フィギアを買いに秋葉原へ

先日、某国の友達からお願いの連絡があった。

10/26-28の間に秋葉原のイベントに行って、とある商品を買って来てほしいと。
買ってきてほしい商品のURLを見るとフィギアだった。


イベント入場料、交通費、フィギア代、送料だけでなくお駄賃まで支払うという。

じゃ、ちょっくら友達のために協力してあげよう。

イベントは9時~夕方まで。
午後の適当な時間に行けばいいや。


前売りチケットを購入し、金額を確認してもらうためスキャンして友達に見せると
「これは引換券が付いてない。 
このチケットは入場券だから、欲しい商品はこれだけでは買えない。
当日整理券が配られるだろうから、整理券をGETするために朝一番に行ってほしい」

「じゃ何時に行けばいい?」

「頼んだ商品はこのイベントの為に作られた特別なフィギアですぐ売り切れる可能性があるから、8時に秋葉原に行ってほしい」

げっ、けっこう早いなぁ~
我が家から秋葉原へは1時間近くかかる。
それにしても、特別なフィギアというのに8時で大丈夫だろうか?

「8時に行っても買えないようだったらそれで諦めます。
かかった金額とお駄賃はお支払いします」

そう言われると私もできるだけ彼のお願いにこたえたい。

発売初日となる26日は朝6時起きで、自宅を6:45に出た。
秋葉原に到着したのは7:50。
たった10分だけだったが、予定より早く到着した。

が、甘かった・・・

もうすでに長蛇の列・・・
最後尾が見えない・・・
最後尾を目指す人が競歩のように一心不乱に歩く。
私は小走りで最後尾に滑り込む。
最後尾に到着した時には、軽い息切れ状態。

4人1列に並んでいるというのに、ここまでの長い列になってるなんて…
整理券をGETできるか不安になってくる。

線路横
正面の高架横の歩道にはずら―――っと並んでいた。
しかも、朝は日陰ですごく寒かった…


日陰でひたすら並んでいると朝の冷え込みもあり、体の芯まで冷え切ってきた。
周囲の人たちは並ぶのを覚悟していたのか、真冬の装いだ。

徐々に列は進み1時間後にやっと整理券となるリストバンドをしてもらえた。
が!
「12時にもう一度来てください」
「へ!? 12時!?」
「そうです。あなたは12時から並ぶ権利を得ました。商品がその時残っていれば入手することができます」
愕然とする私をよそに「次の方~」と、わたしの後ろに並んでいいた人にリストバンドがはめられた。

9時開場で商品をGETして、すぐ帰れると思っていたのに、私は12時まで待たないといけないことになってしまった…

あまりの寒さに体の芯まで冷え切っていた私は急いでカフェに避難。

こんなこともあろうかと持ってきた本を読んでいると、違う席から移動してきた男性が隣に座った。
ふと、その男性を見ると外国人。
私に英語で銀座線の乗り方を聞いてきた。
「すいません、私引っ越してきたばかりでわかりません」と言うと、
「いつ?」「どこから引っ越してきたの?」と質問攻め。
「あなたは日本には観光ですか?」
「いいえ、住んでいます。」
「どれくらい?」
「5年」
はー???
「じゃ、日本語話せるの?」
そう聞くと、めっちゃ流ちょうな日本語に切り替えた。
日本語話せるんやったら、最初から日本語で話せよ!
しかも5年も東京に住んでるのなら銀座線の乗り方もわかるやろ!

「あなたは今何していますか?」
「イベントの入場待ちです。12時に入れるのでそれまで待ってるんです」
「私も3時まで時間が空いています。今から映画でも行きませんか?」
はぁ~???
「行きません」


ナンパ師外国人が去った後、次に若者男性4人が隣に座った。
少しすると、別の1人の若者が床につくくらいの大きな袋を提げてやってきた。
4人は彼が戻るなり、早く中身を見せろと中国語で言っている。
大きな袋からは、私が行こうとしてるイベントの商品が次々に出て来る。
私は12時だが、彼は早い入場時間だったのだろう。
気になり、質問してみた。
「あなたは、何時に入場したのですか?」
「僕の時間は9時30分でした」
「何時に並んだの?」
「朝5時半に並び、9時半の整理券でした」
「じゃあなたよりもっと早く来て並んでた人がいたって事?」
「僕が来た時は、もうすでに並んでいました」
彼の購入したフィギアを見ると、私が頼まれている商品があった。
「私、それを頼まれているけど、まだ残ってるかなー?」
「これはまだ少し残っていたと思います。でも売り切れたらもう終わり」
「私12時に指定された集合場所に行かないと行けないみたい。12時まで残ってるかなー?」
「12時に集合場所に行ってもすぐは買えません。また並びます」
「げっ・・・じゃ、早く集合場所に戻っておくわ・・・」
私は早めに店を出て、集合場所に向かうことにした。
その時、彼らから呼びとめられた。
「すいません、商品をお願いしてもいいですか?」
フィギアは1つのデザインにつき1人2つまでしか購入できない。
1人の男性以外みんな来るの遅かったらしく、整理券に指定された集合時間が私より遅かった。
そのため、自分たちが欲しい商品が売り切れる可能性ができて焦っていたようだ。
確実に欲しい商品2つを私に託した。
2つで13000円。
私は商品と交換で後でお金を払ってくれてもいいと言ったが、彼らは先に払うと言って見知らぬ私に13000円をくれた。
彼らの分までしっかり買ってあげないと!
妙な責任感にかられ、早めに集合場所に向かった。

集合場所に行くと、ここでも長蛇の列。
なんじゃこりゃー!?
唖然とし、口があんぐり開いてしまう。

誘導スタッフに尋ねた。
「あのー 12時集合できたのですが、私もここに並べばいいですか?」
「この列は11:30の人たちです。
12時集合の人は、その辺りで待ってもらっています」
後ろを振り向くと、列になっているようななっていないような集団がいた。
そこには12時集合の人たちが、列に並ぶために待っていた。
な、な、なんじゃこれー!?


列に並ぶため40分以上待って、やっと12時集合の人たちが並ぶ事ができた。
が、ここから、またひたすら並ぶ・・・
列の先が見えない・・・
この列はいったいどれくらい先まで続いているんだろうか・・・?
列はくねくねとし建物入り口まで到達するには、そうとう時間がかかりそう・・・

私に依頼してきた友人にメールで実況中継状態。
彼は今までネットでフィギアを購入していたから、日本で行われているイベントに来て購入した経験がないらしい。
現場ではそんな壮絶な状態だったことを初めて知ったようで驚いていた。

私もちょっと並んですぐ購入できると思っていた。
お駄賃の金額を考えるとなかなかいいバイトになるかな?と思っていたが、とんでもない~

結局私が購入できたのは、午後2時前だった・・・
朝8時前から並び、商品を購入できたのは6時間後だった・・・

疲れたことは疲れたが、某国の友人からのミッションだけでなく、
たまたま隣にいて知り合った中国人からのミッションも無事成し遂げた達成感の方が強かった。


某国で待っている友達に商品を無事GETできた事を伝えるとこんな返事が届いた。
「First mission complete Congratulation!
And Thanks!」


そして、次のミッションが届いた・・・



ま、私が東京にいる間、できるだけ友達のお願いを聞いてあげよう。

ただ、1日仕事になるのでお駄賃の値段交渉してみようかなぁ~??とも思うが、

某国に行った時、おもいっきりご馳走してもらってお世話になろっと~

とは言うものの、某国にはいつ行けるのやら・・・?

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プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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