防水加工はもうこりごり

【ベトナム旅行記】 =防水加工はもうこりごり=

今から10年ほど前にA氏が買った60Lのバックパックを、私がたまに使用している。

ただ、さすがに60Lは大きい。
でも、「大は小を兼ねる」といわれるように、出発時はほとんど空っぽの状態だけど、
現地で買い物をいっぱいするから帰国のときにはパンパンになって帰ってくる。

そのバックパックは、日本のまともなお店で買ったもので防水加工も施されてあり
ちゃんとしたブランドで16000円ほどした。

がっ、しかし!
去年貴州省を旅したとき、リュックの中がなんだかボロボロと粉というか膜というか正体不明の物が出て、
ありとあらゆる物にへばりつき、私は旅行中ずっと悩まされていた。
謎の粉は、物や服、手に付着すると簡単には全部取れない。
タオル、バスタオル、服、全ての物にへばりつく・・・
ビニールに入れ、謎の粉から守るものの、今度はそのビニールに粉がへばりついて取れない。
私は毎日、宿で謎の粉を落とすのが日課になっていた。

原因はどうやら、リュックの内側に貼られた防水加工の膜が劣化してボロボロとはがれていたようだ。

バックパックを買い換えたいが、見た目はきれいし全く汚れてない。
破れて使用不可能ってわけじゃーないので、捨てるのももったいない。

前回の使用後、ずいぶん拭き取ったにもかかわらず、今回ベトナムに行く前、リュックの底をよく見ると
防水加工の膜が溜まっていた。
掃除機で吸ったり、雑巾で膜をふき取ったりと、出発前には何時間もかけてずいぶん改善した。

しかし、使用しているとやっぱりボロボロ出てくる・・・
今回は念のため、全ての荷物をビニールに入れ粉が持ち物に着かないようにしたが、
やっぱりダメだった・・・
私が何度もA氏に事情を訴えるものの、
「少しぐらい粉が付こうが使えるねんから使えや」と言われ、使い続けていた。

彼とハノイで合流し、大きなリュックを彼に持ってもらっていた。
大半の中身は私の荷物だったけど、彼も粉が付着するリックの中に自分の物を入れていた。

ある日の夜、A氏が叫んだ。

「うわっーーー!!なんやこれーーーー!」

「どうしたん?」

「リュックに入れてたものがすごいことになってるぅーーーー! このリュックなんやねん!」

見ると、私がいつも悩まされていた不気味な粉が彼の私物にへばりついていたが、
貴州省のときに比べたらどうってことない量で、私にしたらいつものことだった。

「だから言うてたやん。 このリュックを使うとこうなるって」

「こんなに酷いって言うてなかったやんけー」

「言うてたって・・・ でもあんたは破損してるわけじゃーないし使えって言うたやん。
これでどれだけ酷いか分かったやろ? もうここで代わりのリュック買って帰ろうや」

「ハノイで? こんなところで買ったらまたすぐ壊れるわ! 安物買いの銭失いや。
あぁ~あ・・・ 16000円もしたブランドのリュックやのに~ 
わぁっーーーー!  
Meid in Vietnam って書いてるぅーーーーー!!

だからこんなことになるんやーーー」

「いまどきのブランドっていうたって、中国やベトナムで作られてるねん。
日本でいいものと思って買ったって、結局はMeid in Vietnam か Meid in China やねんて。
同じもの買うのなら今、生産国に来てるねんから、買って帰ったらいいやん」

上海で買った小さく程よいバックパックも持っていて私はとても使い勝手よく気に入っている。
しかし、A氏は気に入ってないのか、こんなことを言った。

「上海で買ったリュックあるけど、やっぱり中国産だけあって、バックルが逆についてたやん。
またベトナムで買ったら失敗するに決まってる。
それに、肩紐の所がもう敗れてきてるから、やっぱ安いのはあかんのや!」

「あの肩紐はあんたが片方の肩だけで持ち運ぶからやん!
重い荷物なんやから、ちゃんと両肩で背負うようにして大切に扱わなあかんわ!
それに、あのバックルは、私らがちゃんとチェックせずに買ったのが悪いんやん。
バックルが逆に付いてようが、そんなに支障はないしどうってことないやん」

「俺が原因か?」

「そうや。
今は、生産国に来てるねんでー 日本で買ったら1万円以上するリュックが半額以下で買えるねんで!
買って帰るべきや! 後で後悔するで!」

「んーーー しゃーない・・・」

私の説得にやっと彼も渋々納得し、リュックを買いに探しに行った。

ハノイの卸問屋、ドンスアン市場へ行った。
ここは小さな店がいくつも軒を連ねていて商品も大量に仕入れる人でごった返している。
カバン屋を探し、やっと理想にピッタリのバックパックが見つかった。
日本で16000円で買ったバックパックには、ポケットが1つしかなかったけど、
今度のバックパックは、大きいものから小さいポケットもいくつもある。
それにリュック全体を覆うカバーまでも付いている!
今度は購入前に念入りにバックルなどチェック。
どこも異常はない。
今度は、防水加工もしてない。
こんなに理想ピッタリのバックパックと出会えて嬉しくてたまらない♪

早速、お店の人と値段交渉。
店員は450,000ドンを提示。
電卓をたたくと450,000ドンは2400円ほど!!
私たちは、5000円で買えるように交渉しようと思っていたから、最初から希望の半額以下の提示に仰天!!

すると、慌ててまた電卓をたたき料金を提示した。
今度は、な、な、なんと!!
420,000ドン(2210円)と提示した。
店員は、私たちは高くてビックリしたのかと思ったみたいで、さらに低く提示してきた。
この店員はどこまで私たちをビックリさすんや~~

さらに交渉したらもっと安くなってたかもしれへんけど、こんなに安かったら値切るのも気が引けるし、この料金なら十分満足♪
快く了承した。

さっそく宿に戻り荷物を詰め替えると、以前のリュックと同じ60Lのはずなのに、
新しいリュックの方が横幅が少しあり、こっち方がたくさん入る!!
さらに現地で買い物をしてしまいそう~

2210円の新しいバックパック。
P1041768.jpg
見た目は小さそうやけど、60Lもあって結構大きいんですわ。

早くこのバックパックを使いたいなぁ~



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プロフィール

かおり

Author:かおり
旅が大好きで、気がつけば50数カ国旅をしています。2006年念願だった旅行記を出版。
多くの人に旅の魅力やイスラムの国々の良さを知ってもらおうと、書著「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を書きました。
2008年に第2弾となる「中国編」を出版。

最寄の書店での注文、もしくは上の“おすすめ商品!”の「やっぱり旅はやめられない」をクリックしてみてね!

プロフィール写真は、私本人ですが実物はまるで違います…あしからず。

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  • 防水加工はもうこりごり
  • 2009年02月12日 (木)
  • 12時21分31秒
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