裁判傍聴 『恐喝』

大阪地裁に到着し、とりあえず、今やってるものを調べたものの、数がありすぎていったいどの調停に行けばいいのか悩んでしまう。
他の人たちは、慣れた様子で、ファイルの用紙を捲りながら、メモをとってサッと次の人に場所を譲る。
私もファイルを捲りながら、気になる裁判の時間、法廷の部屋番号をメモをとる。
4階、8階、10階と気になる裁判が行われていたが、まずは10階にある大阪高裁へ行くことにした。


『恐喝事件』

法廷に入ると、ちょうど裁判長が事件内容を淡々と言っている最中。

傍聴席には、定年退職をし、趣味で裁判傍聴をしているような男性たちが3名ほど。
裁判内容を必死にノートにメモってる若い男性が2名。

被告人は、30歳代の男性。
ちゃんとしたスーツを着用。

顔が見えるよう、部屋の後ろ端に座ることにした。
斜め後ろから見ると、えー本当にこの人が何か悪いことしたん?っていうような風貌。


裁判長は事件内容を読み上げ、最後に判決を言い渡し。
被告(犯人)は証人席に座らず、直立して手を太ももの横にピタッと沿え、真剣に聞いていた。

被告人の犯罪は、恐喝。
「ヤミ金融であくどい取立てで、200万円を恐喝し、人を脅し恐怖を与えた・・・」
裁判長の声が小さくちょっと聞こえにくい・・・

被告は、今回執行猶予付きで釈放。
裁判長が最後に、
「あなたには心配している奥さんや家族がいるでしょ。
奥さんは、何年かけても被害者にお金を返済するって言っていたので、
2人でまともに働いて被害者に誠意を尽くしてください。
あなたはしっかり反省しているようなので、これからはまっとうに生きていってください。
わかりましたね」

被告は深々と頭を下げ、法廷を後にした。
法廷を一歩出ると、そんなあくどいようなことをしていたとは思えない普通の人になっていた。

今日は、この人の判決の日だったんですね。

私の初めての裁判傍聴は、裁判官のやさしい言葉でした。




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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

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プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 2008年07月24日 (木)
  • 08時59分18秒
by AlphaWolfy
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