以前「胸キュン♪」でカンボジアで出会った若者たちの話の中で、
悩める乙女ひろちゃんのことを書いたでしょ?

3月に3週間インドを旅していたちーちゃんも、
ひろちゃんのことを気にかけてくれていたようです。

「インドにハマりましたか・・・」
「ちーちゃんはどうやった?」
「確かに衝撃的でしたけど、ハマるまではいかなかったなー」

私はインドにはまだ行ってない。
ひろちゃんのことを理解してあげたくても、
彼女が何にどう衝撃を受けたのかわからない。
近頃、インドに行ったという人にインドの感想を訊くようになっている。
ひろちゃんに訊くのが早いのだろうが、
彼女は衝撃のあまり頭の中で整理ができないようで、
何もかも抽象的すぎて、インドで何を感じたのか
私には具体的にちゃんと伝わってこない。
(私の理解力が乏しいんでしょう)

私がインドのことをなぜ詳しく知りたいのか事情をちーちゃんに説明すると、
「ひろちゃんって人いくつでしたっけ?」
「21歳」
「あぁ・・・21歳か・・・。
私がエジプトに行った時が21歳だったんです。
エジプトのナイル川で、豪華客船が停泊してたんです。
その船には、いかにもお金持ちって感じのヨーロッパ人たちが、
デッキで本を読んだりプールに入ったりしてたんです。
その下ではエジプト人が、ヨーロッパ人たちの大きな荷物を抱えて
船に運んでいる姿を見て、涙があふれたんです。
インドでもそういう光景ばかりで、もしかしたら彼女も衝撃を受けたんでしょうね。」

私もナイル川で豪華客船を見たけど、ちーちゃんのように衝撃は受けなかった。
私はもう麻痺してるのかも?

いいや、そうではなく見方が変わっているように思う。
若い頃なら、「金持ちと貧困」という見方をしていたかもしれない。
でも今では、彼たちは仕事があるからまだいいほうだ。
それにツアー客相手の仕事は給料がいい。
と思ってしまって、不憫に思わなくなっている。

23歳になったばかり、私はオーストラリアをバスで一周した。
その時、初めて人種差別というものを受け、原住民の現状を垣間見て、
自然と人間の共存も考えさせられ、衝撃を受けた記憶がよみがえってきた。

初めての一人旅でインドやエジプトを旅したなら、私以上に衝撃が大きいのかも・・・
ちーちゃんの一言で、ひろちゃんの思いがほんの少し理解できたかも・・・?
2007.06.16 
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