琵琶湖湖畔の山 2

【琵琶湖湖畔バスツアー 2】

ちょっと暗い話です・・・



箱館山のゆり園の次は関ヶ原で昼食。

しかし、ゆり園見学後の集合時間になっても、数人がまだバスに戻ってきていない。

10分たってもまだ戻ってこない・・・

ツアー客たちが車中で徐々にざわつき始める。


戻ってきていないのは、私の隣に座っていた夫婦だった。


バスの駐車場からゆり園まで、ゴンドラを往復利用する。
途中ですれ違う可能性もあるから、添乗員がゆり園まで探しに行くことはできない。

添乗員は、客の携帯だか、次に行く昼食のお店に遅れることを伝えているのか、必死に連絡を取っている様子。


海外で現地ツアーに参加することが多い私。
各国の人たちが参加するため、もし遅刻すると、
私個人の印象ではなく、日本人として「japanese」の印象が悪くなるから、
集合時間には遅れないよう5分前には戻っているようにしている。

中には、遅刻して戻ってくる外国人もいる。
外国人は、けっこう陽気に戻ってきて、陽気に謝る。
日本人は、どんな感じで戻ってくるのかなー?と思っていた。

私は、他人の遅刻は気にならないが、1人短気な男性がいた。

「時間も守らんと遅れて来るような奴は、ほっとけばいいんや!
待つ必要などない! はよバスを出さんかえっ!」

車内に怒号が響いた。

仲間内で愚痴っていた人たちも、さすがにそこまで言わなくても・・・
と思ったのか、それからみんな黙ってしまった。

車内はシーンとした中、遅刻した人を待つ。

すると、私の隣の席の夫婦が戻ってきた。
旦那さんは、頭を下げることもなく詫びることも、一言も謝ることもなく席に着く。
奥さんは、バスに戻ってくるなり、深々と頭を下げ
「すいません、すいませんでした・・・」と何度も謝りながら席に着いた。
対照的な夫婦。

旦那さんはリタイヤしたばかりっぽい60歳代。
もしかすると、以前の会社ではお偉い立場だったので、いつも偉そうにしていたのか?
他人に頭を下げたり詫びたりすることは、彼のプライドが許さなかったのだろうか?

遅刻をしてきたにもかかわらず、憮然とした態度の男性に、奥さんの苦労が見え隠れした。



遅刻者は、その2人以外にもまだいるようで、バスはまだ出発しない。
20分ほどたって、やっと1人の女性が戻ってきた。

前方の座席に座っていた70歳代ほどの女性。
1人での参加だった。

女性は、車内入ってくるなり、申し訳なさそうに何度も頭を下げ謝った。

しかし、怒っていた1人の男性が、

「何を考えとんじゃー!」

追い打ちをかけるように怒鳴る。
しかも、めっちゃ偉そうに。
(もっと怒鳴っていたが、私は怒鳴り声にびっくりして、どんな言葉で怒っていたのか忘れた)

添乗員も一緒に何度も謝っている。

なんだか、かわいそう・・・・

確かに、集合時間を20分も遅れるのは、良くないことやけど、
そこまで怒鳴らなくても・・・
私は同情してしまう。

なぜ、同情をしたのかというと、
添乗員が集合時間をサラッと言って、けっこう聞き逃ししていた人が多かった。
ゴンドラに並んでいる時、同じツアーの人に
「あのー?同じバスの方ですよね? 集合時間は何時でしたっけ?」と聞かれた。
ゴンドラ内でも、「あれ?添乗員さん集合時間言うたっけ?」と言う人もいた。

遅れてきた人が聞き逃していたのか、気が付いたら集合時間が過ぎていたのかわからない。
10分や20分遅れてくるのは悪いことだけど、
なんで、そこまで人を追い込むくらい怒鳴れるんやろう?

怒鳴ってる男性は70歳代。

車内にるツアー客全員を凍らすほど怒鳴るなんて・・・

男性隣の席には、奥さんらしき女性がいる。
奥さんは、なぜ旦那の罵声を止めないのだろう?
奥さんも同じように思っているから止めないのだろうか?

もともと、次の食事の時間まで、時間が余っているため、
どっかで時間をつぶすことになると添乗員も今日1日の行程の説明で言っていた。

だから私としては、ちょうど時間がつぶれてよかったんちゃうの?って思っていた。

それなのに、他人を追い込むほど怒鳴って責めるなんて、
私にはちょっと理解できない。

時間を守ることは日本人のいい部分でもあるけど、
少しでも遅れると、人を責めるのはいかがかと思う。

心にゆとりがなくなってきているのかなー・・・









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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 琵琶湖湖畔の山 2
  • 2010年07月29日 (木)
  • 11時04分55秒
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