渋谷川暗渠ツアー

5/22(土)は、
渋谷川の暗渠を、「あるく渋谷川入門」著者の梶山公子さんと辿るツアーに参加してきた。
参加費は、資料代の300円だけ。

渋谷周辺にあった川は、今は暗渠になっている。
どこに川があったのかわからない。

渋谷は「谷」と書くだけあって、渋谷駅は谷底にあり起伏が多い場所。
谷になってるってことは、水は低い方へと流れる。
そこが川になる。

地形を読み、想像を膨らませ、目を凝らすと、以前川だったという形跡がいくつか残っている。

そういう川跡巡り、暗渠巡りをA氏と毎週末行っている。
これがけっこう楽しい。

私は暗渠派だが、A氏は坂・階段派。
私が興味ある大使館巡りを兼ねて都内の坂・階段巡りに行ってる。

知り合った人に「週末は坂や暗渠巡りをしてるんです」
と何気に言うと「渋谷川暗渠ツアー」のお誘いを受けた。

「暗渠巡りおもしろいわー」
「東京の地形がおもしろいわ~」など言うていると、
「暗渠!? おもしろそう~ 今度絶対誘って」とよく言われる。

世の中に暗渠好きがこんなにいたのか!?
私の周りには暗渠に興味がある人がいっぱい。

今回のツアーのお誘いがあった時も、暗渠好き7~8人に声をかけたが、仕事や家の都合で断念する人がいたが2名の参加があった。

6/22(土)
集合は、朝9時にJR千駄ヶ谷駅。

ルートは、渋谷川の2つの水源の合流点である千駄ヶ谷駅付近から歩き始め、
外苑西通りを通って原宿キャットストリートに入り、
川の面影を残す道を渋谷の神宮通公園までたどるというもの。


キャットストリートは、私が暗渠巡りをした最初に辿ったことがある。
資料には、暗渠になる前の昭和30年代の渋谷川がどぶ川だったころの写真があり、江戸時代、昭和、現在、ずいぶん様変わりした様子がわかった。
江戸時代、渋谷川に水車があったなんて知らなかった。

キャットストリートの渋谷川の源流がどこなのか・・・?
答えは、新宿御苑にある池だった。
現在は、新宿御苑だが、江戸時代は内藤家屋敷の庭の池。

大使館巡りをしてると、大使館の多くが昔の武家屋敷跡の一部を利用してる国がある。
そのような大使館だと、めちゃめちゃ大きい。
大使館を囲ってる壁が長いこと・・・
この大きなお屋敷は何や??と思うと、大使館ってことがよくある。
今でも巨大に感じるお屋敷だが、江戸時代の武家屋敷はさらに大きかった。
私の想像力が付いて行けず、頭がクラクラする。


話を渋谷川暗渠に戻すと、
渋谷川(現在暗渠)は、国立競技場横のフェンス沿いに流れていたらしい。
そこに行ってみると、歩道が陥没していた。
陥没


陥没してる横には緑地帯で、そこが元川だったように思うが、この陥没を見るとどうやらこの遊歩道あたりが渋谷川なのだろう。

先生は区の土木に問合せし、昔、渋谷川がどのようなルートだったのか調べたという。
土木の担当者は、「昔の地図と照らし合わすと、国立競技場よこのフェンス横の遊歩道あたりだったみたいです」という答えだった。

はやり、ここなのか・・・
ツアー参加者が、熱心に陥没跡を写真に収めていると、公園庭師の方が「この団体は何を研究されてる方たちですか?」と質問された。
その他にも、警察のような制服を着た2人が近寄ってきて「何の団体ですか?」とか「何をしてるんですか?」とかいろんな人に質問された。
20名近い人数で、20代から上は90歳までの意味不明なグループがゾロゾロと歩き、立ち止まっては資料を見ながら先生の説明を必死に聞いているのだから、不気味に映るわなぁ~

陥没を見終わり、渋谷川が流れてたであろうコースを辿っている途中、ボーリング調査が行われていた。
先日も違う場所でボーリング調査が行われていたらしい。
参加者がたまたま通りかかって、ボーリング調査をしてる人に質問してみたら「れきの地層ができてきたから、渋谷川はここを流れてたんでしょう」と教えてくれたらしい。
何でも聞いてみるもんやなー

参加者の中には、90歳の女性も参加していて、杖を持ってるが背筋はまっすぐでスタスタと歩いていた。
初老の男性も参加していた。
その方は、江戸時代の渋谷周辺の古地図を持参し、古地図に描かれている渋谷川を見ながら現代を歩いてた。
たまに、昔はここは〇〇だったみたいですね、と古地図を見ながら昔この辺りには、何があったのかを教えてくれた。


後半、古地図や絵画にも描かれている、渋谷川とゆかりのある神社や立ち寄って、神主さんから説明を受けるが、みんな神社仏閣の歴史には興味がないようで、眠そうに話を聞いていた。
お寺では有名な仏像彫刻があったが、だれも興味を示さず見向きもしないで通り過ぎていた。
ま、参加者は暗渠好きが集まってるもんなぁ~

写真にも収めてなかったのが、おもしろかった。
先生は「みなさん、この彫刻はすごく有名なんですよ、じっくり見てみてはどうですか?」と催促するほどだった。


暗渠ツアーは、朝9時~スタートし、終了したのは1時過ぎだった。
4時間休憩なしの歩きっぱなし。
20代、30代、40代でも疲れ切ってしまったのに、90歳のおばあちゃんは最後までしっかりした足取りだったことに関心。


ツアー終了後、ほぼ全員でランチを食べに行った。
中国粥の店で、私は粥の大盛り。
大盛りでも料金は同じの790円。
しゅうまいや肉まん、デザートも付いていて、しかも、全部めちゃめちゃおいしかった。
中国粥セット
渋谷に立ち寄った際は、また行きたい。


今回会うのは2度目の女性も参加していた。
彼女の隣に、今回初めて会う男性が座ってた。

その男性は、遠方からの参加で、前泊をして暗渠ツアーに参加してたらしい。

バスの時間が迫ってきたと、帰る間際に名刺交換をする。
その方は学生時代考古学を専攻していたという。

うわー! そんなおもろい経歴の人やったなんて~~
「私、発掘現場見に行ったことありますよー 発掘作業にめっちゃ興味があってやってみたいねんなー
いつの時代の考古学ですか?」と私が言う。
となりに座っていた、女性がすかさず「私、縄文時代の土器やはにわがめっちゃ好きなんです~」
「考古学」でここまで盛り上がるとは!!

考古学の男性は、帰りのバスの時間が迫っていたため、惜しまれながらも帰ってしまった。

土器、はにわ好きの彼女も、今からマラソンの試験があるからと言って試験場へと向かった。
そういえば、カラフルなマラソンの服装で暗渠ツアーに参加してた。

みんな、なんだか一般人離れしてて、中身がおもしろい。
(一般人とはどういう人なのか、私もわからないが・・・?)

私が声をかけ一緒に参加してた女の子も、次の予定があるからと帰って行った。

一緒に参加してたkaeちゃんは、夕方の5時に別の用事があるが、それまで時間が空いてる。
今回の暗渠ツアーを誘ってくれた男性と、彼の知り合いがやってるというイベントに参加することになった。

場所は、渋谷の公園。
コンテハウスで毎日いろんなイベントを行っているという。
鏡のひまわり
その日は、カフェだった。

神戸にあった特別なコンテを購入し、今は渋谷の公園に設置し(許可はちゃんと取得してある)
コンテナ内にテレビがあり、ゆるーい講座を開いたりしてるらしい。

発砲スチロールで作られた椅子は、主催者が作ったもの。
座り心地がよく最高の椅子だった。
椅子を重ね合わせると四角になり、紐で括れるようにもなっていて、持ち運びに便利なよう作られている。

カフェ担当の男性が、めっちゃおいしいコーヒーを入れてくれた。
1杯100円と聞いていた。
それでも安いと思うほどのおいしさだったが、実際は1杯たったの10円だった。

テーブルには、ヒマワリがいっぱい。
花瓶が変わっている。
底が鏡になっていて、試験管に水を入れ、そこにお花を生ける。
コンテナハウス
鏡にお花が写り、すごく素敵~

変わった花瓶に興味を示していると、それをデザインし制作したという青年がいた。

仕事もデザイナーをしていると言ってたように思う。

発砲スチロールを制作した人は建築家だったような?

みんな自分の得意分野を活かし、さりげなくコンテハウスで表現していた。


そういう場を自らの行動で作り、いろんな人が賛同し集まって、それぞれの得意分野を表現できるなんて、すごく素敵と思う。
東京人はさりげなくやってくれるなー


夕方は、一緒に参加した子の弟が経営してる吉祥寺のカフェに行って、
夜は吉祥寺の別の場所で、ルクセンブルク人のアーティストのパーティーに行く予定だったが、1日に何個もハシゴすることに慣れてない大阪人の私は、夕方になるとバテバテになり帰ってしまった・・・
あぁ~ 東京人になりきれない私・・・


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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 渋谷川暗渠ツアー
  • 2013年06月24日 (月)
  • 17時42分56秒
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by AlphaWolfy
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