悪路のトレッキング

【ベトナム旅行記】 =トレッキングツアー12 悪路のトレッキング=

トレッキング2日目は朝から朝靄がかかっていて、空気が冷たく、とても冷え込んでいて寒い。
そして、霧のような雨が降っている。
トレッキング2日目 朝

手ぶらのジョーは、ジャージのポケットから歯ブラシを出し、歯だけは磨いていた。

朝、出発前にスーが「今日の道はすごいから、みんな杖を持ってる?」と一人一人に確認。
私は、「これがあるから大丈夫」と、Rickの登山用の杖を指した。
すると、スーは「これは彼の杖でしょ!今日のトレッキングはとにかく大変なんだから!」
そしてスーは、Rickの登山用の杖を先を見て、「この杖は良くない」と言った。
Rickあ然。
長さも調節ができる高そうな杖やのに、どこが良くないの!??

お父さんとお母さんは、竹を切り出し即席の杖を作ってくれた。
その杖は、先がむちゃくちゃとがっていて、まるで竹槍だ。
私とヴィーは竹槍を持つことにしたが、Richardとジョーは大丈夫と言って持たずに出発。

家を出発してすぐに昨日と道が違うことが分かった。
昨日は、舗装はされていないけどバイクも通る道だったけど、2日目はスタートから田んぼのあぜ道をひたすら歩く。
トレッキング 棚田と人
時には、棚田の縁の平行棒ほどしかない細い幅を歩いたりする。
少しでもバランスを崩し、足を踏み外せば下の田んぼに落ちてしまうし、
滑らないように足をうまく運ばないと、ぬかるんだドロドロの田んぼに足を突っ込んでしまうことになる。
もう足元しか見れない。
出発までは、寒さで震えていたが、必死に歩くため冷や汗が出てくる。
スーは、サンダルでスタスタと歩いて行き、着いていくのがやっと。
上の写真も、少し平坦な場所を確保し必死にカメラに収めた。

こんな道はまだ序の口。
途中、他のツアー客があぜ道で渋滞していた。
渋滞の原因は、道が寸断されていて、2mほどの深い溝になっていて、
下には水が勢いよく流れている。
飛び越えられる幅ではなく、一度溝に下りまた這い上がらなくてはならない。
粘土質の地面は、雨と流れている水でドロドロだし、滑りやすくなっている。
背の高い欧米人でさえも、一度溝に下りてもなかなか這い上がれないでいる。
「こんなの無理・・・」
思わず、恐怖心から弱音が口から出ていた。

少数民族の女性は、裸足にサンダルだけだったり、長靴を履いている人もいて、溝の下に流れてい水など気にせず足運びもうまくなんとか這い上がれるが、私は大丈夫だろうか・・・
みんなの足の運び方を見ていると私の番がきた。
先に渡った人たちが手を差し出してくれていて、何とか無事に這い上がることができた。

しかし、これで終りではなかった・・・
急な坂道は粘土質で滑る、滑る。
トレッキング R 2日目 悪路 2

トレッキング 道 悪路

トレッキング 道 黒モン族

靴はドロドロになり、鉛の靴を履いているように重い。
トレッキング 道 悪路1
こんな急で足元も悪い道とはいえないあぜ道を登ったり下ったり。
トレッキング 2日目 悪路 1
杖があってよかった・・・
竹槍のように尖った杖は、地面に刺すと滑ることがなく、軽くてとても使い勝手が良い。
スーがRickの杖の先が丸いのを見て「この杖は良くない」と言っていた意味がやっと分かった。

トレッキング 2日目 悪路2 
ここでは転倒者が続出。
そら滑るわぁ~

この写真でビックリしているあなた。
これらの写真は、まだマシ方なんですよ!
まだマシな所だから撮れたけど、もっとすごい悪路はカメラなど撮る余裕もないし、
足元が悪く写真など撮ってられないんですわ。
だから、実際はこんなもんじゃーないんです!!
これ以上の悪路が2時間以上も続くんですわ。
なんせ、すごいトレッキングでした・・・

こんな川が次々に出現。
トレッキング R 2日目  悪路・川


Richardは転倒してばっかりで、ズボンや靴はドロドロ。
川では足を滑らせ靴下までずぶ濡れ・・・
トレッキング リチャード1
途中、木々が生い茂っている所で、スーや他のガイドたちが持っていたカマで枝を切り、
即席の杖を作って、よく転倒する人に渡した。
Richerdはその杖のおかげで、今までのようにとんでもない滑り方をすることはなくなった。

私の足元。
トレッキング 自分の足
けっこうドロドロだけど、他の人たちに比べるとまだマシな方。

私は杖があるにもかかわらず、少数民族のおばちゃんに荷物を持ってもらい、
手をとってもらいながら歩くのがやっと。
この女性がいなかったら私は何度も転倒していたでしょう。
トレッキング R 2日目 悪路2
お別れの時、ブレスレットやカバンを出してきて物売りに変貌したけど、私は彼女にお礼として2$渡した。
彼女は、慌てて2$分の商品を私にくれようとした。
「この2$はあなたへのお礼よ。だから商品はいらない。」というと彼女は驚いていた。
私は彼女の助のおかげでこの悪路を乗り切ることができた。

が!しかし、まだ2日目の午前中だけど、もうヘロヘロ~
まだ午後のトレッキングが待っている。
恐ろしい・・・

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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 悪路のトレッキング
  • 2009年01月14日 (水)
  • 23時09分57秒
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