェルヴィッチアを見れてよかった。

私たちは、今、どの辺りにいるのか、さっぱり分からないけど、方向からしてこのまま走れば、
今晩宿泊予定のワルヴィスベイ方面に行きそう。

そのまま車を走らせることにした。

「あっ!・・・」

サトルがまた何かを見つけたようだ。

「さっきも何かあったよ・・・
また違うヴェルヴェッチアかな・・・?」

すぐ車を停め、行ってみる。

今度は、私たちが求めていた巨大なヴェルヴィッチアだった。

ナミブ砂漠 ヴェルヴェッチア 5

ナミブ砂漠 ヴェルヴェッチア 6

これは、葉を伸ばせば2m近くある。
2m級の物だと2000年は生きていると言われている。

ナミブ砂漠 ヴェルヴィッチア 7

途方もない時間、あなたはここで生きているんですね・・・

ゆうすけは、「おまえはすごいなぁ~」と、話しかけながら
いとおしそうにヴェルヴィッチアをいつまでも見つめていた。
ナミビア ヴェルベッチア 8



私たちは、ヴェルヴィッチアを後にする時、
「がんばるんやで・・・」と声をかけて別れた。


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Re: タイトルなし

★ 浜さん

ほんと、2千年も生きてるなんてすごいですよねー
私が見た(写真)の物より、もっと巨大な物もあるそうですよ。


イスラム編も読んでくださったんですね!
ありがとうございます!!

私が行った時は、人々は素朴でしたが、去年末行った友人に言わせると、人がすれていて嫌な思いをしたって言うてましたわ・・・
こればっかりは、出会った人にもよるかもしれないですね。
ちなみに友人は、お金がなくぺトラ遺跡には入らなかったそうです。
その友人いわく、シリアは人も街も何もかも最高だったって言うてましたよ。

シリア&ヨルダン(ぺトラ遺跡)をセットで行くのがいいんじゃーないかな?

ぜひ、行ってみてください!!

Re: タイトルなし

★ ちーちゃん

ほんと、彼がいなかったら、見つけられてなかったかも?
見つけられてよかったわー

二千年も生きてる植物なんてアフリカはスケールがでかい!


『イスラム編』、今読み終わりました。

ヨルダンってよさそうな国ですね。
「エル・カズネ」は実に神秘的な建物(?)で当時どのようにして彫ったのか不思議。
姉妹が店番してたカフェで盛り上がったり知り合ったばかりのベドウィンの家に泊まったり。
日本では経験出来ませんよね。

中国もいいけどヨルダンへも行きたくなりましたよ(笑)。

よく走っている車からみつけられましたね!!
2000年も生きている植物があるんですね・・・
感慨深いですね。
プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2000年生きてるの?
  • 2010年05月07日 (金)
  • 14時50分54秒
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