日暮里崖線

【崖探検】=山手線、日暮里崖線、上野、蛇道、六義園=

東京で暮らしてみると、東京、神奈川って坂だらけで地形の起伏が激しいことに驚いた。

都内は台地と谷の連続。

高級住宅地の田園調布や世田谷は、山に住宅が覆ってへばりついてる感じ。

都内のいろんな坂、崖を求めて散策していると、
崖の際まで家が立ち、崖のすぐ下にも住宅が建っていて、大丈夫なのか?とヒヤヒヤしてしまう。

崖を求め東京の崖の本を見ていると、日暮里には線路沿いに崖が続いている。
本には「もっとも偉大な崖」として紹介されている。

この週末は、もっとも偉大な崖、日暮里崖線、坂、元河川を散策してきた。

この日のルートは、
① 目黒から山手線
② 上野駅下車
③ 上野公園の台地
④ 下って不忍池
⑤ 江戸時代不忍池に2本の川が流れていた。その間に小さな半島のようなに突き出していた。
  細い川を境に今でも文京区と台東区と別れている。
  今はその2本の川が埋められた川跡がある。(藍染川、谷田川)
⑥ 藍染川跡、谷田川跡を辿りながら上流へ。
⑦ 途中、道を少し外れ、六義円の庭園へ。
⑧ 上流付近にある、本郷大地の岬へ。

こんな感じの行程。



日暮里崖線のすぐ横には京浜東北線と山手線が走っている。

線路横の地形を楽しむため、目黒駅から渋谷、新宿周りの山手線の先頭車両に乗り、車窓から崖を堪能することにした。

① 日暮里崖線だけでなく、渋谷、新宿あたりでも、線路横にはこんな崖が続いている。
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両サイドが崖の壁で、谷の中を電車が走ってる。
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カーブはトンネルに入る感覚になる
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東京の人はこれが当たり前らしく、崖の話しをすると
「そう言われてみれば崖だわー 今まで意識したことがなかった」と言われる。
東京の人にしたら、崖は生活に溶け込んでいて当たり前みたい。

この崖なんて6m以上はあるんちゃう?
この高低差、すごくない?
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崖にもいろいろあって、大きく分けて、切り開いてできた人工的な崖と、自然の地形の崖がある。
今ではコンクリートで覆われている崖だけど、日暮里崖線は海の浸食によってできた崖。
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縄文時代、東京の東側は海だった。
その時代、ここは海と陸の境界線。
つまり、電車が走っている場所は、昔は海だった。
想像を膨らませ、日暮里崖線を眺めながら山手線の車窓を楽しんでいると、あっという間に今回の目的地、上野駅に到着した。

② 右側は上野駅。
道の先はめっちゃ急な坂道
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左側の建物の奥は、上野公園。
上野公園は、台地の上にある。
急な階段を登ることになる。
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登りきって下を見たらこんな感じ。
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今では建物があってわかりにくいが、実はけっこうな崖。
オシャレな建物には、いろんなレストランが入ってて、意識しないとここが崖にへばりついてる建物だと気がつかないだろう。

人間の手によって作られた建築物や土木工事で、崖は隠されてしまっている。

元の崖や地形を想像するのが楽しい。
この楽しさ、わかってくれる人はいるのだろうか・・・?


③ 不忍池には、カモメが並んでいた。
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カモメの他に、白と黒のかわいい水鳥がたくさんいた。
こんな水鳥初めて見た。
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古地図では、この路地は不忍池に流れる川になっている。
今は裏路地。
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この細い細い路地を境に、文京区と台東区に別れ境界線となっている。
大きな道が境界線になってもいいように思うが、昔の川で区や町などの境界線となっていることが多い。

西日暮里近くの「蛇道」
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ここは昔、川で、蛇のようにウネウネと蛇行していたまま今は道となっている。
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ここは暗渠というより、埋めたてられた川跡のよう。
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門にドーンと自販機が。
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売り物件ようだが、物件みられへんやん~

川跡を外れ、「六義園」へ。
六義園は台地の上にあるのか、川跡から外れすと坂道が続く。
途中、このような急な坂道が出没。
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これは台地の入り口か!?
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この崖は、台地の際か?

坂を上り台地の上に、六義園があった。
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入場料 大人300円。
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一週間前に行った友人は梅が満開だったと言っていたが、2013.3.9はずいぶん散っていた。
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その友人に教えてもらうまで、六義園など知らなかったから、行けて良かった。

今度は坂を下り、また川跡に戻り、川跡の上流を目指す。
途中、山手線の効果をくぐる。
ここは川跡。
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駒込商店街を通り、妙義神社の角地へ。
ここが本郷大地の岬の突端らしい。
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こうして建物があると、台地の突端と言われても、ピンとこないが、
地形を見ると、坂道が合流し、ここが支流だったのかなぁ~?と思えてくる。

地形を読むのは、想像力が必要や~


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Re: 大事な想像力

★トモヒコさん

私なんてまだまだ初心者ですよー
「ブラタモ」が好きで大阪にいる時からあの番組を見てて、今度東京に行ったらこういう見かたもしてみたいなーって思ってたんです。

東京にはよく行ってたけど、実際に住んでみると起伏の激しい地形に驚きました。
渋谷には、地形好きにはたまらんほど楽しいですよー
東横線の線路と渋谷警察との間にある川があるんですが、そこの川は両サイドにテナントビルが建っていて、溝みたいな川なんです。
渋谷警察に行く陸橋からよく見えますよ。
それに、その川の先は暗渠になってます。
なかなか見ごたえありますよ。

大事な想像力

かおりさんの地形に関する想像力はすごいですね!
おそらく的確な経路探索ではないでしょうか。

私も大学時代、地形図を持ってあちこちうろついてました。
22日に東京出張があるので、渋谷の辺りの川跡を(タモリみたいに)訪ねてみようかと思います。(古地図が手に入れば…)
また面白いものがあったら教えてください。
プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 日暮里崖線
  • 2013年03月11日 (月)
  • 11時32分28秒
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