沸騰都市 ドバイ ②

前回、≪私が見たドバイ≫をアップしましたが、私が行ったのはたった2000年。
その後もドバイはどんどん進化し続けてる街です。

5/18(日)のNHKスペシャル「沸騰都市ドバイ 砂漠に出現した黄金の街」
(再放送は5/20深夜24:55~)

このブログを見てくれている人で,、見た人ってどれくらいいるんでしょう?
見ていない方に、内容を説明しますね。

アラビア半島の砂漠に突如として出現したスーパーCity・ドバイ。
数十年前まで砂漠の小さな貿易の港町だったドバイは、今や異様な経済成長をなしとげ
世界から注目されています。
ドバイでは所得税、法人税もかかりません。
2005年には、世界最大級のショッピングモール(モールオブエミレール)ができ、
世界の高級ブランドが入り、世界の超セレブたちがショッピングに訪れます。
豊かな人々にとっては、最高に居心地のいい場所でしょうね。

ドバイは周辺の近隣諸国に比べると、原油の生産も少なく、
オアシスを求めて砂漠を転々とする遊牧民の国でした。
(今では原油はもう枯れ果てしまった)
そんなドバイを変えたのは、ドバイの首長ムハンマド氏。
「この砂漠に世界一の都市を作り、金融、観光、物流の分野で世界一になる」ことを目指すことが彼の野望。
「なぜ、世界一を目指すのですか?」という質問に、ムハンド首長は
「エベレストでさえ2番に登った人の事を誰も覚えていない」

彼の発案で、ドバイの陸と海とで開発を競い合い、海のナキール社、陸のエマーム社が次々に開発し、
ドバイは信じられないスピードで変化してきました。

人類史上最速のスピードと最大のスケールで発展が進むドバイ。
山を削り海を埋め立て、砂漠を切り開く。
海には、ナキール社が手がける、ビーチから延びるヤシの木をかたどった
人口島(パームジュメイラ)を作り、ベッカムが買ったことでも有名ですね。
5年前の売り出し価格は1億円だった物件が今では10億。
ところが、実際人が住んでいるのは6割程度だとか。
その隣には、海に世界地図を模した人工島(ザ・ワールド)が完成。
島の価格は、15億~50億円。
今、さらに巨大な世界最大の人工島(パーム・ジュベリアリ)を建設中。
予定ではこの島に28万人が暮らす街にするんだとか。
入居者がいるんだろうか・・・?
ナキール社の最高責任者のマルワン氏が言った言葉が
「人が覚えているのはナンバーワンだけ。
2番や3番は誰も覚えていません。
ナンバーワンなら忘れられることはありません」


砂漠だった陸には次々にオフィスビルや高級ホテルが建設され、年々砂漠に建物が増え、
街が造られています。
夏には50℃になるドバイにスキー場を作り、今建設中のブルジュ・ドバイは世界最高の建築物。
高さ800メートル、160階建てだとか・・・
1階~39階まで、イタリアのデザイナー・ジョルジオ・アルマーニがプロディースする世界初のホテル。
43階~108階まで、住居用マンション。
109階以上はオフィス。

ブルジュ・ドバイを作っているエマール社の社長は、「世界一」にこだわっている。
2009年の秋に完成予定ですが、まだ正式な高さの発表はしていません。
それは、また高いビルが建設されれば、さらに高さを継ぎ足しができるようにしているから。

現在6000人が24時間体制で、このビルの現場で働いているんだとか。
この工事現場で働いているのはインド、パキスタンからの労働者たち。
2004年に建設が始まり、4日にワンフロアという驚異的なスピードで建設され、
今では雲を衝き切って天高くそびえて地上から見上げないといけません。
4日に1フロアなど驚異的なスピードの建設現場なんてほんとうに大丈夫でしょうか?
突貫工事ちゃうの!?と思ってしまいます。

それに、ドバイは地震がないといわれていますが、私が持っている地震マップにはドバイが赤いです。
地震マップ

あんな高いビルを作っても大丈夫なんでしょうか・・・・?

ブルジュドバイの開発を行っているのはエマール社の会長のムハンマド・アッバール氏は、
「ブルジュドバイはピラミッド以来のアラブ民族の繁栄の証」と言っています。
ほんとうにアラブ人はそんな風に思っているのだろうか・・・?

テレビカメラが入った現場は地上400メートルの113階の工事現場。
骨格が完成し、これから内装工事が始まります。
まだ窓や外枠など全く入ってないので吹きさらし。
強風が吹いて飛ばされる可能性もあります。
そんな過酷で危険な中、ビルの外枠をはめ込む作業員たち。
とんでもない作業方法に見ている私が思わずすくんでしまいました。
作業員たちは世界の高層ビルを渡り歩いてきた専門の労働者。
一応命綱をしてるけど、地上400メートル、300メールの高層ビルが小さく見えるような
ギリギリの際での作業は足を滑らせば大きな事故・・・いやいや、死亡事故につながります。
来年の秋に完成が決まったけど、エマーム社からの変更が相次ぎ下請け業者は負担を強いられています。
工事を追いつかせる為には、人手が必要です。
今まで肉体労働として雇っていたインド人は今人材が集まらない。
それは、ドバイでの建設現場同士で争奪戦、
そしてインドでも経済が急成長し、ビルの建設ラッシュで労働者の確保ができなくなった。
それに、インドでは経済が発展し賃金も上がっきている。
家族と何年も離れて一ヶ月の給料が3万円で、ドバイまで来て出稼ぎ労働者をする人が
めっきり減ったのも原因のひとつ。
今まで労働者は世界から集まってきましたが、今はもう違います。

ドバイの人口140万の半数が、この街を作り支えているのは出稼ぎ労働者です。
月3万円でこの街を支えている労働者がいるかと思えば、何億と桁外れに儲けている人たちもいます。

1月23日、アメリカのサブプライムショックで世界中の株価が低下。
しかし、その日のドバイの終値は今までの最高価格。
世界のお金がドバイに集まってきています。
世界の投資家たちはドバイの不動産を買い求め集まってきます。
イラン人の資家は4年前に投資をはじめ、
2000万で買った物件の転売を繰り返り、今では資産が20億円!

そんなんやったら、私が2000年に行った時、10万円でも投資してたら
今頃私は超大金持ちになてったかも??
元値が10万じゃーちょっとリッチになったくらいか~
まぁ~、投資なんてする柄じゃーないんで夢物語ですね・・・

そのイラン人投資家はドバイに70軒もの物件を所有し、
ブルジュドバイの125階ワンフロア丸ごと26億円で買ったけど、オフィスを構える気など全くない。
完成したときには30億円以上になるから今は寝かせておくだけとか。

このような投資家たちばっかりいるドバイ。
ドバイのたくさんあるビルって実はほとんど使用されていなくて空っぽだったりして?
ビルさえ作れば企業が群がると思っていた大阪府の第3セクターと一緒。
ドバイの開発者たちも、奇抜な物をつくれば、人が集まると言いきっていました。
今のドバイは日本のバブル時代と全く一緒ですね。

ドバイがバブル弾けたらいいのに。
地震が起こればいいのに。
など私は全く思っていません。
できることならこのままアラブ人が世界一であり続けてほしいとも思います。
でも、急激な急成長など長く続きません。
どの国でも、今までの歴史上の国もそうだったように、
いつかは伸び悩み行き詰まるでしょう・・・

私はこれから先もドバイを注目していきたいです。

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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 沸騰都市 ドバイ ②
  • 2008年05月24日 (土)
  • 13時30分48秒
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