不審人物

【2011.12.31 4Day-8】=雲南省・貴州省旅行記=

一緒に行動を共にしていた中国人3人は、束河古鎮に立ち寄るという。
私は前日行ったばかり。
3人とは束河古鎮でお別れして、私は麗江へ戻った。

麗江は標高2400mだからか、高山病の苦しさや、
割れそうだった頭痛もずいぶんマシになり、食欲も出てきた。

野菜焼き飯を食べると、さらに睡魔が襲ってきた。
頭痛は少し治まっていたが、睡魔は相変わらず続いていた。

まだ日差しが高い4時半、宿に戻る、私はベットに倒れ込み、
着替えることもせず、そのまま深い眠りにおちいった。

しかし、A氏は「道を確かめて来る」と言って、出て行った。

彼は、方向音痴なくせに、いつも私の前を歩く。
そして、いつも道を間違える。

私はこう見えて、方向感覚には自信がある。
「この道、間違ってるんちゃうのー?」と後ろから叫ぶが、
彼は自信満々で、スタスタ先を歩き私の声など届かない。

私が元気な時は、「また間違えてるわー」と呆れつつ、
「ま、いろんな道を歩いてみるか」と考え、彼の間違った道について行く。

しかし、今回は、高山病が酷く、極度な睡魔に襲われている私は、
道が分からなくなったA氏に「こっちやって!」と私が案内し宿に辿り着いた。

彼はどうも納得ができないようで、1人で道の確認に出かけてしまった。

私がベットに倒れ込んだ1時間半後にふと目を覚ますと、
彼はいつの間にか帰って来ていて、隣のベットで眠いっていた。

私は頭痛もずいぶんマシになり、体調も回復し元気になった。

彼は今ごろになって「高山病で頭が割れるほど痛い」と言う。
しかも、熱っぽいという。
熱を測るが平熱。
きっと高山病だろう。

彼をそのまま眠らせ、私は一人で夕方の麗江旧市街を散策に出かけた。

1人で街をブラブラするのは超楽しい~♪

カフェに汚れた猫がいた。
名前は「ミミ」1歳の雄。
めっちゃ人懐っこく、声をかけると近寄ってきて膝の上に乗ってくる。
麗江のミミちゃん
汚いけど、めっちゃかわいい~♪

A氏には9時に戻ると言ったが、気がつけば10時になっていた。
「わー もう10時やん~」と思いながらも、またブラブラ散策する。
夜の麗江の街は、活気がある。

宿に辿り着いたのが10時半を過ぎていた。

できるだけ遅くに帰った方が、彼も1人でゆっくり眠れるから良いだろうと、私なりの優しさだった。

誰もいない真っ暗な路地を歩いて、宿近くまで行くと、変な男性が1人ウロウロしてる。
どう見ても不審人物。
しかも、何か一人でブツブツ言ってる。

無視して速足にウロウロしている男性の横を通り過ぎようとしたとき、
男性がさらにブツブツ言いながら私に近づいてきた!

これはヤバイっ!!!

私は「ワァッーーーー!!!」と大声をあげダッシュで逃げた。
すると、「俺や、俺やー」と、日本語が聞こえた。

えっ!?

振り返ると、A氏だった。

私の帰りが遅いから、心配して外でずっと待ってくれていたらしい。

彼は体調がよくなり、2人で出かけた。

だって、その日は、大みそか。


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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2012年02月24日 (金)
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