汶川のホテル

【四川省・貴州省の旅】2016.9/4-29 

9/5 Day-2-3《汶川》


汶川では、ジュジュちゃんがネット予約したホテルに泊まることになっていた。

バスを降りて、ジュジュちゃんがホテルに電話をする。


その時、中国語で「一人は日本人ですが大丈夫ですか?」と聞き取れた。


電話を切った後、「日本人宿泊できるか確認してくれたん?」と聞いてみた。

「うん、大丈夫だって。

オーナーはすごくいい感じの人。

今から迎えに来てくれるって」


その後、オーナーらしき男性が歩いて迎えに来てくれた。


少数民族ではなさそう。

ちょっとだけあか抜けた感じの30代前半の男性だった。

落ち着いてて喋り方も温厚。


聞くと、彼は雲南省出身だった。

今はホテルのオーナーだけど、元々のオーナーは別にいるという。

彼はずっと中国を旅をしていて、半年前に汶川に来てこの宿に泊まった。

その時、元々のオーナーから「半年ほど旅に出るからその間この宿のオーナーをしないか」と声をかけられたという。

雇われオーナーに思えるが、彼がオーナーの間、売り上げは全額彼の収入になるという。

だから今このホテルのオーナーは彼らしい。


ホテルオーナーの引継ぎは、マンション(ホテル)の鍵と、ホテル専用の携帯電話だけ。


日本ではちょっと考えられない曖昧さだが、中国ではよくあることらしい。



ホテルは、山奥の田舎町には不釣り合いな高層ビルだった。

ホテル(高層マンション)は川とメイン通りの間にある。

写真の右側は川。

DSCF1607.jpg

ホテルは高層マンションの12階。

オーナーは自慢げに高層階で景色が最高だと言い、ジュジュちゃんは「わー!すごい!!」と喜んでいるが私は怯えた。

だって、こんな渓谷の震源地で、高層マンションやなんて・・・

渓谷の川は断層の亀裂によってできたものなのに・・・

そそり立った渓谷の川沿いに建つ高層マンション・・・

恐ろしい・・・

中国の高層マンションなんて見た目はいいが、建築など適当だし耐震構造など絶対してない。

外観は立派だが、実は柱と柱の間はだいたいブロック積み上げただけ。


マンション入り口

DSCF2083.jpg


三階にも宿があるみたいですね。

汶川の町を歩いたけど、宿は見かけなかったので、この高層マンションの中に宿が数件あるのかも。


エレベーターはガタガタと不気味な音をたてながら12階へ。


ホテルにしているマンションのドアは立て付けが悪く、ドアがめっちゃ硬い。

オーナー男性が、全身でドアを押しやっと開いた。


ドアを開けたらリビングと廊下。

DSCF2087.jpg

日本のようにリビングと廊下の境にはドアはない。



玄関空けたらリビング。

DSCF1592.jpg


逆から見たリビング

DSCF2086.jpg

正面のドアの奥には5畳ほどの部屋。

二段ベットだけあり、オーナーの部屋。


DSCF2085.jpg

2016年9月当時、私が泊まった時のオーナー

(3か月後にはまた旅に出ると言っていたので、もうこの宿のオーナーは変わってる)


客室は3部屋。

ダブルベットの部屋

DSCF2088.jpg


ツインルーム、

DSCF1589.jpg


二段ベットが3つある6人部屋。

DSCF1590.jpg


シャワー&トイレ

DSCF1591.jpg

水が使えるところは、ここしかない為、誰かがシャワーかトイレを使っていると水が使えない。

キッチンはない。

中国のマンションは、購入者が間取を別注文するので、キッチンを作らなかったみたい。


私たちがチェックインした時、客は居なかった。

私たちは、汶川を拠点にし、周辺の村々に行き調査をするため、ここで連泊する。

事情を話したら、特別にドミトリーの料金でツイン部屋を使っても良いと言ってくれた。


彼は毎日丁寧に掃除をしていて、ホテル内はいつもきれい。


ツイン部屋からの見た景色。

DSCF1953.jpg

メイン道路を挟んだ向かいには岩山。


DSCF1954.jpg

汶川は険しい岩山に囲まれている。


そんなところにこんな高層マンション。

DSCF2089.jpg


関東に住むようになって、約5年。

地形に興味を持ち、断層、地質を独学で勉強し、つくばの研究機関「地質標本館」に何度も足を運んでいる。

地質標本館https://www.gsj.jp/Muse/


汶川に到着して、周囲の地形を見て感じたことは、

こんなところに住んだらあかん・・・

こんな危険な高層マンションで数日間泊まるなんて、地震が起きたらもう終わり・・・



ジュジュちゃんに宿替えを提案したが、オーナーがすごくいい人で料金を安くしてくれたし大丈夫だってと説得されて断念した。



『一席之地青年旅舎』

電話番号 18990-423725

DSCF2094.jpg


ドミトリー 25元

ツイン、ダブル 30元

(この料金はこのオーナーだからかも?

オーナが変わった今は料金が違っている可能性があります)


私たちはツインで30元でしたが、連泊していたしオーナーと親しくなっていたので、毎日まけてくれ2泊目からは25元にしてくれていました。



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プロフィール

かおり

Author:かおり
大阪出身
旅が大好きで、気がつけば40数カ国旅をしています。そして念願だった旅行記を2006年出版。
多くの人に一人旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2017年01月06日 (金)
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