ヤンゴンでちーちゃんと再会!

私たちがヤンゴンのホテル到着する頃、現地旅行代理店の人が
国内線のAirチケットを持ってきてくれ、支払いをする約束になっていた。

しかし、私たちは台風が直撃しヤンゴンに到着したのは、当初の予定より6時間以上も後だった。

待合せのホテルに到着しても旅行会社らしき人はいない。
フロントで電話を借り、旅行代理店に連絡を入れると数分後に来てくれた。

ご両親と一緒にフロントのソファに座り、旅行代理店からAirチケットを受け取り、
ヤンゴンのホテルの2泊分の料金を払った。
ホテルの予約の控え、Airチケットのコピーにサインを求められ、
私が代表してサインした。

ひと通りの作業が終わり一息ついた時、旅行代理店の男性が驚くことを言った。

「私は、皆様をお待ちしていまた。
実は・・・ 私は○○○○さん(ちーちゃんの本名)を空港に迎えに行きました。」

私は息ができないほど驚いた。

「えっ!? ちーちゃんと会ったことがあるんですか?」
「はい。 空港に迎えに行き、ホテルまで送迎しました。」

ちーちゃん、そんな手配もしてたんやね・・・

「なんで私たちがちーちゃんと知り合いだとわかったんですか?」

私は予約する時、一言もちーちゃんの名前を出していない。
今回の旅の目的も何も一切話していなかった。

「飛行機を予約するとき、皆さんの名前を教えてもらいました。
ご両親の名字と彼女の名字が同じでした。
○○(ちーちゃんの名字)は日本でも珍しいです。
名前で夫婦だとわかりました。
いつかきっとご両親がミャンマーに来るだろうと、私は待っていました」

そう言うと、彼は国内線チケットのコピーを見せてくれた。
そこには、「○○○○」と、ちーちゃん直筆のサインが書かれてあった!
特徴あるちーちゃんの字。
まさしく、ちーちゃんのサインだ!
こんな形でちーちゃんと再会するなんて・・・

ご両親と3人で号泣・・・

そして、彼はさらに驚くことを言った。

「彼女は到着した日、ヤンゴンで一泊しています。
実は、彼女が泊ったホテルは、
今皆さんが泊っているこのホテルなんです」


えっ・・・・
まさか・・・
ヤンゴンでちーちゃんはどこに泊っていたのか、全然わからなかった。
まさか、こんな形で知ることになるなんて・・・
しかも、偶然にも私たちが泊ってる同じホテルだったなんて・・・

「ちーちゃんはこんな高級ホテルに泊ってたんですか?」
「ヤンゴンは急にホテルが値上がりしてしまいました。
彼女が泊った半年前は、ここは30$ほどでした。
今は当時の3倍になりました。
その時の彼女のサインもあります」

そういうと、ホテル宿泊の控えにちーちゃんのサインがここにもあった。

ほんとうにちーちゃんはここに泊ってたんだ・・・

「私、最初は違うホテルを予約しましたよね?」
「はい、2泊することになり、
最初のホテルは2日目が満室で連泊でいないから、
お客様がこのホテルを指定しました。
きっと彼女がそのようにしたのでしょう」

今回の旅は何か間違いがあってはいけないので、私はメール以外にも念のため、出発前2度電話していた。

「メールや電話もしてたのに、なんで何も言ってくれなかったんですか?」
「途中から、彼女と親しい人かなー?と、なんとなくわかりましたが、
こういうことはご両親に直接言った方がいいと思ったから。」

そう言うと彼は、当時空港にちーちゃんを迎えに行った時に使用した「○○○○様」と書かれたA4の紙を見せた。

「これを持ってちーさんを空港でお出迎えしました。」

「これを全て保管してくれていたんですか!?」

「はい。いつかご両親がミャンマーに来ると信じていました。
両親が来たら、これを渡そうと保管していました。」

「でも、今回私がたまたまあなたの旅行代理店を選んだからこうして会うことができたけど、もしも私が違う旅行代理店に頼んでいたら会えなかったんですよね?」
「そうかもしれないですが、私はきっといつか両親がミャンマーに来ると思っていました。
その時がきたらきっと会えると信じていました」

ミャンマーの人々の考え、私たち日本人の想像をはるかに超えた、
超越した哲学的な考えを持っているのかもしれない・・・

「ちーちゃんの事件はいつ知ったんですか?」
「事件があった時、新聞に載ってて知りました。
私のお客さんだったから、驚きました。
この度は、ミャンマー人が酷いことをしてすいませんでした・・・」

彼はミャンマー人代表で両親に直接謝ってくれた・・・・
両親は、ただ、ただ、号泣していた。

彼は、ちーちゃんの事件の事が書かてれある新聞も保管してくれていた。
「ミャンマー語で読めないでしょうし、読むのも辛いでしょうが、
彼女のことが書かれた記事なので、ご両親にお渡しします。」

そして、ちーちゃんのプラカード、ちーちゃんが残したサイン。
彼が両親が来るまで保管していた物全て両親に渡してくれた。

ミャンマーに到着して早々、こんな衝撃的な出会いがあるなんて・・・

全てちーちゃんが導いてくれてるんかな・・・?


台風で出発が遅れ、私はほとんど眠れてない。
しかも、ホテルに着いた途端、空白だったヤンゴンでのちーちゃんの足取りがわかり衝撃を受け、
1日目にして、私は疲れ果てた・・・


これから先、このような事実を否応にも知ることになる旅になるんだろうな・・・
そう考えるとミャンマーでの日々がすごく辛い・・・



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すごい巡り合わせ!
ちーちゃんが、みんなを呼び寄せてるのかな。事実を知って欲しいって思っているのかもね。

そして、ミャンマー人の方も全て保管してくれていたんですね。

ミャンマー人のせいで、ちーちゃんはこんなことになってしまったけど、きっと多くのミャンマー人は心の優しい人なんでしょうね。

Re: 今はじめて知りました

★ keiichiさん
ミャンマーでの事は、まだほとんど誰にも言うてません・・・
とにかく毎日奇跡的なことや衝撃的なことばかりで、自分の気持ちや頭の中が整理できずにいました。

ブログでは書けないこともいっぱいあります・・・
実は、ブログでは書けないことがほとんどです・・・

事件は、報道とは全く違っていました。
また近いうちにお会いしましょう。
その時に話せる範囲でお話します。

今はじめて知りました

今はじめて知りました。
本当にすごい、としか言えない。

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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • ヤンゴンでちーちゃんと再会!
  • 2012年07月19日 (木)
  • 13時38分34秒
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