福建省の結婚式-7 無言の圧力

2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】

2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 1/9 4 Day-7

旦那の実家の祭壇前で儀式を終えると、旦那側の親族と集合写真。

それが終わると、また車に乗って移動。

次こそ結婚式の会場かな?と思っていた。

しかし、ついたところは、彼の実家のマンション。

ここでも、リンちゃんが車から降りて一歩歩く前に、紙吹雪担当者が慌てて、紙吹雪の筒を発射させる。
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爆竹担当者は先回りし、リンちゃん到着前から爆竹を鳴らし続けていた。

リンちゃんは、常に赤い傘をさしてもらいながら移動し、リンちゃん行くところすべて爆竹が鳴っている。

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入口となる箇所ではいったん立ち止まり紙吹雪。

マンションのエレベーター前の入口にも、風船のアーチが飾られてあり、こに入る前にもいったん立ち止まり、爆竹と紙吹雪。
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リンちゃんのドレスの裾を持っている女の子は、リンちゃんの付添人って言っていたが、彼女の役割はすべて親戚の女性が手際よくこなしていた。
きっと結婚式に詳しい人なんだろう。
付き添人の女の子は、近所の独身友達みたい。

旦那の実家に行くのもついて行っていいらしい。
私やリンちゃんの友達の女性たち10人ほどがゾロゾロと付いて行く。

家にも入っていいらしい。

家のリビングは、まるでパーティールームのような飾り付けで、風船や赤いリボンの装飾でいっぱい。
この日は、家の中は土足でいいみたい。

中国の家庭も西洋と同じで、基本土足。
いろんな一般家庭の家にお邪魔させてもらったが、マンションはドアを開けるとすぐリビング。
日本のように玄関スペースがない。
マンションでは、玄関入ってたところで、内履きいのスリッパに履き替える。
田舎の一軒家では、玄関入ると土間のスペース。
そのまま外出履きでもいいが、基本室内履きのサンダルに履き替える。
畑仕事の靴は、玄関入ってすぐ履き替える。
土を室内に入れないためだろう。
マンションも一軒家でも基本履き替えるが、日本のように玄関スペースはない。
欧米人の家と同じですね。

日本のように玄関スペースがあることが、世界では珍しい作りなんでしょうね。

余談だが、以前、香港人の友達カップルが日本に観光に来て、我が家に泊まりに来た。
それまで何度か日本に来てことがあったが、民家で泊まるのは初めてだったみたい。
我が家について、私が先に靴を脱いで家に上がると、すごく驚いていた。


土足のまま、リンちゃんの旦那の実家に上がると、リビングには男性陣ばかり。
私たちリンちゃんの友達の女性陣は、リンちゃんのこれからの寝室になる部屋に通された。

DSCF9604.jpg

部屋はすっきりしていて、天井には赤いレースの装飾が施されてあった。
DSCF9607.jpg
彼や彼のお母さんがこの日のためにリビングや寝室を飾ったんだろう。

この部屋には、トイレ、シャワー室、備え付けの机、棚、クローゼットがある。
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日本のワンルームより断然広い。

ベットの壁には、2人の結婚写真のパネルが飾ってあった。
「あれー!?結婚写真まだ撮ってないって言うてたのに~ いつの間に撮ったんや??」
私のデカい独り言に、日本に留学していた友達の1人が、
「一週間前に撮ったみたい。でも本人は結婚したくないから結婚写真撮ったことを言いたくなかったみたい」
もう1人の子も「結婚写真撮てたんだ~」とちょっと驚いていた。

ベットの足元の壁には、壁掛けテレビ。
DSCF9606.jpg

壁掛けテレビの両側には、赤ちゃんのポスターが。
これ、誰や?? 新郎の親戚の子供かなー?
リンちゃんの親戚の子供(赤ちゃん)のポスターか??

私が不思議そうに見ていたとき、1人の友達が声をかけてきた。

友1:「これわかる? これは早く子供ができますようにっていう意味だよ。
よく見て。何か気づかない?」

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私:「さっぱりわからん~ 双子?」

友1:「両方、男の子でしょ? 
これは男の子が生まれますようにっていう意味。
新郎新婦の部屋には、男の子の赤ちゃんのポスターを貼るの。
ま、無言の圧力ね。 中国では男の子がいいとされてるから。 仕方がないね」

ひぃっーーー!!
私はゾッとしてした・・・

私:「女の子が生まれたら?」

友達1:「子供の誕生は喜ばしいけど、男の子が生まれると親はもっと喜ぶね。一族が繁栄することになるから」

特に福建省では、個人ではなく家、一族の繁栄が大事みたい。

だから、リンちゃんだけでなく、リンちゃんのお姉さん、親戚、友達たちも全員、親が決めた相手と結婚している。
ここは、そのような風習しきたりみたい・・・


※中国でも他の地域では、このような考えは全くない。
福建省の中でも、ちょっと特殊な地域みたい。
他の中国人に、リンちゃんの結婚の話をすると、
時代錯誤だ! 同じ中国人なのに信じられない。いつの時代だ?と批判していた。




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プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2016年03月02日 (水)
  • 11時50分31秒
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