福建省の結婚式は特殊

2016年1月 【中国福建省・上海 結婚式の旅】
2016.1/6-1/20 15日間の旅

● 貴州省、台湾、福建省(福州市)の結婚式  
その2(福建省・福州の結婚式)

福建省の結婚式は、中国の中でも特殊らしい。

今までリンちゃんの結婚式の様子を紹介しましたが、改めてまとめてみました。

リンちゃんの結婚式で気づいたこと。

◆ 結婚式は12月が多い。
リンちゃんから結婚が決まったと連絡があった時、「結婚式はいつ?」と聞いた。
リン:「たぶん12月かなー?」
私:「12月のいつ頃? それによって正月旅行の予定を考えたいし、決まれば教えてね」
12月と聞いていたので、私は例年行っている正月旅行の計画を中断し、リンちゃんの結婚式に合わせて中国行こうか計画を練っていた。
しかし、一向に結婚式の日取りが決まらない。
実はお父さんの体調が悪く、お父さんの治療の進み具合と体調の様態事情があって、なかなか決まらなかった。
それに、リンちゃんも結婚したくないこともあり、催促しなかった。
結婚式の日取りが決まったのは、11月だった。
12月と言っていたが、1月上旬になった。
その時は、正月明けになったと思っていたが、そうではなかった!
彼女にしたら、12月だった!
中国人は、旧暦で考えていて、私たちの西暦とは違う暦で行事を行う。
もし、中国人から「正月」「12月」とか言われた場合は、旧暦だと思った方がいい。


◆ 結婚式の移動の車はベンツやBMWばかり。
ベンツやBMWというのはお金持ちの家だけで、他の結婚式では国内の車だった。
結婚式は家の金持ち度を表すため、ベンツやBMWを持っている親戚の家の車を集めたり、足りなければレンタルもするらしい。
そのため、この地域では、結婚式用に通常より大きなベンツやBMWのレンタルもある。
レンタルするのは、車だけで運転手は身内や友人の男性らしい。
運転手がその車の持ち主とは限らない。

◆ 花嫁の親戚は、金のネックレスや指輪、ブレスレットをプレゼントする。
DSCF9656_2016042811203731e.jpg
・これは女性が花嫁に送る。
・男性の親族からは送らない。
・お祝い金とは別に送るもの。
・花嫁の友人たちも、親しければ個人でプレゼントする場合いもあるが、純金なので高額なため、友達同士でお金を出し合い金のネックレスをプレゼントする。
・リンちゃんの場合は、お父さんの知り合いの女性から豪華な金のネックレスやブレスレットをもらっていることが多かった。
・ネックレスのデザインは様々だが、太った豚が多かった。
DSCF9657_201604281120387a1.jpg
豚は子だくさんで幸運の象徴らしい。
・ネックレスは24Kで、人によっては溶かして自分好みのデザインに作り直すらしい。
そのような工房はその町にはたくさんあり料金も安いらしい。
日本だと自分自分好みのデザインに変えるとなると高額になるが、ここでは安いため気軽に作り直せるらしい。

◆ 独身女性はチップがもらえる!
披露宴で、主催者(リンちゃんのときは旦那側の母親)が、「独身の人はいますか?」と、私たちのテーブルに来て聞いてきた。
独身の人が手を上げると、赤いポチ袋を渡した。
もらった人は、中身を見ることもなく、鞄にしまった。
それは独身女性だけがもらえるチップらしい。
リンちゃんの結婚式に来ていた友達は、周辺地域の住民だから驚くこともなく、当たり前のように受け取っていた。

みんなその場でな中身を見なかったので、私が何が入ってるの?とは聞けなかったが、翌日チップをもらった友達と会うことができ、何をもらったのか聞いてみた。
中には「20元」が入ってたらしい。
私が驚くと「これは普通の習慣」と言っていた。
これは福建省だけの習慣なのか、もしかするとこの周辺地域の風習なのかわからない。

中国は省、町、地域によって言語が違う。
特に福建省は小さな町、村ごとに言語が違う。
言語が違えば、習慣、風習も違ってくる。


私は福建省の後に、上海に立ち寄った。
上海に住む中国人の友達に、リンちゃんの結婚式の写真やリンちゃんが金まみれの姿を見て、仰天していた。
友達は同じ中国人でも、福建省の結婚式が独特だったとは知らなかったらしい。
一緒にいた別の中国人女性も驚いていた。
しかし、少しすると「そういえば。。。福建省の結婚式は独特だと聞いたことがある…」と言っていた。
でも、実際に福建省の結婚式の様子や花嫁が金まみれになっている姿を見たことがなかったらしく、
「噂は本当だったんだ…」と衝撃を受けていた。
上海と福建省は飛行機で1時間ほどで近い。
それでも、お互いの地域の風習、習慣は知られていなかった。

帰国後、リンちゃんとも共通の知人の福建省のエンちゃんにそのことを話した。
エン:「そう!中国は国土が広いし人口も多い。  同じ福建省でも風習、習慣が全然違う。
細かく言えば、一族、家族によっても違う。
私は日本に来て驚いたのは、東京に住んでいても他県の観光地、食べ物、風習、お祭りなど日本人はよく知っている。 
テレビでもよく紹介されている。
中国では他の地域の事を知るチャンスがない。
テレビも北京の中央テレビがあるけど、それは一般的なニュースばかり。
その他のチャンネルはドラマが多い。
今はSNSとか、インターネットとかで、いろんな情報を知ることができるようになったけど、まだ数年。
だから、中国人の多くは、他の地域の風習、習慣をあまり知らない。
それに、みんなそのようなことはあまり興味がない。」

エンちゃんの言葉にすごく納得した。
やはり、中国は奥が深い・・・


貴州省のトン族の友達がいる。
先日彼女のSNSを見ていると、変化を感じ、片言の中国語で連絡してみた。
すると、「年内中に結婚することになった」と返事があった。
「私、結婚式に行きたい!」と送ると「ぜひ来てください」とうれしい返事があった。
私:「結婚式はいつですか?」
トン族の友達:「12月です」

私は今年の12月は貴州省に行こう!と決めた。
トン族の結婚式が見れる嬉しさで、トン族を研究されている某大学の先生に連絡を入れた。
先生:「トン族だと旧暦だと思うのですが、西暦の12月ですか?」
先生の返事にハッとした。
すぐ友達に質問した。
私:「あなたの結婚式は旧暦の12月ですか?それとも西暦の12月ですか?」
友達:「旧暦の12月です」
危ないところだった・・・

中国人と日時を話すとき、旧暦なのか、西暦なのか確認したほうがいい。
特にお祭りの日時は要注意。

ミャオ族の場合は、旧暦、西暦でもない。
ミャオ族独自の『ミャオ暦』があり、ミャオ暦でお祭りの日時が決まる。
ミャオ暦はミャオ族の人に聞かないとわからない。

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Re: No title

Cさん

そう!!
あの二人!!
結婚するみたい。

No title

えー、あの二人か?
プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 福建省の結婚式は特殊
  • 2016年04月25日 (月)
  • 13時17分53秒
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