シャタゴン・パヤー

ミャンマー2日目

ランチを食べ、歩いてシェタゴンパヤーへ行った。
Oさんによると、ここはちーちゃんが行きたかったが、行けなかったところらしい。
今回の旅は「ちーちゃんが行きたかったが行けなかった場所に行く」というのがご両親の目的。

ちーちゃんは夜にヤンゴン入りして、翌朝国内線に乗ったらしい。
「帰国前にヤンゴンで少し時間があるから、その時にシェタゴンパヤーに行く」と言ってたらしい。

それを聞いたご両親はシェタゴンパヤーに行くとき、ずっとうつむき加減だった。
Oさんとはあえて普段どおりにご両親と接する用に心がけていたが、私も気持が乗らなかった。


6.21 (17)シェタゴンパヤー入り口

6.21 (21)シェタゴンパヤー入り口階段

空まで伸びているように思うほどの階段を見ても、何も思わない。
普通ならワクワクして寺院の階段を登ってると思うが、全然嬉しくもない。
階段のすごさも何も感じない。
ただ無だった・・・

6.21 (25)シェタゴンパヤー1

6.21 (28)シェタゴンパヤー2

Oさんは「すごいでしょー」と皆を元気づけようとしてくれていたが、
私は全てゴールドの寺院を見ても、何も感じられなかった・・・

ほんとうは世界遺産級のすごい寺院なんだけど、ちーちゃんが見れなかったものを見ても何も感じられなかった・・・

沈みがちな私たちに2人の男性が声をかけてきた。
1人はお坊さん。
もう1人は英語を話す若い男性。
若い男性は、私たちを見て「家族か?」と聞いてきたが、4人で顔を見合わせ苦笑い。
次に私たちの生年月日を聞いてきた。
男性は、Oさんと私がきょうだいか夫婦かと思ったようだが、年齢が離れているのを知り不思議そうだった。
しかも、4人とも表情が暗い。

4人それぞれの神様のところに案内され、お参りすることになった。

6.21 (36)シェタゴンパヤー3

cさんが今年の正月ミャンマーに行った時、ちーちゃんの供養をしてくれた。
その時の写真の様子から、cさんはここで供養をしてくれたんだとわかった。
こんな立派な寺院で供養をしてくれてたんやね・・・
供養の写真を思いだし、涙があふれ出た。

「私たち4人のお参りより、ここでちーちゃんの供養をしたほうがいいんちゃう?」
Oさんに提案した。
ご両親にも話をし、ちーちゃんの供養をしてもらうことにした。

その時初めて、ちーちゃんのことを男性に話した。
男性はあの事件のことを知っていたようで、とても驚いていた。
あの事件の被害者のご両親だと知ると、とても申し訳なさそうな顔になった。

6.21 (72)シェタゴンパヤー4
供養中、4人は号泣だった。
Oさんは「僕がいながら助けてあげれなくて、ごめんなさい・・・」とずっと言っていた。
彼はそのことでずっと苦しんでいるんだろう・・・


ミャンマーで一番有名で大きな寺院でちーちゃんの供養ができてよかった。
シャタゴン・パヤーの美しさに浸る気持には全くなれなかったが、
ちーちゃんの供養ができたことがよかった。

ご両親も同じ気持なのか、帰りはほんの少しだけど笑顔がこぼれるようになっていた。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

あなたは何人目かな?
現在訪問者数
現在の閲覧者数:
無料カウンター
カレンダー(Ajax)
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
日記タイトル一覧
  • シャタゴン・パヤー
  • 2012年08月01日 (水)
  • 11時45分43秒
  • この記事にはトラックバックできません。
by AlphaWolfy
コメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
リンク
FC2ブックマークに追加する
FC2ブックマークに追加
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる