2泊3日福島の旅 5

喜多方はラーメンだけではなく「蔵の町」
昔は各家々に立派な蔵があったそうだが、昭和30年代後半から40年代にかけて日本の高度成長期に入り、
新築する家が増え、その時蔵を壊し新しく建て替えをしてしまったらしい。

地元の写真店を営む男性が、壊されていく蔵の写真を撮りのこし、「蔵の町喜多方」と題して写真展を行った。
それがきっかけで良さを見直し蔵を残すようになったとか。

この町に行って感じたことは、蔵だけではなく家の作りも蔵のような立派なものが多い。
そして瓦が赤い。

蔵のような家

喜多方がここまで蔵が多いのは、昔大きな火事があり、それがきっかけで家事にも強い蔵が多く建てられたと言っていた。
もともとこの地域は、酒・味噌・醤油・油などの醸造業が盛んで、その保存のために蔵があった。
火事の時に多くの蔵が残った。
それがきっかけで、家も蔵造りと同じような造りになったんだとか。

くらのような家

この蔵は、「柿の木の蔵」として有名で、国の登録文化財に指定されている。
柿の木の家
柿の木は火にも強くすごく高級な資材らしく、そんな高級な柿の木をふんだんに使った蔵らしい。
壁が煉瓦で、内部は蔵ではなく高級客間。
蔵の内部を公開していたが、蔵の中にある調度品も今では値段が付けられないような高級品ばかり。
うっかりしてて内部の写真を撮ってきていなかった。
興味ある方は、この蔵を所有している「若喜商店」のHPを見てね。
http://www.akina.ne.jp/~wakaki/

喜多方にはたくさんの蔵があり、もっとじっくり見たかったが
雨も強まり2日目の宿に向かうことにした。

2日目の宿は福島市内のビジネスホテル。
福島の地理を把握している人には、喜多方から福島市に行ったの!?と驚くかもしれない。
なぜ2泊目を福島市に宿をとったのかというと、雨の為行程をその日の天候で随時変更していたから。

まだ暗くなる夕方に福島市内のビジネスホテルに到着した。
チェックインする時、フロントで何やらもめていた。
やっと話しがまとまったようだったので、私たちがチェックイン。
私は後ろのソファで荷物の番をしていた。
なにやらフロントの人にA氏がいろいろ説明を受け、困っている様子。

「どうしたん?」
「ボイラーが故障したらしく、お湯が出ーへんねんてー」
「じゃ、お風呂やシャワーも水しかでーへんってこと!?」
「はい、お客様、申し訳ございません」
雨に打たれて寒いのに、温かいシャワーが浴びれないのはちょっと痛い。
「他にホテルを紹介してくれますか?」
「GWでどこもいっぱいでして・・・」
「近くにスーパー銭湯とかありますか?」
「車で10分ほどのところにスーパー銭湯があります。近くにも一般的な銭湯がございます。
もしこのまま宿泊されるのなら、多少の割引はさせていただきます」
なぬ!?
割引してくれると!?
「いくら割り引いてくれるんですか?」
まだ金額は決まってなかったよで、フロントの人がちょっと考える。
「...じゃ、1人1000円ではどうでしょう?」
「1人1000円ってことは、私たち2人なので2000円割り引いてくれるの?」
「はい、いかがでしょう?」

このホテル、ビジネスホテルなのに大浴場があるから選んだ理由だったけど、朝食付きで一人5800円だった。
ここをキャンセルしても他に宿を探すのもめんどくさいし、銭湯に行くとして、このまま宿泊することにした。
普通のツインを予約したが、ホテル側の配慮でファミリータイプの広い部屋にしてくれた。
福島ホテル
もしかしてクレーマーに感じられたんかなー?

ガイドブックによると、福島は「福島餃子」という円形の餃子で有名らしい。
(関東の友人たちに言うと「福島餃子?そんなのあるの?初めて聞いた」と何人も言われた)
夕方から強風波浪警報が出ていたが、福島餃子を食べに繁華街へと出歩く。
すごい大雨・・・
風も強い・・・
足もとずぶ濡れ・・・
店を探すが、全然見つからない。
地元民に聞きまくり、やっと福島餃子を食べれる店に到着したが、
タッチの差で私たちの前に観光客風のカップルが先に店に入った。
すると、その客たちで満席になり、私たちは待つことに・・・
その店は、地元民が飲みに来るようなお店で、餃子を食べてすぐ帰るという感じではなく、
2,3時間飲みながら食べるような店だった。

15分待ったがあく気配はなく、店の亭主も「まだまだかかりそうですよー」と言う。
待っている間、店にあった福島市のミニコミ誌を見ていたら福島餃子特集があった。
他のおいしそうな福島餃子の店をチェックして、電話で席が空いてるか確認し、別の店に行くことにした。

大雨の中、福島市内を歩き回り、やっと福島餃子を食べることができた。
福島餃子
餃子自体はあっさり味で、タレにおろしにんにくを入れて食べるとおいしい。
30個1500円。
メニューは「30個 1500円」しかない。

福島餃子を求めて、大雨波浪警報が出ている中、ずぶ濡れになりながらさ迷ったが、
結局、入った餃子屋はホテルのすぐ近くだった・・・

ホテルに帰って銭湯に行くつもりだったが、ズボンや靴の中はもうずぶ濡れ。
銭湯に入ってスッキリしてもまた濡れたズボンと靴をはくことになる。
それに、さらに雨も強くなってきている。
銭湯はもう諦め、さっさと眠ることにした。

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プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2012年05月16日 (水)
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