2泊3日福島の旅 7

大内宿を知ったのは、いつかなー?
大阪にいる時。
何かで大内宿の写真を見た。
これ、どこやろう~?と、地図で探してみたら、東北だった。
仙台からも離れてたし、大阪から行くのは厳しいなー
こりゃー遠過ぎるわ、無理やな~
あきらめた。

そして、東京に住むことになって、GWは東北に行くことが決まった時、
そういえば・・・あの藁ぶき屋根の集落にいきたいなー
でも、あれって、東北のどこやったっけなー?
集落の名前も忘れていた。

東北のガイドブックを見ていると、めっちゃ小さくあの集落の写真が載っていた!
福島県だった。
GWはちょうど福島に行くことになっていたので、
私が行ってみたかった藁ぶき屋根の集落「大内宿」にも立ち寄ることになった。
私の今回の福島の旅での一番の目的は「大内宿」。
それだけだった。
最終日にやっと大内宿に行けた。

私が行きたかった「大内宿」
大内宿 一望
村の中央の道の両脇に向かい合うように大きな藁ぶき屋根の家が並んでいる。
家の大きさも同じで、このように整列してる集落も珍しいと思う。

一軒が巨大。
福島の藁ぶき屋根の家は大きいと思う。

大内宿 1

私が村に到着したのが夕方の4時過ぎだったから、観光客が帰って行く時間。
だからここまで人が少なくなっていたが、昼間だとめっちゃ激混みと思う。
村の中心の道。
中央の道
夕方4時過ぎでも駐車場がいっぱいで並ぶほどだった。
GWだから特に激混みやったのかなー?
昼間駐車場には入れないと思う。

夕方5時を過ぎると、村は静かになってくる。
大内宿 4

むかしの雰囲気を残す家もあった。
大内宿 3


昔、大名行列の休憩場所として利用されていた家を復元した本陣。
今は大内宿の展示室になっている。
大内宿 博物館
後ろに回ると、屋根がズレ落ちていた。
崩れた屋根


この家の屋根は新しい。
聞いてみると、1週間前にふき替えたらしい。
新しい屋根

夕方になり、観光客も帰り村に静けさが戻った時、店の人とお話しさせてもらった。

「ここはいつから観光客が来るようになったんですか?」

「かれこれ20年ほどまえから、ちらほらと来るようになって、15年、10年ほど前から県外から来るようになりました。関西の人は去年からです。
それまでは仕事も収入もなく、男性や若い衆はみんな村から出てしまってたけど、徐々にたくさんの観光客が来るようになって、若い衆が戻ってきている。
こんなに観光客が来てくれるようになってよかった」

「藁ぶきじゃない家もいくつかありますが、あの家は元々あの屋根ですか?」

大内宿 メイン道路 

「昔はこの村は全て藁ぶきだったけど、出稼ぎや若い衆がだんだん仕事を求めて町に出てしまって、藁をふき替える人出がたりなくなって、それにこの辺り冬は雪が1m、2mも積もるんです。
藁の屋根は雪かきをしないといけなくて、それができなくなってしまった家が増え、トタン屋根にかえてしまったんですよねー
藁の上にトタンで覆う方法もあるけど、藁を全部取っ払ってしまった家もあるんです」

「トタンは雪かきをしなくていいんですか?」

「トタンだと雪が簡単に落ちけど、藁の屋根だと大変なんだ」

「今からでも屋根を藁にしていってはどうでしょうね?」

「藁ぶき屋根のふき替えは、1回1000万円かかるんです。
それでもふき替えはまだ使用できる藁を使ったりするけど、藁を全部取った家の屋根を藁ぶきに変えるのは、莫大な費用もかかってもう無理なんです」

「1000万円!?」

「今は自治体や観光資源から8割ほどの補助金がでるようになったけど、残りの2割の200万円ほどはその家の負担です。
昔は30年おきにふき替えをすればよかったけど、今は野焼きも禁止され藁も弱くなって、家の中で囲炉裏を使ってはいけないから、家や屋根がもろくなって、15年おきにふき替えなくっちゃいけないのです」

「なんで1000万円もかかるんですか?」

「綿ぶき職人の費用がけっこうするんですよねー それに藁の確保。
屋根をふき替えるとなれば、数日間かかるし、藁ぶき職人さんや村人総出になって、
その方々の食事、休憩時間の茶菓子など、そういったもろもろの費用もかかるんです。
今の時代に藁ぶき屋根を維持するのは大変なんです」

「なんで囲炉裏が使えないのですか?」

「法律で各家々に火災予防で煙探知機を付けないといけなくなったでしょ?
家の中で囲炉裏をたくと、煙探知機がずっと鳴りっぱなしなんです」


藁が何層にもなっている。使用可能な古い藁も利用しているのだろう。
藁


村のほとんどの家は、家の半分を現代の家に改築していた。
半分新しい家
今もこの村、家々には住人が暮らしている。
でも、家族が住んでいるのは、改築した現代的な家の方だという。

各家々は、特産品を売っているお土産屋や、お団子屋、お食事どころを営んでいる家が並んでいる。
1本300円のだんご。おいしかった!!
だんご


ここは「ネギそば」というそばが名物らしい。
ネギそばを見て、最初意味が分からなかった。
だって、白ネギが一本かけそばに添えてあるねんもん~
ネギそば
この1本の白ネギをお箸替わりにして、そばを食べるんだという。
意味わからん~
ありえへん~

ネギでほんまに食べる人おるんか!?
と思ってたら、ほんまにみんな食べていた・・・

白ネギにそばを引っかけて食べる。
それだけでも、仰天してしまうのに、
ネギもそのままボリボリと食べる。
ありえへん~
白ネギをぼりぼり食べるなんて、口の中ネギネギになってしまいそう~

私はすいとんにした。
すいとん



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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2012年05月19日 (土)
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