京都セレブの旅 3

りっちゃんの家は、京都でも北にあり、夜になるとすごく涼しい。
クーラーなんて必要ない。
窓を空けると、ちょうどいい。

りっちゃんを紹介してくれたきこりちゃんも一緒にりっちゃんの家で泊らせてもらっていた。

琵琶湖でのボート遊びでクタクタになり、体がもうガクガクになっていた私に
ヨガのインストラクターをしているきこりちゃんが
「今日はしっかりストレッチしといた方がいいですよ」と言われ、
布団の上で、全く力が入らなくなった腕を伸ばし入念にストレッチをしていた。

もうこの年になると、筋肉痛は翌日、いいや2日後に襲ってくると聞く。
これ以上の痛みが襲ってくるなんて、想像しただけで恐ろしい。

ボートのオーナーでもある50代女性も1週間前に久しぶりにウェイクボードをしたが、それから2日ほどたってから筋肉痛に襲われ1週間過ぎても腕、首がずっと痛みが取れないと嘆いていた。

「あなたもそうなるよ」と忠告されていた。

あぁ…恐ろしい~

普段運動してないし、私もけっこうな歳やし、後になって忘れたころに痛みが襲ってくるのか・・・と覚悟していた。

それにしても、当日の夜から全身が痛い。

明日、私は体を起こすことができるのだろうか・・・と心配しながら眠った。

深い眠りに入ったまだ夜も開けていない朝方、
隣で眠っていたきこりちゃんが私に何やら話しかけてきた。

「かおりさん、体大丈夫ですか?」

一瞬意味が分からなかった。
夜中でも彼女は私の体を心配してくれていることは理解できた。
眠っていたが、私も必死に返事をする
「痛い・・・」

そう言うと、私はまた眠った。
すると、まだ質問してくる。

「どこが痛いですか?」

え!?
まだ聞くか!?
「全身・・・」
そう言うのがやっと。

「どう痛いですか?」

眠ってるのに聞かれても頭が動かない・・・

私の体を心配してくれ、まだ質問は続いたが、
私、もう眠りたいんですけど…

二言返事をしたのが精いっぱい。
私は、それ以上きこりちゃんの質問に答えられず、また深い眠りに入った。

 
朝、きこりちゃんは私より早く起き、もうリビングに行っていた。
私は、全身が痛くて、なかなか布団から起き上がれない。
めっちゃ気合を入れ、必死に起き上がるが、動作は超スロー

朝食の時、きこりちゃんに
「夜中か朝方、私に話しかけてくれてたけど、途中で返事できずごめんなー」
と言った。

「何のことですか!?」とキョトンとしている。

「夜中に体大丈夫ですか?っていろいろ聞いてきたやん~」

「えー! 何それ~ 知らん~」

もしかして、あれって寝言やったん!? 
私、必死に寝言に答えてたんやー

きこりちゃんも自分がそんなにハッキリした寝言を言うなんて今まで知らなかったらしくめっちゃ驚いてた。


眠っててまで、私の体の心配をしてくれてありがとう。

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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 京都セレブの旅 3
  • 2012年08月30日 (木)
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