暗い話で申し訳ない

正月、帰国早々暗い話で申し訳ない。
(世間一般はもう正月気分は終わってるんかな?)



1/3の夜、貴州省西北に位置する六盤水でネットカフェに行った。

メールを開くと、Cさんからメールがあった。

「ミャンマーに行った時、ちーちゃんの供養をしてきたよ」

その時の様子をFBに写真と説明付きでアップしてくれたようだった。
(中国ではFBは見れないので、お知らせメールで届いた説明文だけは読むことができた)

Cさんはわざわざガイドを雇って、ちゃんと修行を積んだお坊さんにお願いし
ちーちゃんの供養してくれた。

説明文を読んでいると、
どのように供養をしてもらっていたのか、写真が無くてもよく伝わってきた。

Cさんの優しさで私は胸がいっぱいになり涙があふれてきた。
Cさん、ありがとう。
私たちがミャンマーに行けず、できないことをしてくれて、
ほんとうにありがとう。



そんなCさんの優しさがいっぱい詰まったメールの次に、
16年前にマレーシアで知り合った友人からメールがあった。

彼女とは、マレーシアのクアラルンプールの空港で知り合った。
国内線乗り継ぎが同じ便だった。
彼女とは同年代か、1、2つほど年下だったように思う。
(普段から年齢を気にしないから忘れた)

宿の予約などしていない私をすごく心配し、
「私、ヒルトンホテルに泊るんです。
ソファでよかったら、使ってください」
と、強く誘ってくれた。

それまでも、いろんな人と会ったけど、
「一緒に私の部屋に滞在してくれてもいいですよ」と言ってくれた人は初めてだった。

帰国日も同じで、空港でバッタリ再会し、さらに意気投合した。

当時はインターネットもメールもない時代。
帰国後、電話でよく喋っていた。

彼女も旅行好きで、しょっちゅう海外や沖縄に行っていた。
彼女はバックパッカーではなく、いい宿に泊るリゾートタイプ。
旅のスタイルは違うが、お互いしょっちゅう旅行に行ってる共通点で、情報交換をよくしていた。



彼女は幼い時に父親を亡くし、母親と二人暮らしをしていた。

数年前、母親の末期がんが見つかり、彼女は仕事を辞めて母親との残り僅かな時間を優先した。

そして1年もしないうちに母親が亡くなったと喪中ハガキで知った。

その後、
「親せき付き合いもなく、ほんとうに一人ぼっちになってしまった…
寂しい…」
とメールがあった。



お母さんが亡くなってからは、
海外旅行をする気力を失っていた。
私と連絡をとると元気になると、落ち込んだ時にメールをくれるようになっていた。


10月中旬にもメールがあって元気がなかった。
でも具体的なことは書かれてなかった。

「かおりちゃん元気? 
寂しくなって急にかおりちゃんにメールしたくなりました」だけ。

私もちーちゃんが亡くなり大変な時期で、
「お互い辛いね」っと言い合った。

いつもよりすごく落ち込んでるようだったので、
11月初めに行くことになっていた「大人の林間学校」にも誘った。
しかし、体調不良で行けないと返事があった。


そんな彼女から年明けにメールがあった。

「実は、母を亡くしてから体調がよくなく、
気分的なものだと、習いごとに没頭したり、旅行に行ったりしてたけど回復せず。
検査をしても異常は見つからず。
何度か再検査したら、年末にやっと病名が分かったけど悪い結果でした…」


今後治療しても治る見込みは無いそうな…

「両親やきょうだいがいてたら、看病もしてもらえるけど、
自分には看病してもらえる人もいない。
それよりも、自分が死んでも友人に連絡してもらえる人もおらず、
このまま自分が死んでも、誰も自分が死んだことすら分からないのかと思うと悲しくて…」

彼女は独身。
彼氏もいない。

Cさんがミャンマーで、ちはるちゃんの供養をしたというメールを読んだ次に
彼女からのメールを読み、いろんな思いが交差し辛くなって、
私は貴州省のネットカフェで号泣してしまった・・・



ちはるちゃんは殺害されたけど、
私や友人、ご家族、親戚が、
遺体となったちはるちゃんを空港まで迎えに駆けつけ、
多くの人がちはるちゃんの葬儀に駆けつけてくれた。
亡くなった地で供養までしてもらえて、
ほんとうは、ちはるちゃんは幸せ者なのかな…

でも、ちはるちゃんは自分でみんなにお別れも言えず、
自分がまさか殺害されるなど思ってもいない状況で、
息絶えてしまった。
無念で悔しいかっただろうに・・・




彼女は毎日1人で不安でたまらないようだが、まだ生きている。

難病なのに医療費控除対象外。
治療をしても病気は進行し、
病気が発見された後の平均寿命は5年ほど。


彼女が生きている間、彼女の寂しさ不安を少しでも取り除いてあげたい・・・






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Re: タイトルなし

★トモヒコさん

優しいお言葉ありがとうございます。
こんな私でも心の支えになってくれている人がいることに感謝です。
ありがとうございます。

かおりさんと出会うことができて、彼女さんもよかったと思います。
メールのやり取りだけでも、彼女は喜んでくれてはるでしょう。
つらいこともあるのでしょうが、かおりさんとつながっていると思えるだけで、どれだけ心の支えになっているかと想像されます。
私たちもそうですから。
プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 暗い話で申し訳ない
  • 2012年01月12日 (木)
  • 14時33分42秒
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