暗渠巡り (目黒川支流 羅漢寺川暗渠)

ちょっとシンガポール旅行記はお休み。


実は、東京に引っ越してから坂、崖、窪地巡りをしている。

関東平野といいながら、東京の地形は凸凹でアップダウンの連続。
私は出かけるたびに「なんちゅー傾斜やねん~」と思ってしまう。
その度に、この地形はいったいどうなってるんや??と疑問をいだいてしまう。


ほぼ毎週末いろんな坂、崖、窪地巡りをしていたが、
坂や窪地は写真ではいまいち伝わりにくくブログでアップしてこなかった。

しかし、暗渠はわかりやすいと思うので、ちょっと紹介。

3/3に行ってきた暗渠は、目黒川支流の羅漢寺川。
地図で「羅漢寺川」と検索しても、そのような川は見つからない。
だって、この川は今は地下を流れている暗渠(あんきょ)だから。

目黒駅から目黒川へ
目黒駅から目黒川へと続く目黒通りは、けっこう急こう配の下り坂。
目黒通りは、いろんな飲食店が並んでいる。
店と店の間、階段があった。
その階段、めっちゃ傾斜。
こんなん崖やでー
東京 目黒 階段
足踏み外したら一気に下まで転落してしまいそう~
東京 目黒 階段
なんちゅ~傾斜!
都内には、このよう急な傾斜が至る所にある。


目黒通りの「権乃助坂」を下ると目黒川。
目黒川を渡り、雅叙園の方に歩く。
すると、細い路地がある。
目黒 羅漢川 暗渠
ここが、今回辿る『羅漢寺川』の暗渠。
ってことは、目黒川に水の出口があるはず。
目黒川に目をやると、垣根が一部なく溝がある。
目黒 羅漢川 暗渠

下をのぞいてみると、暗渠の出口があった。
目黒 羅漢川 暗渠
ここが羅漢川が目黒川へと流れ込む合流地点。
今はアスファルトで覆われているが、この道の下には昔の川があるんだ。

先ほどの細い路地を入って行き、どんどん暗渠を辿って行く。
暗渠らしく車止めがある路地。
目黒 羅漢川 暗渠
ゆるやかなカーブが昔は川だったのかな?と連想させる。
(※ 路地でゆるやかなカ―プ=暗渠や昔の川ではない。
田んぼのあぜ道だった可能性もある。)

目黒 羅漢川 暗渠

暗渠はいろんなサインを出している。

暗渠近くには、このような階段や急な坂がある場合もある。
目黒 羅漢川 暗渠

歩道には5m感覚ごとにマンホールが続いている。
川は道路の下ではなく、歩道の下にあることをマンホールが語っている。
目黒 羅漢川 暗渠


このようなきれいな遊歩道になっている暗渠もあって車止めがある。
目黒 羅漢川 暗渠

整備された暗渠は、静かな遊歩道になっていたりする。
目黒 羅漢川 暗渠

遊歩道なのに、このように家が背を向けていることが多い。
目黒 羅漢川 暗渠
このような家は、遊歩道に整備される前に建った家。
もともとここは道ではなかったから、このように高い塀を作って背を向けてるんですねー



目黒不動に出る。
目黒 羅漢川 暗渠
今回目黒不動には立ち寄らず、暗渠を辿って目黒不動に沿って歩く。

下流から辿って行くと、正面の道が暗渠のように錯覚するが、ここは境内に少し入った右側の道へ進む。
目黒 羅漢川 暗渠

境内横の道を進み道を渡ると、こっから暗渠らしい道!
車止めがある細い道。
曲がりくねった路地。
目黒 羅漢川 暗渠
マンホールの連続。
目黒 羅漢川 暗渠
川だった時の石垣が残っている。
目黒 羅漢川 暗渠

奥に進むにつれ、暗渠らしく、見事にウネウネと曲がりくねった路地が続く。
目黒 羅漢川 暗渠

目黒 羅漢川 暗渠

カーブも美しいが、地面を見ると、見事なほどマンホールだらけ。
目黒 羅漢川 暗渠

左側の石垣は、ここが川だったというサイン。
目黒 羅漢川 暗渠
暗渠は低い場所なので、川が無くなっても水が集まりやすく、路地裏だから日に当たりにく、路面や塀に苔や雑草が茂っていたりする。

羅漢寺川暗渠の見所(勝手に私がそう思って楽しみにしてた)、頑丈なコンクリート壁。
目黒 羅漢川 暗渠

暗渠横の高台の塀から水が湧き出している場所がある。
目黒 羅漢川 暗渠
しみ出す感じではなく、一定な量がとめどもなく流れている。
上にはマンションが建っているが、汚水でなく、水は澄んでいて臭いもなかった。
湧水のようだったが、どっから湧き出しているのか、すごく不思議。


途中、暗渠を離れ、元目黒競馬へ。
今回、羅漢寺川の道を確認するため地図でチェックしてたら、不自然な巨大なカーブを見つけびっくりした。
調べると今も目黒競馬場の外周カーブなど一部が道として残っている。

どうですか?
この見事な外周カーブと直線コース。

大きな地図で見る

これは見てみたい!


暗渠路地を出て、坂道を登ったら、がらっと雰囲気が変わった。
都内には、このような坂道が多い。
目黒 羅漢川 暗渠
台地上に行くと、パプアニューギニアとジブチ大使館があった。
「パプアニューギニア大使館」
目黒 羅漢川 暗渠
目黒 羅漢川 暗渠
「ジブチ大使館」
目黒 羅漢川 暗渠

さー ここから元目黒競馬場のカーブ
RIMG0099.jpg
ほんまに見事なカーブが残ってる~
RIMG0100.jpg

カーブを曲がり切ると、今度は直線
RIMG0108_20130305180442.jpg
しかし、この直線、よーく見ると坂が下ってまた上り坂になってるのがわかるだろうか?
ゆるやかだが、競馬の直線コースと考えるとけっこうな坂。
当時馬もこの傾斜はきつかっただろうなぁ~
この傾斜谷筋で暗渠へと続く坂がある。

また羅漢川暗渠へと戻り、源流に向かって歩く。


林試の森公園に沿って整備された遊歩道がある。
公園横の遊歩道に見えるが、実はここは昔は川が流れていて、今は暗渠になっているなんて、気がつかないくらい、今までの道(暗渠)と違って、道幅が広く明るい感じ。
犬の散歩やジョギングしてる人がいた。
ここでも車が入らないよう、車止めがある。
目黒 羅漢川 暗渠

広い遊歩道を過ぎると、今までのように道幅が狭くなった。
目黒 羅漢川 暗渠

羅漢寺川の源流らしき場所には、「清水神社」があった。
昔ここから目黒川まで流れていたのかな?(私の勝手な想像)
目黒 羅漢寺川 暗渠
この神社の先にはまだ暗渠らしい道があったが、その先はすぐ行き止まりになって駐車場だった。

羅漢寺川には目黒通りから伸びる「六畝川暗渠」がある。
目黒 羅漢川 暗渠
ここは舗装されてない。
RIMG0135_20130305194252.jpg
ここにも車止め。
自転車も通さない。
RIMG0137_20130305194253.jpg

ゆるやかなカーブの細い道。
川だった頃の石垣が残ってる。
石垣から排水管が地面に伸びている。
壁や端には苔。
そして点々とマンホール。
ここは、まさに、ザ・暗渠
RIMG0141_20130305194254.jpg

この先は、大きな道、目黒通りに出た。
RIMG0145_20130305194255.jpg
六畝川暗渠も目黒通りで終了。


暗渠を楽しんだ1日だった。

暗渠巡りは、マンホールや細い道を辿りながら探検気分で、なかなか面白かった。


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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 暗渠巡り (目黒川支流 羅漢寺川暗渠)
  • 2013年03月05日 (火)
  • 19時32分21秒
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by AlphaWolfy
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